「スーパーモンキーボール」、「ソニック」、「BLEACH」――セガのWiiタイトルを体験リポート（2/4 ページ）

[長井直也，ITmedia]

Wiiリモコンとヌンチャクを活用したパーティーゲームで盛り上がろう

　本作にはメインゲームのほかに、レースやゴルフといった、最大で4人まで対戦できるパーティーゲームが50種類収録されている。それぞれのパーティーゲームは一度プレイすればルールや操作方法を覚えられるようなシンプルなものばかりだが、どれも操作方法が個性的なため、50種類という数以上のバリエーションの多さを感じた。

　操作方法は、例えばレースゲームならWiiリモコンを横に持ってハンドルのように操作する、旗あげゲームではWiiリモコンとヌンチャクをそれぞれ赤白の旗に見立てて指示通りに上下させるといった具合で、ゲームの内容によって操作方法もガラっと変わる。従来のスティックとボタンを組み合わせたゲームと比べて、操作の幅が大きく広がったからこそ、このような個性的なパーティーゲームが多数生まれたのだろう。

　今回も実際にいくつかのパーティーゲームをプレイしたが、最初のプレイから対戦が白熱するほどルールや操作方法が分かりやすかったのが印象的だった。本当にシンプルなものから奥が深いものまで、とにかく数が多いので、友達を呼んで全種類試してみたいところだ。ここでは、ほんの一部ではあるが、6種類のパーティーゲームの内容を紹介する。

「さかなとり」
Wiiリモコンをモリとして使って、指示された色の魚を捕まえていくゲーム。Wiiリモコンを画面に向けて、魚に向かって勢いよく突き出すことで魚を捕まえることができる。モリの勢いが弱いと魚に気づかれてしまうので注意しよう。Wiiリモコンのポインタ機能をつかったゲーム。4人同時プレイが可能

「はばたけバードレース」
Wiiリモコンとヌンチャクを鳥の羽のように操作してゴールを目指すゲーム。両方のコントローラを振ると羽ばたいて急上昇、両方のコントローラを前後左右に傾けると上下左右に移動することができる。途中の輪をくぐって得点を稼ぐことも大切。4人同時プレイが可能

「つなわたり」
Wiiリモコンを使ってキャラを操作し、つなわたりを成功させるゲーム。Wiiリモコンを下方向に傾けると前進、体勢が崩れたときはWiiリモコンを左右に傾けてバランスを取ろう。早く前進するほど体勢が崩れやすくなるので、早さと正確さのさじ加減が大切になるゲーム。4人同時プレイが可能

「だるまさんがころんだ」
オニが後ろを向いている間に前進して、一番にゴールを目指すゲーム。Wiiリモコンとヌンチャクを両手に持ち、交互に振ることで前進する。オニが振り向いているときにコントローラを動かしていると、スタート地点に戻されてしまう。一番にゴールするとポイントが入り、3ポイント入手すると勝ち。4人同時プレイが可能

「モンキーチャンバラ」
フェンシングの要領で相手と戦うゲーム。Wiiリモコンを突き出すと棒を突き出して攻撃、相手の突きに合わせてWiiリモコンを横に払うと突きを無効化することができる。ヌンチャクを前後に傾けて前進やバックステップを行い、相手との間合いを調節しよう。2人同時プレイが可能

「スリングショット」
スリングショット（パチンコ）でボールを飛ばして的に当てるゲーム。Aボタンを押しながらWiiリモコンを引いてパワーを溜め、Aボタンを放すとボールが発射される。実際のパチンコと同じように、ボールを右側に引いてから放すとボールは左に飛んでいくので、正確にボールを引く操作が大切になる。打ち上げた缶に連続でボールを当てると高得点。4人同時プレイが可能