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ねとらぼ
2026/10/18 10:00(公開)

何もなかった山が1年後…… 30代パパが作った目を疑う“現在の姿”に「お城みたい」「一人でこれをやるなんて」

Googleで優先するソースとして追加

 森を切り開いて、石垣に囲まれた広場を作っていくお父さんの動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で40万回を超えており、「お城みたい」「一人でこれをやるなんて」と注目を集めています。

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森を家族で楽しみたい

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「きこりパパ / 森と小さな暮らし」。投稿者さんは人の手が入らなくなって荒廃した里山の開拓に取り組んでおり、自然豊かな森での暮らしや木こりとしての仕事の様子などをVlogの形式で発信しています。

 薪や木工品の元となる樹木が採れるこの森は、投稿者さんにとって大事な仕事場ですが、ゆっくりとした時間を過ごせる憩いの場でもあります。さまざまな景色を見せてくれるこの森を家族と一緒に過ごせる場所へ変えたいと考え、見晴らしの良いエリアを切り開いて広場を造ることにしました。

荒れた里山を切り開く投稿者
木こりのパパが広場を造る!

 今回の動画は2025年の春からこれまで行ってきた作業をまとめた総集編。斜面だらけで歩きにくい場所を広場とするべく、まずは一帯に広がっているヤブを伐採していきます。比較的平らな場所に生えている木も、斜面に生えている木も全てチェーンソーで切り倒し、カットした幹や枝は束ねた状態で1カ所にまとめました。

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重機を使って石垣造り

 広場造りで最も重要な工程は、大きくて丈夫な石垣の構築です。ユンボで谷側の斜面に穴を掘り、この穴を埋めるように巨岩をセット。バケットを器用にコントロールして岩の位置を微調整したら、その周囲に土を埋め戻して土台を作ります。土台となった岩の上に時にはユンボを使って、時には自力で別の岩を積み上げて少しずつ石垣を構築。積んだ岩と広場の間には大きめの石と土を一緒に仕込んで排水性を高めておきます。

広場の端に埋めた大きな岩
岩をユンボで埋めていく

 土地をならす過程で出てきた岩や石は後で使いやすいよう、それぞれの場所にまとめておきます。そしていざ運ぶとなったときはキャリアダンプの出番。ユンボを使ってたくさんの石や土をダンプの荷台へ移した後、今度はダンプを操って現場まで運びます。採掘から運搬、石垣の構築までこなすのは大変ですが、これも森の景色をみんなで楽しむため。遠くまで山が連なっている絶景を見ながらお昼休憩を満喫し、午後の作業に備えます。

土と石を運ぶキャリアダンプ
キャリアダンプで石垣の近くに輸送
大きな岩の上に乗って昼食を取る投稿者
絶景を見ながらの食事

 森を切り開いていると、時には非常に幹が太い巨木と出会うこともあります。これまでに切った木と同様に伐採し、あちこちから伸びている太い枝も1本残らずカット。見事な丸太に変えてしまいました。

自力で石垣に乗せた岩を調整
少しずつ高くなっていく石垣

 木の伐採と石垣造りが一通り終わり、「広場(仮)」が完成。車と棒を使って簡易的なテントを張り、キャンプ用のイスに腰かけて美しい景色を眺めます。その傍らに置いたのは、とても平べったくてテーブル向きな岩。飲み物を入れたカップを置くのにピッタリです。

簡易テントの下でくつろぐ投稿者
仮の広場ができた!

広場の拡張と新しい石垣

 そして年が明けた2026年の夏。投稿者さんは広場の拡張工事を始めました。巨大な木の根っこをユンボで取り除いたら、再び斜面を掘削。これまでの作業で仕分けておいた岩の中から良さそうな物を選び、どんどん新しい石垣を構築していきます。

上空から撮影した広場を拡張していく様子
平らな場所をさらに広げていく

 将来的には緑豊かな広場となるよう、土壌の改良もやっておきます。広場一帯を掘り返し、木工品を作る工程で生じた木くずなどを散布。地面にすき込み、微生物に時間をかけて分解してもらいます。また、掘り返す作業で出てきた石はきちんと取り除き、石垣の方に寄せておきました。

 採掘時に出てきた岩や石の数はかなりのもので、広場の拡張工事に使ってもまだまだ残っています。そこで今度は山側の石垣造りを行うことに。こちらは2段構成にする予定で、まずは1段目の石垣から積み上げていきます。必要に応じて斜面を崩しながら、むき出しのままだった地肌を覆うように岩を設置しました。余った岩石は隅に集めて、最後にユンボを走らせて周辺の地面を平らにしておきます。

 重機が通れるだけの幅は確保してあるので、2段目の石垣構築でもユンボとキャリアダンプが大活躍。1段目の上に設けた道を通って広場と現場を往復し、運び込んだ岩石を使って最後の石垣を造り上げました。

上空から撮影した広場を拡張していく様子
平らな場所をさらに広げていく

 ここで、これまでの開拓作業で伐採した樹木を材料にして、枯れ木や枝などを土に埋めて作る畝「ヒューゲルカルチャー」を山側の石垣手前に設けることとしました。まずは短くカットした丸太を石垣の前に配置。その上には枝を置き、さらにその上には黒土を落とした木の根っこを乗せました。これらをせき止めるように小さな石垣を組んだらヒューゲルカルチャーの完成。前側が石で覆われていることもあり、そのビジュアルは“巨大な花壇”のようです。

木の枝や根を積み上げたヒューゲルカルチャー
枝などを敷き詰めて「森の畑」を構築

出来上がった広場にびっくり

 コツコツと開拓を続けたことで、木に覆われていた山の斜面が歩きやすい広場へ大変身! この場所を家族と過ごす拠点にするべく、夢だったウッドデッキ付きの小屋も建てることにしました。建築士との入念な打ち合わせで位置や大きさを決めたので、2027年は自分で切った杉を使って小屋作りに挑むとしています。

森の中に構築された広場
次はここに小屋を建てる!

 森の中に広場が構築されていく光景には、「すばらしい仕事ぶりです!」「林道を作りロケーションの良い平場に小屋造りですかすごいですね」「やってること業者で草 本格的すぎる」「すごい、お城みたいだし、石積みがキレイすぎる」「すごいな。一人でこれをやるなんて。カネ、時間、体力、技術、意思。すばらしいです」「石垣の裏側に小さな小石を入れる排水のシステム理解してる人じゃないとできないよねすばらしいです」「プロすぎる……これからの1年が楽しみ」など驚きの声が多数寄せられています。

 投稿者さんがこれまでに実施してきた広場構築や建材作りなどの詳細は、YouTubeチャンネル「きこりパパ / 森と小さな暮らし」で公開中です。

画像提供:YouTubeチャンネル「きこりパパ / 森と小さな暮らし」(@kikoripapa.)

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