“めでぃこ”はどのように成長したか――どんな職業に就こうとも、1人娘はカワイイもんです:「プリンセスメーカー5」レビュー(2/3 ページ)
いよいよ学校デビューですよ
日曜日を終えると、いよいよ1週間がスタートする。月〜土は、あらかじめ決定した予定に従って自動的に行動するので、基本的にプレーヤーは見ているだけだ。
学校の授業や各種アルバイト、習い事といったイベントごとに、成功したか失敗したかの判定が行われ、それによってパラメーターの上昇具合が変わってくる。また各種イベントごとに、かわいらしい専用のアニメーションが表示される。例えば授業ならば黒板で問題を解いたり、本屋のアルバイトならば本を運んだり、といった感じだ。成功するかどうか、見守るのはちょっとドキドキするが、チョコチョコと動くミニキャラは可愛らしく、見ているだけで結構癒されてしまうだろう。
さて、先ほど「月〜土は見ているだけ」と書いたが、まれに(と言っても結構な確率で)ランダムイベントが挿入されることもある。例えば、登校中にクラスメイトの○○に出会ったとか、学校でクラスメイトから「一緒にトイレに行こう〜」と誘われる、という感じである。どう行動するかの選択肢が表示され、選んだ回答によって、これまたパラメーターが変化する。ただし、中には下降するパラメーターもあるので、一概に話しかければ良いモノではない。たとえばスポーツ少女の“小早川みちる”と会話した場合、少々ガサツになってしまうのだ。
日々のストレスは日曜日に解消
そんなこんなで一週間が経過し、再び日曜日がやってくる。日曜日は、娘は基本的に自宅の部屋で何かを行っている。何をするかは、娘の性格やパラメータによって変化するようだ。
ウチのめでぃこはというと……、ちょっと疲れているようで、しきりにあくびをしている。かと思えば、PCで懸賞サイトやスポーツサイトを見たりと、結構活発的に活動しているようだ。うーん、あまり女の子らしく育ってはいない様子だが……。ちょっぴり将来が不安になる。
このミニキャラクターのアクションは、非常に可愛らしく、見ているだけで非常になごむ。単にテレビを見ているかと思えば、実は国会中継を見ていたり、雑誌を読んでいるかと思えばアルバイト情報誌だったりと、娘の意外な(?)一面が見え隠れするのだ。ただし、ストレスがたまっているときは、ため息をついたり、辛そうにするため、見ているこちらもちょっぴりツライ。娘の悲しい姿を見ないようにするためにも、ストレスはなるべくためないようにしたいモノだ。
ではどうやってストレスを解消するかというと、日曜日にお出かけし、さまざまなイベントを楽しむのが手っ取り早い。ケーキやビタミン剤を使用してもストレスを解消できるが、体重が増えたり、意外と高かったりとデメリットが多いため、こちらは緊急用に使用するのが良いと思う。
お出かけできるスポットは非常に多い。例えば商店街を例にしても、その中に“洋服屋”や“ケーキ屋”ほか多数のお店がある。お店以外のスポットも多数あり、日時によってはイベントが発生することもある。
例えば、春に“稲荷山”という近所の小山へ行くと、桜祭りを楽しめる。これが秋だと“ハイキング”や“栗拾い”に変化する、という具合だ。
イベントの種類も非常に多く、アイドルのサイン会や浜辺のゴミ拾い、河原のバーベキュー大会にフリーマーケット……等、全部挙げるのは不可能なほどだ。
これらのイベントを楽しみ、平日に溜まったストレスを解消するのが、本作の基本ルーチンであろう。金額は高いが、“遊園地”や“水族館”はストレスを多く下げられるので、筆者はよく利用している。
めでぃこに友達がいない!!
そんなこんなでゲームを進めていくと、年間行事イベントが発生することがある。大それたものではなく、夏になったから夏服になるとか、終業式に通知票を持ってくる、といった内容だ。
これらのイベントで、娘にどんなコメントを言うかによっても、成長方針が変化するだろう。ウチのめでぃこも、今日が終業式だったようで、通知票を見せに来た。体育以外の成績は優秀なので、「よくやった!」とほめよう、と考えていたら、教師から「友達がいないようです」とコメントが……。めでぃこには、顔見知り程度の知人はいても、友達と呼べる存在がいないようだ。
ちょっとこれは、可哀想ではないか。確かに日曜に遊びに行くこともないし、友達から電話がかかってきた、なんて様子も見たことがない。って、電話はまだ買ってあげていなかったっけ。流行しているゲーム機も持っていなかったらしく、時代に取り残されたと思っためでぃこはちょっと落ち込んでいる。コレはいかんと、さっそく街に出て、お目当てのゲーム機とテレビ、ついでに服なんかを買ってあげることにした。友達は買えるものではないので、今後は友達を増やすような教育方針にしていこう。
……時は流れてクリスマス、父親からのクリスマスプレゼントに、めでぃこも喜んでくれたようだ。だが、悲劇はその後に発生した。迎えたお正月で、めでぃこに年賀状が一通も届いていなかったのだ。キューブ君がなんかフォローしているが、落ち込んでいる娘の姿を見るのは正直ツライ。今まで以上に、友達作りに精を出そうと決心した瞬間であった。
ちなみにお正月ではおみくじを引けるのだが、結果は大凶でした。ふんだりけったりではないか! というか、いつのまにか愛娘にズップリと感情移入している自分に気がつきました。よくよく考えると、“めでぃこ”って結構カワイイ名前じゃないッスかね? 親バカでしょうか?
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