3部作も中盤に。緑の中国山岳地帯でくり広げられる物語とは?:「ガンパレード・オーケストラ 緑の章 〜狼と彼の少年〜」レビュー(2/3 ページ)
基本システムは白の章と変わらないが、細かいところで改良も
場所や時期は違えども、学園での暮らし方は白の章と変わらず。学校で授業を受け、お昼休みに級友たちとランチを楽しみ、放課後は訓練に勤しむなりバイトに精を出すなり、自由に過ごすというのが基本的な流れだ。このシリーズは行動の自由度がすこぶる高いことが特徴なので、ある目的を設定して、それを達成するべく好きなように振る舞ってもかまわない。ただし、幻獣が出現すれば有無をいわさず出動となるので、それに備えてステータスや技能を高めておいたり、武器や弾薬を調達しておく必要がある。
会話コマンドや各種パラメーターの扱いなど、基本的なシステムも白の章と同じだが、細かいところに改良が見られる。例えば、勉強や訓練を行うと、それに伴うモーションが挿入されてから結果が表示されていたが、今回からこのモーションをスキップできるようになり、ボタンを押せばすぐに結果が示されるようになった。その場にいる全員に対して何かの提案を行ったときも、これまでは1人1人の応答を聴く必要があったが、これもスタートボタンでスキップできるようになっている。こうした工夫のおかげで、総プレイ時間は若干短縮できそうだ。
また、ゲームバランスにも若干手が加えられているようだ。このゲームでは、ほかのキャラクターに何かの働きかけをしたり、武器などを調達するための陳情に「発言力」を使うが、その消費量が白の章よりもやや多くなっている。その代わり、訓練を長時間行ったときのポイント上昇幅も白の章より多め。また、白の章では特に陳情を行わなくても、食料や弾薬がときおり補給されたが、緑の章はそれがほとんどない。これは、今回所属する小隊が「山岳地帯で孤立状態にある」という設定に基づいてのことかもしれない。
戦闘には新たに動物兵器が導入されて、より機動的に
幻獣との戦闘も、基本的には白の章のままだが、いくつかの変更点がある。特に大きいのが、“雷電”と呼ばれる動物兵器が導入されたこと。これは、戦車や航空機などのキャリアと同じ扱いだが、生き物なので餌を与えたり調教する必要がある。何日か餌を与えなくても飢えて死んでしまうようなことはないようだが、動物兵器にも移動速度や攻撃力などのパラメーターが設定されているので、こまめに世話をしてあげればさらなる成長を遂げて、戦闘時の心強い味方になってくれる。
動物兵器の登場でゲームに育成要素も加わったが、この“雷電”にどうも愛着がわかない、というのが正直な感想。というのも、餌をあげたり、ブラッシングをしてあげたりとあれこれ世話を焼いても、反応がいつも「ガオー」とひと吠えするだけなので、何だかおもしろみがないような……。
前作では、見た目にほとんど分からないようなわずかな段差でも乗り越えられないことがあり、右往左往する場面もあったが、緑の章ではそれがかなり改善されている。また、武器の切り替えが△ボタン1つでできるようになったこともうれしい(△ボタンを押すごとにローテーションで切り替わる)。それでも戦闘システムにはなおややこしい部分が多く、白の章を経験済みでもいまだに操作で迷う。各隊員への指示出しなどは、もう少し簡素化してもよさそうだが……。
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