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» 2006年11月10日 00時00分 公開

巨乳キャラの次は“バカキャラ”――「ソウルクレイドル」ヒロイン役の斎藤千和さんに聞く

日本一ソフトウェアが2007年1月25日の発売に向けて開発を進めているPS2用ソフト「SOUL CRADLE(ソウルクレイドル)世界を喰らう者」。本作にてヒロイン役のダネットを演じる声優・斎藤千和さんに、ダネットの印象など、一問一答という形で話をうかがった。

[遠藤学,ITmedia]
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 日本一ソフトウェアが2007年1月25日の発売に向けて開発を進めているプレイステーション 2用ソフト「SOUL CRADLE(ソウルクレイドル)世界を喰らう者」(以下、「ソウルクレイドル」)。本作は開始10分で最終ボス(?)が登場し、無茶をすればそのまま勝利できてしまうという、一風変わった内容のシミュレーションRPGとなっている。

 舞台は突如現れた“世界を喰らう者”により、混乱のただ中にある大陸「プロデスト」。主人公は“世界を喰らう者”の主人であり、かつて世界を滅ぼした最強の男・ギグの魂をその身に宿したものとして、プロデストの国々を救う旅に出ることになる。(さらに詳しくゲーム内容を知りたい人はこちらをクリック)

 なお、同社のシミュレーションRPGと言えば、「魔界戦記ディスガイア」シリーズなど、ギャグテイストを全面に押し出したタイトルを思い浮かべる人も多いと思うが、本作では一転、シリアスなストーリーが展開する。同社のファンにとっては、こちらも大きな特徴となるだろう。


 このたびは収録の合間をぬって、ヒロインであるダネット役の斎藤千和さんに話をうかがうことができた。一問一答という形で、以下にその模様をお伝えしていこう。

――ダネットの印象について教えてください。

photo 斎藤千和さん

斎藤千和さん(以下、敬称略) 最初に絵を見た時は、カウベルが付いていて、角があり耳がとがっていて、牛なのかと思いました。セプー族という種族の女の子なのですが、話し方はていねいで、ですます口調で話します。ただ、ちょっとおバカというか……最初にもらった性格設定にも「バカキャラ」と書いてありました(笑)。
 もののとらえ方が真っすぐというか、物事をあまり考えずに話すタイプですね。言っていることは簡単なことなんですけど、それがすごく真っすぐで。17歳なんですけど、子どもっぽいのかもしれません。
 人の名前が覚えられなくて、例えばエンドルフというキャラクターを“エ〜……なんとかさん”とか言ったりするんですが、逆に言いづらかったり(笑)。ただ、そういった部分を含めて、すごく特徴的なかわいい女の子です。


photo ダネット

――キャラクターを演じるうえで気をつけた点は?

斎藤 理由があっておバカなキャラクターになっているので、その部分をしっかりと出しつつ、ウザい感じにならないようにと考えました。それとおバカなので、主人公たちにきつい物言いをしてしまうこともあるんですけど、悪気があるわけではないということを芝居にのせられるように気をつけました。

――主人公との関係はどのようなものなのでしょう?

斎藤 一般的にいうと幼なじみになります。ただ、性格的に難しいことを考えるのが苦手で、人の名前も覚えられない。ちょっとおバカなところもあるので、主人公の年齢(17歳)よりも下に見えると思います。主人公に対してはお姉さんな態度を取りたがる傾向があるんですけど、1〜2歳下ぐらいの妹という感じでしょうか。演じるうえでも、年上な感じは出してないです。

――ヒロインを演じるうえで注意したことはありますか?

斎藤 プレーヤーが一番聞く声なので、プレイしていて飽きがこないように、揺らせる範囲でなるべく感情を揺らしています。元もとすごく元気な女の子で、はっきりものを言うんですけど、より言うようにしたりとか。ただ、あまりギャーギャー言ってしまうとウザくなってしまうので、そこは気をつけて演じました。

――では、人間ではなくセプー族ということで気をつけたことは?

斎藤 見た目はほぼ人間なので、牛っぽさに気をつけたとかはないです(笑)。ただ、ほかのキャラクターよりも猪突猛進さはありますね。何かしようとなると先に突っ走っていっちゃうので、その辺は動物っぽいかもしれません。

――TVアニメ「魔界戦記ディスガイア」のアフレコの際、ジェニファーが巨乳キャラだと喜んでいましたが、本作ではヒロインである代わりか、それを失いました。

斎藤 胸のあるキャラクターだと緊張するので、ないほうが安心して演じられていますね。正しいキャスティングというか、胸のあるキャラだと“何で私なの?”とか考えてしまうので(笑)。


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――では最後に、プレーヤーに“ここは絶対に聞いてほしい”というシーンがあれば教えてください。

斎藤 ゲーム中はほとんどおバカなんですけど、最後のほうですごく核心を突くことを言ったりします。本当にすごく真っすぐな子なんです。頑張って演じているので、ぜひ聞いてもらいたいですね。(私が演じたところでは)3回くらいグッとくるセリフがあります。分岐によっては1回のプレイで見られないこともあるので、ぜひコンプリートしてみてください。

――本日はありがとうございました。


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