「ワイプアウト ピュア」でエンドルフィン出っ放し:レビュー(1/2 ページ)
プレイステーションのタイトルとして登場し、その浮遊感とスピード感がたまらなく気持ちの良いレースゲームとして評判になった「ワイプアウト」シリーズ最新作「ワイプアウト ピュア」が、PSPに登場した。内容はもちろんのことだが、実は内蔵されたブラウザが……。
エンドルフィンが出るまで、スピード感を味わえ!
ワイプアウトシリーズといえば、その独特の操作感覚と浮遊感・それに加えて未体験のスピード感が味わえるとあり、海外のみならず日本でも根強いファンを獲得している。その最新作となるのが、4月7日に発売されたばかりの「ワイプアウトピュア」だ。
PS2で表現された、あの美しいグラフィックや操作感がどうなっているのか? 今作のテクノサウンドは、どんなリズムを刻んでくれるのか? それら注目すべき点を、一つずつチェックしていこう。
基本的なルールは、通常のレースゲームと同じ。制限時間内に、良い順位でゴールにたどり着くのが目的だ。コース上には、踏むと一瞬加速する加速グリッドと、各種アイテムが得られるアイテムグリッドが用意されている。アイテムグリッドの上を通過してゲットしたアイテムは、□ボタンでいつでも使用可能だ。
アイテムの種類には、主にライバルを攻撃するものと、クラフト(自機)をサポートするものがある。アイテムを臨機応変に使いつつ、1位の座を目指して飛ばしまくろう。ただし、ライバルの攻撃を受けたりコースにぶつかると、クラフトに備えられたシールドのエネルギーが減少してしまい、シールドメーターが0になってしまうと、クラフトが爆発してレース終了となる。シールドメーターを回復させるには、アイテムを□ボタンで使わずに、○ボタンで吸収してしまえばいい。
ざっと概要を説明してきたが、ワイプアウトシリーズといって、まず思い出されるのは独特のスピード感だろう。通常のレースゲームでは味わえないような、あの疾走感。それは、PSPになっても健在だ。最初から選択できるヴェクタークラスは、それほどのスピード感はない。しかし、次のヴェノムクラスからは、驚くほどスピード感がアップしていく。なお、クラスは最初、ヴェクターとヴェノムが用意されている。さらに、クラスごとにアルファ・ベータ各リーグが選択でき、トーナメントモードで両リーグ共に3位以内でクリアすると、チャンピオンシップサーキットが登場。ここを見事に3位以内でクリアすると、新しいクラスが出現して遊べるようになっている。
最初に用意されているヴェクターとヴェノムクラスはともかく、条件を満たすと登場するフラッシュクラス以上になると、ものすごいスピード感がプレイヤーを襲う。クラフトは、スピードが速いがグリップ力がなかったり、シールドが丈夫な代わりに足が遅いなど、バリエーション豊かな8機種から選択できる。しかしここまでくると、どんなに遅いクラフトを選んでも、とにかく早い。ほとんど暴れ馬に乗っている感覚だ。だが、プレイヤーが操作に慣れて一線を越えた瞬間、その速さが快感となって脳内を襲う。自己陶酔しながら、クラフトを操るようになるのだ。このスピード感をPSPという小さなハードウェアで表現したというのは、まさに「スゴイ」の一言に尽きるだろう。
また、もう一つの特徴であるBGMも、体が自然と動き出してしまうようなテクノが奏でられている。とはいえ、曲に関しては好みの問題もあるので、善し悪しを判別するのは難しいところ。個人的には、ちょっとゲーム色が強すぎるように感じてしまったので、もう少し上品でも良かったのでは? と思った。もっとも、その方がゲームの雰囲気にはマッチしているので、よりシンクロしやすかったことは確かだった。
操作感覚は人によりけり
レースゲームでは、その操作性も重要なポイントになってくる。従来は、プレイステーション付属のパッドでプレイできたが、本作ではPSPを握ってクラフトを操作することになる。PSのコントローラと違い、PSPは扱うユーザーの手の大きさによって、操作感覚が異なってしまうのが難点だ。私が長時間プレイした場合は、本体の持ち方がいびつになり、途中で指が痛くなってしまった。操作しやすい場所にある方向キーと違い、アナログスティックはその下に位置する。そのため、どうにもしっくりこない。また、右手親指の第1関節で×ボタンを押していたため、Rボタンが非常に押しづらく感じた。とはいえ、この辺りは人によって変わってくるはずなので、事前にアナログスティックとボタンを操作してみて、操作感覚をつかんでおくと良いかもしれない。
初期状態では、コースやクラフトは少ないが……
購入時点では、用意されているコースは8つでクラフトも8種類と、物足りなさを感じるかもしれない。そこで注目を浴びるのが、本ソフトに用意された“ダウンロード”という項目。
あらかじめ無線LANの設定を済ませておけば、ダウンロードを選択するだけでワイプアウトピュア公式サイトを訪れることができ、コースやクラフトをダウンロードできるようになっている。ただし、現時点では用意されたコースやクラフトは少ない。これから続々と増えていくはずなので、公式サイトをまめにチェックしておくと良いだろう。
さらに、本作にはバッファローのAOSS機能を搭載した「AirStation」シリーズ又は、NECのブロードバンドルータ「AtermWR6600H」などに対応したプリセットが、あらかじめ収録されている。無線LANの設備が自宅に無いという人や、無線の設定は難しくて……と尻込みしていた人でも、どちらかの機種を購入して自宅のブロードバンド環境に接続すれば、あとは両製品に用意されているボタンを押すだけで、自動的に設定が終了しPSPをインターネットへ接続できるようになる……というふれこみが、この2機種なのだ。しかし、本当にそんな都合良くいくの? とは、誰しもが思うはず。そこで実際に、筆者宅に機器を持ち込んで実験してみた。
そのうたい文句はダテじゃなかった! これなら設定で悩む必要ナシ!!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
-
「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
-
友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
-
後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
-
毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
-
「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
-
「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
-
余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」