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何度抜いても生えてきて、庭木や家にさまざまな被害を及ぼすツル植物。そんなツル植物を退治する、目からウロコな駆除方法を教えてくれる動画が「こんなやり方があったのか」「ものすごく勉強になった」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で35万回以上再生されています。
放置厳禁、実は危険なツル植物
動画を投稿したのは、愛知県に密着した便利屋「よろずや桃」が剪定・伐採・草刈りの作業を請け負う様子を発信するYouTubeチャンネル「よろずや 桃ちゃんねる」(@yorozuyamomo)。以前には、草ボーボーでジャングルになってしまったお庭を“庭じまい”する様子が注目を集めました。
今回は、自宅の庭周りでよく見かけるツル植物の撃退方法を教えてくれる動画です。「そういえば見たことがあるけれど、気にしたことがないな……」と放置している方も多いというこの植物は、放置しておくとかなり危険なようで……?
ツル植物を放置してはいけない理由
ツル植物を放置してはいけない理由の1つ目は「庭木や家に被害が出る」から。植物は生きるために光合成をしており、そのためにどんどん上に伸びる性質があります。普通の木であれば幹を太らせてゆるやかに成長していきますが、ツル性の植物は自分の力だけでは上に伸びることができません。
そのため近くにある木、フェンス、外壁を利用し、一気に上へと伸びていきますが、その際に他の植物に覆いかぶさってしまうことも。すると、覆われてしまった側の木は暗くなって光合成ができなくなり、風通しも悪くなって病気になったり弱ったりして結果的に枯れてしまうことがあるのです。
また、中には気根という特殊な根を出し、外壁に吸い付いて屋根まで一気に上っていくものもあります。そうすると外観が悪くなるだけでなく、外壁などが傷むという被害も出てきます。
ツル植物を放置してはいけない理由の2つ目は「危険なハチなどが発生する」から。ツル植物にも他の植物と同様に花や実が付きますが、それらにハチが寄ってきてしまうのです。寄ってくるのはミツバチのような比較的おとなしいハチだけでなく、ときにはアシナガバチやスズメバチなどの毒を持つハチがやってくることもあるのだとか……。
そのハチを捕食するために鳥がやって来て、他の場所で食べた植物の種をフンと一緒に落としていくことがあります。するとその種が発芽し、植えていないはずの植物が発芽してしまうという二次的な被害が発生することもあるのです。
ツル植物を放置してはいけない理由の3つ目は「侵略エリアが広がる」から。ツル植物が生えてから1~2年目であれば比較的簡単に駆除ができますが、実際は10年以上放置しているお宅も多いのだとか。放置した時間が長すぎると、ツルを剥がすために庭木を伐採せざるを得なくなることがあります。
ツル植物を放置してはいけない理由の4つ目は「見た目(防犯)がよろしくない」から。ツル植物が生えると単に美観を損ねるのはもちろん、手入れが行き届いている家と荒れた印象の家では、後者のほうがより隙があると感じられるものです。犯罪者もそういったところを観察しているといわれているので、犯罪を寄せ付けないためにも早めにツル植物の対処をしておいたほうがよさそうです。
ツル植物の具体的な駆除方法
ツル植物を放置してはいけない理由を説明した後は、具体的な駆除方法を紹介していきます。ツル植物は大きく分けると「草のタイプ」と「木のタイプ」に分けられますが、どちらのタイプでも基本的な駆除方法は全く同じです。
ツル植物を駆除するために必要なアイテムは、ゴム手袋とグリホサート系の除草剤、除草剤を入れる容器、剪定バサミ、絵筆の5つだけ。容器やハサミ、筆に関しては100均の物でも構いません。
まずは垣根として植えられているカイヅカイブキに巻き付くように生えている、アオツヅラフジという木のタイプのツル植物を駆除します。上のほうにあるツル植物らしい葉っぱやツルは放置し、下のほうにあるツル植物が生えている場所を探してください。
生えている場所を見つけたらツル植物の茎を根元の近くで切り、切り口に除草剤の原液を塗ったら作業は完了。驚くことに、たったこれだけで完璧に枯れてくれるそうです。
続いてノブドウというツル植物の駆除を行います。こちらも上の部分は枯れてからのほうが剥がしやすいので放置し、先ほどと同様に根元を探して切り、切り口に除草剤を塗ったら作業完了です。ツル植物だけではなく、勝手に生えてきた細くて小さな木も同様の方法で刈らせます。
この方法でツル植物を駆除する際の注意点としては、「切ったらすぐに除草剤を塗る」ことが挙げられます。植物の切り口は時間の経過とともに修復され、除草剤の成分が中に入りにくく、効果が出にくくなってしまいます。そのため除草剤は切る前に準備し、切った直後に除草剤を塗ってください。
また、この方法を使うことで周辺の植物に影響が出るのではないだろうかと心配に思う人もいることでしょう。しかし除草剤といってもごく少量しか使わないため、周囲の植物に影響が出る可能性は低いと考えているとのことです。
厄介なツル植物「ヤブガラシ」の駆除方法
この方法でほとんどのツル植物を枯らせますが、中には少々厄介なものがあると話す投稿者さん。代表的なのは草タイプのツル植物「ヤブガラシ」で、この植物の花はハチから大人気なのだとか。さらに除草剤を切り口に塗れば地上部を枯らせますが、地下茎を伸ばして繁殖するタイプの雑草なので、地下茎を退治しない限り無限に再生してしまうのです。
ヤブガラシを駆除する場合はこれまでと同様にどこから出ているのか探し、地面から30センチくらいのところでカット。そして植物用アンプルなどの容器の中に除草剤の原液を入れ、その容器の中にヤブガラシのツルを差しておきます。するとツルが除草剤を吸って地下茎が枯れていくので、テープなどで入口をふさぎ、雨水などの侵入を防いでおくとよいとのことでした。
ツル植物は葉っぱやツルを取り除いてもすぐに再生してしまう厄介者ですが、植物なので必ず地面から伸びています。そのため元を探して退治することが、根本的な解決方法となってきます。元を探し出すのは言うほど簡単なことではないけれど、庭木や家を守るためにもぜひ今日からやってみてほしいと話す投稿者さんなのでした。
「目からウロコ」「早速やってみます」と反響
ヤブガラシなど厄介なツル植物の撃退方法に、コメント欄では「これはスゴイ」「ツルに困っていました。目からウロコ、大変参考になりました」「早速やってみます」「放置してるとどんどん面倒くさくなりますね」「上部は放置していいというのは、いいアイデアですね」「いたちごっこしていました。今度こそ!」といった声が寄せられています。
よろずや桃の活動は、YouTubeチャンネル「よろずや 桃ちゃんねる」やInstagram(@yorozuya_momo)、TikTok(@yorozuyamomo)で発信中です。
「よろずや 桃ちゃんねる」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「よろずや 桃ちゃんねる」(@yorozuyamomo)
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