レビュー
2006年04月17日 19時10分 更新

「ランブルローズ ダブルエックス」レビュー:

まさにハイデフ万歳――より鮮明に、美しくなったキャラクターがくんずほぐれつの戦いを繰り広げる (2/2)

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戦いを重ねると能力が変化

 本作からの新要素としては、試合を重ねていくことで、キャラクターの能力が変化することが挙げられる。例えば打撃攻撃を中心に戦えば打撃技の威力が上昇し、さらに筋肉も発達していく。逆に組み技主体で戦えば、組み技の威力が上昇し、体型はスマートになるという具合だ。

photo Bodyの各項目を50%前後に、Musclesの各項目を10%にした状態。筋肉はほぼ見えなくなり、ぽっちゃり系に?(※S端子で撮影)

 各キャラクターには、Body(体型)とMuscles(筋肉)というパラメーターがある。初期状態ではこれらは50%に設定されているが、試合をこなせば徐々に変化できる範囲が増えていく。最終的には0〜100%の間を自由に変化させることも可能だ。これらの数値を変化させると、各技の能力が変化したり、出せる技が変わったりもする。また、外見もパラメーターにあわせて大きく変化する。


photo BodyとMusclesをすべて100%にすると、ここまで変化。まるでボディビルダーのようなスタイルに。マッスルマッスル!(※S端子で撮影)

 例えば、同じキャラクターであっても、筋肉ムキムキにしたり、よりナイスバディーにしたり、ナイチチにすることができる。プレーヤーの好み通りにキャラクターの外見をカスタマイズできるのは、単純に楽しく、また煩悩を大いに満足させてくれる。お気に入りのキャラクターを好みの体型にしたいがために、ついついプレイを重ねてしまうことだろう。

好きな衣装を着せて撮影タイム

 体型を変えられるのであれば、衣服も変えたい。もちろんこの願望にもRRXXはしっかりと応えており、コスチュームは大幅に増えている。個人的にも前作の最も大きな不満点であった「コスチュームの少なさ」は完全に解消されているので、同じような不満を抱えていた人は安心してもらいたい。

photo コスチュームの組み合わせを模索することは、猛烈に楽しかったです。ちなみにこの画面でもカメラアングルを自在に変更可能(※S端子で撮影)

 なお、コスチュームなどのカスタマイズアイテムは、ショップにて購入することができる。最初は購入できるアイテムは少ないが、新たな衣服を購入したり、条件を満たすことで徐々に増えていく。そのラインアップはメイド服やセーラー服、バニーガール、スクール水着に体操服など、非常にコアでありかつツボをつくチョイスだ。さらに言えば、コスチュームは上部、下部、腕、足の4カ所に分けられており、モノによってはそれぞれを組み合わせることができる。例えば、上はセーラー服、下は体操服、足はルーズソックス……なんていう煩悩全開のコスチュームもできるのだ。


photo ひとりはもちろん、ふたりで撮影することも可能。ポーズをかけて好みのアングルにすることもできるのだ。至れり尽くせり

 お気に入りの体型に変えて、好きな衣装を着せてやることと言ったら、もちろん(?)撮影だ。RRXXでは、ショップにてデジカメを購入すると、キャラクターの撮影を行えるようになる。カメラアングルはかなり自由に移動でき、さらにネガポジ反転などのエフェクトをかけて撮影することもできる。撮影した写真を保存することはもちろん、Xbox Liveで世界に向けて発信したり、逆に世界中のナイスフォトを収集することも可能だ。

 アップロードされている写真は、グラビア的な美しさを打ち出した作品や、プリクラ風にフレームをつけたかわいい系など実にさまざま。かと思いきや、煩悩前回の超セクシーな画像もあったりしてなかなかに気が抜けない。これらの写真を眺めているだけでも相当楽しく、ついつい時間を忘れて見てしまうのは男の業であろうか……。

負けたらイヤ〜んな罰ゲーム

photo 罰ゲーム中もカメラアングルは自由自在。セクシー水着のセクシーっぷりをぜひご覧になっていただきたい

 試合形式にかんして言えば、RRXXから新たに導入されたものは2つある。そのひとつが、負けたキャラクターが罰ゲームを行う「クイーンズマッチ」だ。試合自体は通常と変わらないが、“罰ゲーム”というフレーズが手に汗を握らせる。罰ゲームの種類は、プールに突き落とす、セクシーなポーズを取らせるなど、20種類以上ある。罰ゲーム中はカメラアングルを自在に変えられるため、好みの視点でキャラクターを鑑賞できることにも注目したい。ちなみに、ゲームが進めば新たな罰ゲームをショップで購入することも可能だ。

photo 会場“ストリート”へ行くと、このバトルが発生。空中コンボや壁を利用したコンボなど、通常の試合とはまったく違う戦術も

 もうひとつの新たな試合形式は「ストリートファイト」。これは「格闘ゲーム」モードとも言えるもので、通常のようにフォールを決めるのではなく、体力ゲージを先に0にしたキャラクターが勝者となる。一部の技が「浮かせ技」へと変化しており、相手を浮かせた後は、空中にいる相手に追撃を加える「空中コンボ」も行えるなど、プレイ感覚がまったく異なるのが大きな特徴だ。ただ、完全に格闘ゲームといえるほど真剣な駆け引きがあるわけでもないので、あくまでオマケ的なものと考えたほうが良いだろう。

多少の不満があるものの、全体的にはハイクオリティ

 シリーズ2作目ということもあり、非常にていねいに作り混まれているRRXX。だが、不満が皆無というわけではない。筆者が気になったのはロードの多さだ。個々のロード時間は長いものではないが、頻度が高いこともまた事実である。このあたりは次回作で改善されることに期待したい。

 また、難易度が高いことも少し気になった。試合に勝てないという不満ではなく、各コスチュームや隠し要素などをアンロックする条件が、不明確かつ厳しいことだ。例えば、1試合でゲットできる「CASH」(ゲーム内の通貨)は、おおよそ1000〜1200CASH前後(難易度とキャラクターの人気で変動する)となるのだが、対してコスチュームや新ポーズなど、ショップで購入できるものは5000〜6000CASH前後が一般的なのだ。購入アイテムの数が膨大であり、さらにその大半はキャラクターごとに購入する必要があるため、フルコンプしようとすると膨大な時間が必要となってしまう。

photo

 自分の好きなキャラクターだけに注力すれば良いが、全キャラクターをフルコンプさせたいと思うのはゲーマーとして当然の考え方である。この辺りをもうちょっとだけ手軽にしてもらえれば……とヌルゲーマー的に思うわけです。

ランブルローズ ダブルエックス
対応機種Xbox 360
メーカーコナミ
ジャンルプロレス格闘アクション
発売日発売中
価格7329円(税込)
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[板橋舟人,ITmedia]

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