SAGA5実装直前に最新情報も飛び出した、ECO1周年記念イベント「ECO祭」リポート

» 2006年12月04日 23時15分 公開
[ITmedia]
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 ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は12月2日、同社が運営するMMORPG「エミル・クロニクル・オンライン」(以下、ECO)のサービス開始1周年を記念したファンイベント、「ECO祭」を東京・渋谷区の「WOMB(ウーム)」にて開催した。

 出演者にはECO運営チームとしておなじみの、ECO制作担当:岩田容賢氏、同宣伝担当:山本征幸氏、同宣伝部長代理:小島幸博氏のほか、イメージソングを歌う嘉陽愛子さん、ECO放送局パーソナリティ:松来未祐さん、原田ひとみさん、植田佳奈さんなどがステージに登場。参加者向けに歌の披露やじゃんけん大会などが行われる、賑やかなイベントとなった。

 当日は、12月8日に実装される「SAGA 5:創生と伝承の島」の最新情報に加えて、会場でしか見られない今後のアップデート内容や画像なども公開された。

SAGA 5追加情報&今後のアップデート予定

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 イベントは過去に行われたECO関連のイベント写真などを見つつ、この1年間を振り返るトークショウや、出演者に「一番つらかったこと」などを問いパネル形式のQ&Aと盛りだくさんの内容ではあったが、まずはECOプレイヤーが一番気になるゲーム情報からお伝えしよう。午後2時からスタートした「ECOスペシャル発表会」では、ECO制作担当 岩田氏よりSAGA 5で実装されるアニバーサーリーイベント「タイニーアイランド&ダンプティーアイランド」や、新モンスターの追加情報、そしてこの日初公開となった「モンスタースタンプ」などについて解説された。

 まず、「光の塔」上層階に出現する強力なモンスター3体と、飛空庭のマップ間移動の画像を公開。飛空庭はSAGA 5で登場する工房都市「トンカ」で“改造”すると、発着場のある場所限定となるがプレイヤーを乗せたままのマップ移動が可能となるようだ。岩田氏によれば、会場で公開された飛空庭はあくまで見本なので、エンジン部分には複数のバージョンが用意され、かわいらしく飾り付けた飛空庭でも違和感ないような配慮がされるとのこと。

 サービス1周年を記念して12月8日からスタートするゲーム内イベントでは、これまで3回にわたって実施されてきたタイニー&ダンプティにまつわるストーリーがいよいよ完結する。また、このイベント期間中には、過去のイベントに関係したNPC達がタイニーアイランドに登場。該当するイベントを終了したキャラクターで、各NPCに話しかけるとアイテム「思い出の星」が入手でき、これを集めることでスキル/ステータスリセットが可能となる。キャラクターの育成で後悔しているユーザーなら、このチャンスを逃す手はないのでイベントに参加してみよう。このほかにも、アニバーサーリー記念アイテムとして、能力値アップ効果が得られる装備品、ブローチと帽子が実装される。

 イベント中に初公開となったのが、3つめの最新情報「モンスタースタンプ」についてだ。これはECOに出現する一部のモンスターを倒すと、一定確率で「モンスタースタンプ」なるものをドロップするようになる。スタンプはそのまま持っていればアイテム扱いとなり、他ユーザーとのトレードも可能。これを「モンスタースタンプ帳」に押すことでスタンプは消えるが、スタンプ帳へ記録として残すことが出来る。スタンプはモンスターの生息地域や系統別にジャンルわけされていて、1つのジャンルのスタンプをコンプリートするたびにアイテムと交換可能だ。全カテゴリを完成させれば、それなりに価値のあるアイテムがもらえるという。

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 2007年のECOはどうなるのか? についてだが、まず世界=マップの拡張は控えめに行われるようだ。というのも、岩田氏は「アクロニアにもいまだに移動できない、道が開かれていないエリアがあります。今後はそういったところがイベントなどを通じて入れるようになるかもしれません」と述べている。唯一、無人島をイメージした新エリア「マイマイ島」の画像が公開されたが、こちらの実装スケジュールは全くの未定とのことだ。

 また、エミル・タイタニア・ドミニオンの種族間とECOの世界を結びつけるストーリー、バックストーリーとなっている滅びた前文明は誰が作り上げたのか、何故滅んでしまったのかといったシナリオ部分を、今後は強化していく予定とのことである。

 さらに宣伝担当の山本氏が、羽々キロ氏による新しいキービジュアルと新コンセプトを発表。これまで「いやす」、「暮らす」をテーマにキャッチコピー“ハートフルオンライン”といった言葉生み出したり、季節感を強く打ち出すゲーム内イベントなどを実装してきたが、2007年のコンセプトは「生きる」。これはゲーム内でプレイヤーが、より自由に“自分らしく生きる”という意味を持ち、このコンセプトに沿った企画第1弾として、ロリータファッションとしては有名なブランド「BABY STARS SHINE BRIGHT」とのコラボレーションが明らかにされた。女の子らしい同ブランドの衣装は、2007年春ころには実装される予定だ。会場では、実際にBABY STARS SHINE BRIGHTの服を着用したモデルが登場し、フリルいっぱいのワンピースやハート型のバッグなどを披露してくれた。

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 このほか、ステージ上では嘉陽愛子さんによるミニライブ、「ECOプレイチケット第一弾〜第四弾コンプリートセット」などがプレゼントされる「じゃんけんタイニー大会」、ECO1周年を参加者とともにお祝いし、ハッピーバースデーを皆で歌うなど数多くのイベントが行われた。今回のECO祭は抽選による招待制のため、誰でも気軽に参加できるものではなかったが、盛りだくさんの内容に参加者は満足していた様子であった。

画像画像 ゲーム内アイテムが当たる、リアルガチャは会場オープンと同時に長蛇の列ができあがっていた(左)。今は手に入らない限定パッケージなどがもらえる、じゃけん大会の様子(右)

画像画像 会場内の至る所に、ECOのこれまでを振り返るパネルが張られていた(左)。1本だけろうそくを立てた、ECOバースデーケーキ(右)

(C) 2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc.


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