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ヤフオクで手に入れた鉄瓶、まずは状態を確認

落札した鉄瓶
(1/10)「Yahoo!オークション」で落札した鉄瓶には、伝統的なあられ模様があしらわれていました。注ぎ口や底、中のホーロー、フタの裏側などにはサビも見られます
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各所のサビ落としから行う

中のサビをホーローごと落としたところ
(2/10)まずは鉄瓶の中に広がったサビを落とすため、サンドブラストを使用。ひび割れたホーローごとサビを取り除き、内部をきれいな状態へ戻していきます
フタの右側はサビを落とした箇所
(3/10)フタはバーナーであぶってサビを浮かせてから、ブラシで削り取ります。右側のサビを落とした部分からは、鈍い銀色をした鉄の素地が現れました

鉄瓶に新たな表情を与える、下地づくり

番茶をかけて酸化皮膜を作る
(4/10)サビを落とした鉄瓶には、番茶を煮出した液を使って酸化皮膜を作ります。鉄とタンニンを反応させ、サビ止めと漆の食い付きをよくする大切な工程です
乾燥させるとこんな色味に
(5/10)約10分ほど番茶の液をかけてから、お湯ですすいで乾燥させます。乾いた鉄瓶はグレーがかった黒色に変化し、酸化皮膜がきれいに付いたことが分かります

仕上がりを想定して色を作り漆塗りを行う

漆塗りの様子
(6/10)次は漆塗りの工程へ。鉄瓶を少し熱して漆を塗りやすくし、焼き付け後の色の変化も考えながら調色した、黒寄りの茶色の漆を丁寧に塗っていきます

オハグロ掃きで最終的な色味を決める

乾燥炉で2時間ほど焼き付ける
(7/10)漆を塗り終えた鉄瓶は乾燥炉へ。約2時間かけて焼き付けることで漆を定着させ、ここからオハグロ掃きによる着色へと進んでいきます

重ねる着色、そしてよみがえった鉄瓶

バーナーで加熱
(8/10)オハグロを定着させるため、鉄瓶をバーナーで先に加熱。わらを束ねたものに染み込ませたオハグロ液を手早く掃き、表面に新たな色を重ねていきます
黄色のサビも加えて色味を調整
(9/10)さらに黄色のサビやグレーの泥も加えながら、鉄瓶全体の色味を調整。オハグロは一度で理想の色にならないため、根気よく表情を整えていきます

ついに完成!

完成!
(10/10)最後に余分なオハグロを拭き取り、鉄瓶が完成。重厚感のあるサビ色に仕上がり、光の角度によって伝統的なあられ模様がキラキラと浮かび上がります

「髭の着色職人」動画まとめ

動画提供:YouTubeチャンネル「髭の着色職人」(@iromasa_ch)

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