ポケモンカードゲームのワールドチャンピオンシップを開催

「ポケモンカードゲーム」の世界大会となる「ポケモンカードゲーム ワールドチャンピオンシップ2005」が、8月20日、21日の日程で、アメリカ・サンディエゴにて行われた。28カ国から446名の選手が参加。日本からも29名が参加した。

» 2005年09月22日 19時30分 公開
[ITmedia]

 2004年に引き続き行われた「ポケモンカードゲーム ワールドチャンピオンシップ2005」(以下、WCS2005)。世界28カ国から、各国の予選を勝ち進んだ選手が参加し、戦いに挑んだ。

 日本からは、「バトルロード スプリング★2005」の各地区優勝者(ジュニア、シニアリーグのみ対象)と、プレーヤーズ会員からの抽選に加えて、2004年の各リーググランドチャンピオン/ワールドチャンピオンシップ上位入賞者が参加した。

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 今年は北米からの参加者も事前にデッキ構築を相当研究してきたようで、上位プレーヤーのレベルが拮抗。個性的なデッキが多い中、日本の公式大会でも見かけるデッキ構成でプレイする選手もいた。

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優勝者に贈られるトロフィー

 日本人選手は、相手のデッキとの相性や、デッキがうまく機能しない「事故」に苦戦。結果として、昨年よりも上位入賞する人数は減ったものの、十分健闘したと言える内容となっている。

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 WCS2005では、大会のほかクリエイターサイン会も開催。サイン会の人気は非常に高く、長蛇の列をなしていた。このほかにも自然発生的なフリー対戦が、日本人と海外の選手との間で行われたり、2004年のチャンピオンや2005年の上位入賞を果たした日本人選手がカードにサインを頼まれるなど、国際大会ならではの光景も。日本語のカードは大変人気があり、日本人選手のまわりはいつもトレードを希望する海外の選手が多数取り囲んでいた。

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PCLも歓声を持って迎えられた
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サイン会に登場したイラストレーターの杉森建さん(左)と吉田宏信さん(右)

 大会と前後して4日間、子供達は本当に寝る間を惜しんで対戦し、トレードし、通訳もほとんどいない状態で各国の選手達と交流を深めていた。年齢を問わず、各国のプレーヤーがポケモンカードゲームを通じて、まさに“国際交流”が行われている会場の雰囲気は、大変素晴らしいものとなった。

 2006年は、同時期にロサンゼルス・アナハイムにて開催が決定している。

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屋外ではピカチュウやゴンベがお出迎え
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今回の日本人選手たち
世界大会本選参加者数446名(2004年319名)
- ブロック1(10歳以下)165名(2004年86名)
- ブロック2(11-14歳)151名(2004年106名)
- ブロック3(15歳以上)130名(2004年127名)

参加国28ヵ国(2004年 25ヵ国)順不同
アルゼンチン
オーストリア
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
カナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エクアドル
フィンランド
フランス
ドイツ
イタリア
イスラエル
日本
マレーシア
メキシコ
ニュージーランド
ノルウェー
フィリピン
ポルトガル
シンガポール
スロベニア
スウェーデン
スイス
イギリス
アメリカ

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