レビュー
» 2006年10月16日 14時33分 公開

プレーヤーの数ほど用意されている“ゾンビパラダイス”「デッドライジング」レビュー(2/2 ページ)

[水野隆志,ITmedia]
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レベルがある程度上がったらイベントに挑戦

 レベルが10代中盤になったら、そろそろイベントに挑む時期だ。イベントには大きく2つの種類がある。ゾンビ発生事件の真相を解明していく、いわばメインというべきイベントと、それと直接関係のないサブイベントだ。メインのほうは、CASEと呼ばれ、発生した時に、CASE FILEという特別の画面が表示される。

 これに対してサブイベントのほうは、電話で連絡が入る。そのほとんどは、どこかの店に生存者がいる、という情報だ。その場所に行けば、スクープ、すなわちPPを大量獲得するチャンスが訪れる。

 電話では、サブイベントの内容、エリア、店、生存者についての情報が告げられる。テキストが読みにくいかもしれないが、“スクープキュー”と“ガイドアロー”の両機能を使えば、探し当てることは可能。あきらめずに追跡してみよう。

画像 これがCASE FILE画面。各CASEのところに書かれた発生時間に注意したい。この時間までに前のイベントをクリアしておかないと、CASEは途切れてしまう。CASEを追うと決めたら、時間に気を配りながらプレイしよう
画像 サブイベントが発生すると、画面左下隅に電話のグラフィックが出る。電話が鳴ったら、十字キーの左ボタンを押して時計画面に入ろう。なお、電話に出ると攻撃ができなくなったり、両手持ちの武器を落としてしまうので、戦っている最中は無視してもいい。1度切れてもまたかかってくる
画像 時計画面に入ると、画面の右側にその時点で発生しているメイン、サブすべてのイベントが表示される。このリストがスクープキューだ。バーの長さと色は消滅するまでの時間を示す。ここで、どれかのイベントを選ぶと、画面上中央に、そのイベントが発生している地点の方向を示す矢印=“ガイドアロー”が表示されるようになる

強敵との戦闘は心してかかるべし

画像 初日の19時以降、初めて中庭に入ると登場する、イカレ3人組。ジープに乗りながら機銃を撃って攻撃してくる。低レベルのうちは、戦ってもまず勝ち目はない

 イベントを進めていると、通常のゾンビとは違った、ケタ外れに強い敵と遭遇することがある。こいつらはいわばボスキャラ。相当強いので、装備や残り体力が不十分だと、勝つのは至難。一部のイベントでは倒すまで他の場所へ移動できないこともあるが、逃げられる場合はあまり無理をしないほうが賢明だろう。ただ、逃げた場合、敵はその場所に居続ける。倒すまでは近づくたびに襲われることになるので、最終的には倒すしかない。

コスチュームチェンジで好みのスタイルを追求

画像 置かれている衣装は店ごとに違う。マニュアルに掲載されているマップを見れば、コスチュームがありそうな店は見当がつくはず。

 ゾンビの撮影や戦闘以外で、ちょっとこだわってみたいのがコスチュームチェンジだ。各店の商品棚に近づいた時、白いアイコンが出れば、着換え可能の表示。フォーマル、カジュアル、スポーティ、コスプレ系、あるいは子供服まで、実にさまざまな衣装が用意されているので、気分転換も兼ねていろいろ試してみよう。渋くダークグリーンのスーツでキメてみたり、記者っぽく白のワイシャツ姿になってみたり、ちょっとヤクザ風に白スーツをまとってみたり。映画館内にあるキャラクターグッズ売り場など、服を扱う店以外にも衣装は置いてある。靴やサングラスなど、服以外の品も豊富だ。

 ゾンビを撮ってレベルを上げ、強力な装備を集めてボス敵を倒し、お好みの格好をして、メインやサブのイベントをクリアしていく。これが「デッドライジング」のプレイスタイルだ。イベントの発生時間と終了までの時間を除けば、後はほとんど制限がない。ゲーム内時間で72時間経つと脱出用のヘリが来るが、それまではいわば自由時間。モール内を自由に歩き回りながら、やりたいことをやればいいのだ。

 ゲームの中には、“箱庭ゲーム”と呼ばれる作品がある。ストーリーなどの明確な目標がなく、舞台だけが与えられ、そこで好きなことができる、というゲームだ。「デッドライジング」は、そうした系列に連なる作品だ。確かに、そこにはバイオレンスがあり、血もある。だが、それは映画など、他の娯楽でも普通に見られるレベルだ。ここで言いたいのは、他の娯楽にあればどんな暴力でも許される、ということではない。言うまでもなく、ゾーニング(区分)は必要だ。18歳以上対象のマークが入っている以上、ゲームショップも18歳未満には売るべきではない。そうした意識は強く持たなければならないが、その一方で、許されたものならば、娯楽として正当に扱われなければならない。特に「デッドライジング」が持つ、双方向で自由度の高いエンターテイメント性は、ホラーファンにとどまらず、多くのゲームファンの心をとらえるだけの魅力がある。

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