レビュー
» 2005年11月17日 09時28分 公開

「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.」レビュー:ファーストしか認めないとか言う前にまずやってみろ (3/3)

[篠崎薫,ITmedia]
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標準ゲーム難易度としては、ちょっと高め

 どの機体も方向キーで移動でき、敵が現れたらショットを撃つか、距離が近いときは格闘で戦う。これを繰り返し、敵機体の体力を0にすれば1機撃破となる。しかし、思った以上に敵が賢く、序盤から苦労することも少なくなかったように思う(PH16入る)。どうやら3面、6面、8面が山のようで、この辺りでゲームオーバーの確率が高いような気がした。

 また、自機が強いほどやられたときの戦力ゲージの減り具合も多いため、一度倒されると次に味方機がやられただけでゲームオーバー、などということもありうる。よほどの腕前が無いと、ランクSEEDでのクリアは難しいかもしれない。

 というか、1人でプレイしているだけではテクニックが覚えられないため、どうしても先行きが頭打ちになってしまう。ゲームセンターに出向いて上手い人の技を盗んでこないと、1コインクリアは難しいだろう。家庭用だから無限にコンティニューはできるが、そうするとステージクリア後に表示されるランクが下がってしまうので、いつまでたってもEXステージがプレイできないのだ。もっとも、永遠にコンティニューできるからと言って、必ずクリアできるとは限らないのだが。

選択したパイロット次第で、強敵が出現することも。最初は様々なキャラで何度もプレイして、楽なルートを探し出してクリアを目指すのがいいだろう
早く、かつ少ないダメージで倒すほど、評価は高くなるようだ。そのため、時間ギリギリでクリアするステージが多いと、ランクSEEDへは届かない
シールドを持っている機体ならば、敵の攻撃をガードできる。ただし、瞬間的に↓↑と入力しなければならないため、なかなかうまくいかない。これが確実に出せるようになると、かなり楽に戦えるかもしれない

 難易度は、タイトル画面から各種設定で変更できるので、ダメだと思ったら一番優しい設定でオールクリアし、機体を出現させたら元に戻すなんて手もある。基本的な難易度がアーケードに合わせてあるので、難しいと言えばそれまでなのだが、これでクリアできればゲームセンターデビューも近づくので、できれば頑張ってプレイしたいところ。

 とはいえ、覚醒を使ったキャンセル技などをマスターしない限り、まずボコボコにされて帰ってくるのがオチ。みっちり練習して、さらに息の合うパートナーを連れ立つことが、アーケードで勝つコツと言えよう。自宅で遊ぶにしても協力プレイの方が、操作出来ないコンピュータパートナーよりクリアしやすいことは確かだ。もっとも、アーケードで遊ぶために買う人の方が少ないのかもしれないから、余計なお世話ということになるのだろうが……。

覚醒は、使いどころが重要。溜まったからといって、すぐに使ってしまうのは考え物だと思った。とはいえ、この考え方が正しいかどうかは不明
原作好きな人には、こういった細かいシチュエーションなどが再現されているのは、高ポイントになるだろう

 と、ここまでゲームを中心に見てきたわけだが、ガンダムSEEDを全然知らない人でも、格闘アクションが好きならば間違いなくハマる。実際に、当初は食指が動かなかった人間が原稿を書くためとはいえ、こうしてズブズブとハマっているわけだから、アニメの経験はまったく関係なし。もちろん、知っていればより楽しめるのだろうから、分かるに越したことはない。実は、ガンダムSEEDは全話ビデオに録ってあるので、これをきっかけにガンダムSEEDを見てみよう、そんな気にさせてくれるほど、魅力ある1本だと言える。

 このジャンルのゲームとしては、個人的に久々のヒット作ということで、アクションゲームに飢えていた人には間違いなくお勧めできるだろう。11月後半には連休もあるので、1日中本作を遊び倒すのも悪くない……かもしれない?

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.
対応機種プレイステーション 2
メーカー販売元:バンダイ/開発元:カプコン
ジャンルチームバトルアクション
発売日2005年11月17日
価格7140円(税込)
人数1〜2人(ネットワーク機能非対応)
(C)ージェンシー・サンライズ・毎日放送


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