興行やるなら参考に「SUPERレッスルエンジェルス」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)
今回は、プロレスの試合をうまく再現したシステムで好評を博した、「レッスルエンジェルス」シリーズを取り上げてみましょう。スーパーファミコン版「SUPERレッスルエンジェルス」を中心に。終盤ちょっと妄想も入ります。
90年代前半は、プロレス界激動の時代
初めて生で見たプロレスは、剛軍団だった。
私がこの団体を見たのは、当時、剛竜馬選手の“プロレスバカ”ぶりが、ちょっとしたブームになっていたからでもあるが、もうひとつ別の理由もあった。
その理由は後述するが、同じ理由でハマったゲームが、今回取り上げる「SUPERレッスルエンジェルス」だ。
「レッスルエンジェルス」(グレイト)はもともと、PCのアダルトゲームだったのだが、プロレスの試合をうまく再現したゲームシステムと、ストーリーが支持を得て、シリーズ化された。
「レッスルエンジェルス3」は、プロレス団体経営シミュレーションとなったが、経営パートのシステムもよくできていた。「SUPERレッスルエンジェルス」(イマジニア)は、この「3」をスーパーファミコンに移植した作品である。
PC版「レッスルエンジェルス」および「レッスルエンジェルス2」は、特定の選手が主人公となって、物語が展開する。
ストーリーには、発売された1992年当時のプロレス界の状況が反映されている。第1作では世代闘争がテーマであり、「2」では団体抗争が中心となる。
まさにこの年の初め、実際の女子プロレスでは、ジャパン女子がJWPとLLPWに分裂した。
また、FMWのクラッシャー前泊・シャーク土屋が全日本女子プロレス(全女)に参戦し、本格的な団体抗争が幕を開けた年でもある。アジャ・コングがブル中野からWWWA王座を奪取。若手では、山田敏代と豊田真奈美が台頭してきた。
男子はさらに激動期で、SWSが分裂してWARやNOW、PWCとなり、みちのくプロレスとオリエンタルプロレスが旗揚げしている。
団体が分裂したり、崩壊したり、また合併したりと、目まぐるしく移り変わる状況。「レッスルエンジェルス」の登場人物たちも、そんな流れにほんろうされつつ、より高い目標を掲げて、現状を打開すべく立ち向かっていく。
「レッスルエンジェルス」、「2」は、アダルトソフトだったが、そのストーリーは高く評価された。後にケイエスエスから、アダルト要素を取り払ってリメイクされている(「レッスルエンジェルスV1」、「V2」)。
プロレスらしい試合展開をカードバトルで表現
ストーリー以上に素晴らしいのが、プロレスの戦いをうまく再現したゲームシステムだ。シリーズ各作品ごとに若干の違いがあるが、ここでは「SUPERレッスルエンジェルス」について説明する。
基本は、「ドラゴンボール 大魔王復活」(1988年、バンダイ)に近いカードバトル。
双方の選手(タッグマッチの場合はチーム)に、5枚ずつのカードが配られる。カードには1〜9、Aの数字(Aは10に相当)と、技の種類を表す文字が書かれている。
各ターンごとに、まずカードを1枚出す。次に、出したカードに書かれた種類の技の中から、その選手が使えるものを1つ選ぶ。
両者の出したカードの数値、技の難易度、選手の能力値などをCPUが計算し、それによってどちらか一方の技がかかる。技をかけられたほうは体力が減る(一部例外あり)。
技の種類は、投げ、極め(きめ)、打撃、飛びの4種が基本。
極め技は少々特殊で、相手がほどくまでダメージを与え続けることができる。ただしロープが近いとブレークされやすい。
技の難易度については、高い技ほどかかりにくいが、かかると大きなダメージを与えられる。
そのため、序盤はエルボーやドロップキックなど、難易度の低い技で相手の体力を削り、終盤は大技でたたみかけるという、プロレスらしい試合展開になるのだ。
カードには上記4種のほかに、他、合、特がある。
「他」というのは、凶器攻撃や丸め込み技、挑発など、基本4種に入らない技。
「合」はタッグマッチのときだけ出現するカードで、ダブルのドロップキックや合体パイルドライバーなど、2人で攻撃する技。
「特」は、各選手に1つずつ設定されている必殺技を使うカード。相手が「特」カードを出さない限り、必ず必殺技が出せる(技をかけるかわりに、自分の体力を回復させることもできる)。
特カードの存在によって、序盤で大技が出てしまうことがあり、プロレスらしさは若干失われる。しかしゲームとしては、この特カードで一発逆転が起こり得るので、優勢なときでも最後まで気が抜けないし、逆に窮地に立たされても、最後まで希望が持てる。
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