まずは「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX」に挑戦されてみた「+D GUNDAM」その1――“ガンダム”でご飯3杯はいける生活のススメ(1/2 ページ)

みなさん、ガンダムは好きですか? 「機動戦士ガンダム」をリアルタイムで見ていた人、再放送とガンプラでファンになった人、Zガンダムからの世代、平成ガンダム世代、SEED世代などなど、これだけ多くのシリーズが展開され、長く多くの人に愛されているアニメ作品はほかに類を見ないでしょう。そんなガンダムシリーズを愛する人たちに贈る「+D GUNDAM」、スタートです!

» 2006年09月26日 17時31分 公開
[大戸島さんじゅうご,ITmedia]

ITmedia +D Games編集部が贈るガンダムネタ満載の連載「+D GUNDAM」

 ガンダムファンによるガンダムファンのためのガンダム連載ページ、というのはちょっと言い過ぎ? ガンダムファンが2人集まれば当たり前のように盛り上がるようなネタをはじめ、ガンダムゲームはもちろんのこと、DVDや映画などの映像関連、ガンプラをはじめとする模型やグッズ関連、イベントなどなどあらゆるガンダムに触れていく連載ページ「+D GUNDAM」を今月よりスタート。単に最新情報を発信していくだけではなく、ガンダムファンとして思い入れのある作品やゲームを掘り下げてみたり、インタビューや取材などの企画モノを盛り込みながらアツくお届けしていく予定だ!

 さて、連載第1回目となる今回は、ちょっと前だけど7月13日にPSP用ソフトとして発売された「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX」をピックアップ。このゲームは、数多あるガンダムシリーズからさまざまな形式でクイズが制作され、ガンダム一色に染められたクイズゲームだ。もともとアーケード版で話題になったタイトルなので、ゲームセンターで筐体に100円玉を積み上げながら出題されるクイズに奮闘した人も多いだろう。個人的には、ギャラリーがいるなかでガンダムのクイズに答えるというのは、相当なプレッシャーになっていた。もし、誰でも知っているような簡単な問題に間違えでもしたら……、ああ考えるだけでも胃が痛い(泣)。でもやりたい(笑)。そんなわたしにとっては、このPSP版は願ってもないアイテムである。

 さてさて、当連載の担当ライターがどれだけガンダムを知っているのかを知ってもらうには、この「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX」は格好のアイテムではないだろうか。一応、映像になっている作品に関してはすべてチェック済み。もともと、小学生のころに「機動戦士ガンダム」が放送されていたファースト世代だし、朝の6時から店頭に並んでガンプラにすべてのおこづかいを注ぎ込み、新しい作品が出てはしっかりと見ている(ハズ)。ただ、最初に言っておきたいのは、自分はガンダムが好きなだけであって、ガンダムに詳しいわけではないし、キャラの名前さえ覚えるのがもともと苦手なんだけど……、とプレイ前に逃げ道を作っておいてみたり。

画像画像 第1回目のお題はガンダムのクイズばかりを集めた「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX」。実際にプレイしてみると常識問題から超難度の問題まで幅が広い!

これはガンダムファンに対する挑戦状だ!――「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX」

 舞台は「機動戦士ガンダム」や第08MS小隊でおなじみの一年戦争。ただ、濃すぎたミノフスキー粒子の影響によってレーダーセンサーの使用はおろか、モビルスーツによる有視界戦闘すらできなくなってしまっていた。そこでジオン公国のギレン総帥は「だったらクイズで勝負だっ!」と声高々に宣戦を布告。地球連邦軍を相手にしたジオン公国軍の独立戦争は、クイズによって展開されることになってしまったのだ。いやぁ〜、ありえねぇ(笑)。モビルスーツも使えないミノフスキー粒子の濃さってどんなんだよとか、だったらクイズってどんな発想だよとか、そもそも店頭用ポスターもそうだったが、パッケージイラストにトニーたけざき氏を起用しているあたりに、このゲームの方向性のすべてが示されているのではないだろうか、とも思えてくる。まあ、こういったノリで来られるのは嫌いじゃなく、むしろ大好きなんだけど。

 出題されるクイズは4択問題をベースに、○×クイズ、ビジュアル、名セリフなどさまざま。アーケード版を再現した「アーケードモード」では、進んでいくルート(ジャンルやクイズ形式が関係)を選択し一年戦争のストーリーを追いながらクイズに挑戦。クイズの成績によって搭乗するMSが代えられるのだが、ふがいない成績ならばブライトさんから問答無用にMSランクをダウンさせられてしまうのだ。

 搭乗するMSによって攻撃力やHPの違いなどがあるため、上位機種に乗ることが好ましいのだが、いかんせんクイズの正解率が関わってくるので降格は頻繁にあっても昇格はなかなか難しい。また、PSP版ならではのモードとして、お手つき回数がなくなるまでクイズに答え続ける「エンドレスモード」や、好きなシリーズを選んでクイズに挑戦する「問戦士モード」が収録されている。さらに、出題されたクイズが「クイズライブラリ」で確認できるのもうれしいし、通信対戦ができるのもPSPの機能を活かしたモードといえるだろう。

画像画像 アーケードモードではルート選択しながらクイズにチャレンジ。クイズ形式や出題ジャンルを確認して進む道を選んでいくのだ。

 出題数も約8000問と膨大な量が収録されていて、対象となっているシリーズもほとんどの作品を網羅しているのも本作の大きな特徴。それぞれのシリーズに思い入れの強いファンが多いので、すべての作品を網羅している人は実は少ないだろうし、そんな人達にこそこのソフトを遊んで欲しいと思う。苦手なジャンルに挑戦するからこそ、自分の得意ジャンルも見えてくるだろうし、得意なシリーズであっても出題されるクイズの難易度に苦戦することは間違いない。もちろん、漢(おとこ)なら勘に頼って正解するぐらいなら時間切れをあえて受け入れるよね?

画像 ビジュアルクイズでは映像を見て問題に答える。目で見て判断する分、答えがなかなか出てこないなんてことも!?
画像画像 作品を代表するようなシーンをクイズにした名場面クイズ。問題に続いて正解を答えていくのだが、フルボイスな上に、間違ってもセリフを言ってくれるのは楽しい。あえて間違えてみたり!?

画像 お手つきの回数がなくなるまでクイズに答え続けるエンドレスモード。成績によってタイプ分けがされるのだが、何度やってもオールドタイプから抜け出せない……
画像 1度出題された問題はクイズライブラリに追加される。答えがあらかじめ表示されているので、クイズの確認に役立つだろう
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」