新たなスタートに岡本吉起氏も幸せいっぱい――「GENJI」発売記念サイン会

SCEJと岡本吉起氏率いるゲームリパブリックとのコラボレート第1弾タイトル「GENJI」がついに発売。本作にかける意気込みを伝えるためか、岡本氏自らが登場した発売記念サイン会の模様をお届けする。

» 2005年06月30日 15時05分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 既報の通り、プレイステーション 2用ソフト「GENJI」の発売を記念して、ゲームリパブリック代表取締役、そして本作のエグゼクティブディレクターを務める岡本吉起氏のサイン会が都内にて開催された。

photo 会場となった新宿さくらやホビー館には「GENJI」の特設コーナーが

 SCEJと岡本吉起氏率いるゲームリパブリックとのコラボレート第1弾タイトルとなる「GENJI」は、日本の歴史や文化、英雄といったテーマを元に制作されたアクション・アドベンチャー。

 プレイヤーキャラクターには義経と弁慶という2人が用意されており、それぞれを使い分けながら、打倒平氏を目指し戦うこととなる。ストーリーは史実をモチーフに、ゲームならではのファンタジー要素が加えられており、神秘の力を持つ石「天鋼」(あまはがね)を軸とし、義経・弁慶と平氏(平清盛)との戦いが描かれている。

 また、「天鋼」はゲーム内のキーアイテムとしても登場し、こちらを所持することで相手の行動を見切る「神威」アクションが発動し、爽快感ある殺陣の動きを堪能することができるのが特徴だ。

photo 「神威」アクションが発動

 そんな注目のタイトル、ましてや岡本氏自らがサイン会に登場するとあって、あいにくの雨にも関わらず、朝早くから熱心なファンが集合。登場した岡本氏もまずは「皆さん、雨の中わざわざありがとうございます。」と感謝の言葉を述べていた。

photo 雨が降っていたため、サイン会自体は店舗内で実施

 次に岡本氏は本作について、「前の会社をやめてちょうど2年で1本目のタイトルを発売することができ、何か因縁めいたものを感じています。今日は幸せな気持ちで一杯です。パッケージもゴールド、値段もSCEJ(からの発売)として高めに設定されてますし、テレビCMもド派手なもので、自分の中では恐縮する反面、逆に恥ずかしかったりします。ゲームのデキ自体は悪くないと思いますので、ぜひたくさん遊んでいただければと思います。よろしくお願いします。」とコメントしていた。

photo ゲームリパブリック代表取締役であり、「GENJI」エグゼクティブディレクターの岡本吉起氏

 なお、サイン会自体は購入したばかりのソフトや、同日発売となった攻略本に書いてもらう人がほとんどで、岡本氏はひとりひとりと言葉を交わしながら、イラスト入りの丁寧なサインを行っていた。

photo 1番に並んでいたのは、何と赤ちゃん連れの主婦の方だった
photo 全体的に女性が多かったのが印象深い。これは義経効果によるものか、それとも岡本氏のカリスマ性なのか……

 本作の発売をもって、いよいよ本作的始動を開始したゲームリパブリック。今後のラインアップも気になるところだが、まずは本作をプレイし、岡本氏の目指す新しいゲームの一端に触れてみてはいかがだろうか。

(C)Sony Computer Entertainment Inc.


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