第3回:少年の心を取り戻せ! ロボットアクションゲーム「C21」もっとネトゲしましょ!(2/2 ページ)

» 2006年05月26日 20時00分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]
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気分はよろしくメカニック?――カスタマイズでいじり倒す

画像 中央が現在のロボ、左がツリー状に表示される各ボディパーツ。右は選んだパーツによって変化する歩行速度や飛行能力など。ここをチェックしつつバランスの良いロボにすべし

 C21のロボットたちは頭・胴体・腕・足・ブースターの5つのパーツで構成されており、簡単に言ってしまえばこれら5つのパーツを組み合わせてオリジナルロボットを組み上げるだけ。ただし、パーツ数の制約があるほか、戦いに勝つためのロボットなのか、それとも趣味に走ったロボットなのかでだいぶ違う作りに。また、ゲーム内で受けるミッションには「総コスト数」の上限が設けられている場合もあるので、普段使い慣れている愛機では参加できない可能性もあります。

 ロボットのパーツの入手ですが

  1. 街のショップで購入する
  2. モンスターのドロップ品
  3. 既存のロボットを解体する

 この3つの方法が存在。序盤のモンスターがパーツを出すことはほぼないので、最初は2か3の方法で手に入れましょう。なお、カスタマイズは街中の「Garage」で行えます。

 ロボットにはそれぞれ「サイズ」が存在しており、下はSSサイズから上はLLサイズまで。あくまで基本知識ですがSサイズは機動力に優れ、一撃は弱くともヒット&アウエーが得意。M〜Lサイズは移動速度がやや遅い代わりに、高いHPや防御力を持ち、重火器を装備できるのがメリットです。デザイン重視で行くなら、Lサイズのボディに小さなSサイズの頭をつけることもできのでするが、大切なのはバランス。やたらと重たいLサイズボディに、Sサイズ用のブースター(空を飛ぶためのパーツ)では、すぐにエネルギーが切れて失速してしまうわけです。持たせたい武器なども考えつつパーツを組み合わせましょう。

画像 欲しい武器があるならば、前もってパーツ売り場で買っておこう
画像 目つきの悪いロボ「パラボロイド」を1台購入して、即効解体してみた。買ったばかりのおもちゃを壊すのは胸が痛みますが……
画像 カスタマイズは結構難しくて、ビーゾルとパラボロイドのパーツだけでは思ったとおりにはなかなかいかない。というか、この頭でっかちロボはナニ!?

 お気に入りのロボットが完成して、まだちょっと予算が余っているならば「PAINT SHOP」へ足を向けてみましょう。その名の通りロボットを好みの色に変えられる場所です。パーツ数によっても異なるが、Mサイズのロボならば全身を塗り変えても、コストはゲーム内通貨で100コズミックダラー程度ですみます。

画像 おまかせペイントから、パーツ単位の塗り分けまで出来る。プラモデルを作る感覚で塗るのは実に楽しい
画像 筆者のカスタマイズ1号機が完成。予算が少ない中で無理やり作った感が漂っている。一応円盤系のヘッドと鈍いブルーでタチコマを意識したんですけどね

 というわけで、変な青いクラゲもどきロボしか私は作れませんでしたが、街中をウロウロしていると、思わずため息が出るようなセンスの良いロボ、ユニークだけどバランスがちゃんととれているロボなどに出会うので、最初は真似から学ぶことをおすすめしておきます。

画像 重量級の真っ赤なボディが可愛らしいロボ。連射速度に優れるマシンガンを搭載してるっぽい
画像 や、そのビームサーベルに白いボディと赤いつま先は、間違いなくアレですよね??

C21

今回の星取り表
少年度 ★★★
カスタマイズ度 ★★★★
爽快感 ★★★☆

シャープなラインというよりは、ずんぐりむっくりな形の可愛らしいロボットで、爽快感のあるFPSライクな戦いが楽しめるMMORPG。当たり判定は本文に書いた通りそれほどシビアではないので、空を飛びながらの命中度も高く、FPS風操作が苦手でも心配ない。ただしゲームそのものの自由度が低く、ユーザーによる自主イベントなどが開きにくいのが残念な点。運営側のGMイベントも何となく似通っている内容が多いので、もう少し工夫が欲しいところだ。



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