“三成に過ぎたるもの”島左近が関ヶ原を呑み干す? 「戦国無双2」に参戦(1/2 ページ)

「三成に過ぎたるものがが2つあり。島の左近に佐和山の城」と称されるほどの島左近がここに参戦を表明。その不遜な顔つきから一筋縄ではないことがうかがえる。そのほか、武田信玄公のお姿も!?

» 2006年02月06日 23時17分 公開
[ITmedia]

 急遽、異例の発売日前倒しを表明した「戦国無双2」だが、まだまだ隠されている武将がいるとのこと。関ヶ原が戦場に加わったことで、かねてから噂があった島左近もそのひとりだろう。石田三成の配下にして、西軍を支えた軍師が今、無双の世界に鬨の声をあげる。

 すでに公開されている20人に、今回の2人をプラス。これで22人が判明した。コーエーは20人以上登場するとしていることから、そろそろ登場武将は確定かと思われるが、それでも予断は許さない。

「島左近」
筒井順慶に仕えるものちに隠遁。対等な立場で仕官を願う石田三成に感銘を受け、三成の所有する知行の半分近くの高禄を与えられ召し抱えられる。こうした噂が噂を呼び、「三成に過ぎたるものが2つあり。島の左近に佐和山の城」とうたわれるほどに。東西分け目の関ヶ原の合戦では三成率いる西軍の屋台骨として支えるも、小早川秀秋らの裏切りにより大敗。関ヶ原で露と消えたものと思われるが、結局島の首は見つからなかった

島左近の得物は幅広の大刀。武勇に優れたという逸話どおりに、軽々と大刀を振り回す。攻撃範囲は広く、その重量級の重い攻撃でなぎ払っていく印象。特殊攻撃には“計略”と“援護射撃”を持つ

巷に轟くその才能を輝かす時。真っ正面から家康にぶつかろうとする三成の気概に、感じ入り、死をも覚悟し事にあたる。関ヶ原の合戦で島左近隊を挟撃した田中隊と黒田隊が、悪夢にまで見た鬼気迫る戦いを目の当たりにする……

「武田信玄」
甲斐(現在の山梨県)一帯を守護する武田家嫡男として生まれる。信濃平定を境に上杉謙信と衝突。世に言う川中島の戦いを幾度も繰り広げしのぎを削る。織田信長が今川を破るや衰退した今川領駿河に侵攻。広大な領土を確保する。のちに勢力を拡大した織田を牽制する意味を込めての上洛を果たそうとするが、病が悪化。「3年間、自分の死を隠せ」という遺言は有名

前作から同様に得物は風林火山の軍配。攻撃範囲は狭いながらも、身体に似合わない力技で敵を吹き飛ばす。特殊技にはジャイアントスイングのような“投げ”と、ランダムに能力をアップさせる“ランダム強化”がある

勢いづく織田の動きを封印するための相談か? “織田包囲網”とはいえ、それぞれ思惑はあるのだろう。とはいえ、石田三成の配下であった島左近がこの場に座するということは、また別の展開があるのだろうか?

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