Wiiでやわらか、Miiでにぎやか――ニンテンドーDSで好評を博したあの塾が、今度はWiiで開塾「Wiiでやわらかあたま塾」レビュー(1/2 ページ)

「Wiiでやわらかあたま塾」はニンテンドーDSで“脳トレ”ブームの一角を担った「やわらかあたま塾」のWii版。問題は刷新され、Wiiならではの新しい塾が誕生した。やわらかい脳を目指して、あなたも入塾してみますか?

» 2007年05月29日 16時55分 公開
[仗桐安,ITmedia]

あたまはかたいよりも、やわらかいほうがいいらしい

画像

 ニンテンドーDSにおける“脳トレ”ブームの火付け役と言えば「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」だ。しかし、2005年5月19日に発売された同タイトルを追う形で、2005年6月30日にDS市場に登場した「やわらかあたま塾」も、忘れてはならないタイトルだ。

 “脳活性化ソフト”というジャンルをひっさげた「やわらかあたま塾」は、言語、記憶、分析、数字、知覚という5つのジャンルからなるミニゲームを収録し、手軽かつ楽しく脳を活性化できるゲームということで好評を博した。100万本以上のセールスを記録したという実績が、その人気と支持を物語っていると言っていいだろう。ちなみに北米では「Big Brain Academy」というタイトルで2006年6月5日に発売された。

 そんな「やわらかあたま塾」の続編が、このたびWiiで登場した。その名も「Wiiでやわらかあたま塾」。直球すぎるほどに直球でそのまんまなタイトルがつけられた本作では、Wiiリモコンを使って、シンプルかつ直感的な操作で脳の活性化を体験することができる。

画像 Wiiリモコンを握りしめて、いざ入塾だ!

 「やわらかあたま塾」では言語、記憶、分析、数字、知覚という5つのジャンルが用意されていたが、本作では言語の代わりに直感が加わり、直感、記憶、分析、数字、知覚という5ジャンルがプレイできるようになった。問題はガラリと変わり、Wiiのインタフェースになじむ新問題が用意されている。その他にも、Wiiならではの楽しい新要素が追加され、よりパーティーゲーム的な遊び方を実現しつつも、家族や友人たちと脳活性化できるタイトルに仕上がっている作品だ。

テストの結果に一喜一憂。やわらかい脳のために、ひたすら鍛錬を

 “塾”と冠せられているからには、プレーヤーはまず入塾手続きをしなくてはならない。最初に塾生写真と塾生名を決めよう。塾生写真はあらかじめ本作内に用意された6つのMiiからも選択できるが、自分に似せて作ったMiiで自分の名前をつけてプレイする方が確実に楽しいし、盛り上がる。塾生は同時に8人まで登録できるので、一緒に暮らしている家族やよく遊ぶ友人にも登録してもらって、脳のやわらかさを競い合う、というのが本作の正しい楽しみ方だと言える。

画像画像 8人まで登録できるので、友人のMiiをめいっぱい登録してみました。実際に友人たちとも遊んでみました。競い合う友がいれば、お互いに高め合えるはず!

 さて。入塾したら「まずはやわらかテストをやってみてください」と案内される。やわらかテストでは5つのジャンルの問題を順番に解いて、総合的なやわらか度(g:グラムで表記される)を測定することができる。最初のうちは各問題でやるべきことが分からず1級、初段あたりの結果が出るかと思うが、慣れてくるとさらに上の段を狙うこともできるはずだ。各ジャンルをやり込んで自信がついたころに改めてやってみると自分の成長っぷりを感じることができるだろう。

画像 ルールの説明も自由に見ることができる。分かりやすく解説されているので、すぐに理解できるだろう
画像画像 脳の重さ、段位、5ジャンルの成績グラフ、○○あたまという称号など、色々な結果が出るのが楽しい

 やわらかテストでの好成績を狙うべく脳活性化の修行に励みたいなら、あたまのストレッチをプレイしてみよう。ここでは各ジャンルの問題を自由に遊ぶことができる。各問題ごとにレベル1、レベル2、レベル3と用意されており、加えて、各レベルで好成績を修めるとハカリメダル(金、銀、銅)がもらえるようになっている。全レベルで金メダルを取れば大したものだが、レベルにせよハカリメダルにせよ、やり込むことで更にその先が登場したりもするので油断ならない。やわらかい脳への道はけっこう険しいのだ。

画像 全問題で金ピカなハカリメダルを手に入れるのはなかなか大変。日々精進あるのみだ
画像画像 登録者たちの成績表を見ることもできる。友人に負けてるとがんばろうという気になるものだ
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/19/news031.jpg 母に「髪染めやピアスはダメ」と言われ続けた25歳東大女子、大変身を決意したら…… まさかの事態に「さすがにおもろい」「涙出てきた」
  2. /nl/articles/2501/20/news015.jpg 汚れた石ころを、プロが磨いていくと…… 信じられない“正体”に「驚きました」「なんて美しさ」【海外】
  3. /nl/articles/2501/20/news033.jpg 10代の初々しいカップルが5年後…… “まさかまさかの現在”が3000万再生「めちゃくちゃ羨ましい」「うわー!」【海外】
  4. /nl/articles/2501/19/news042.jpg 風呂上がりに偶然「牛乳を注ぐ女」になった人に反響 「ほぼそのままw」「盛大にふきだした」 投稿者に話を聞いた
  5. /nl/articles/2501/20/news029.jpg 「ええお母ちゃんや」 2歳娘のためにズボラ母が作る“焼きそば”が目からウロコ 「ガチで助かる」「今度やってみます」
  6. /nl/articles/2501/20/news104.jpg 「またモスが狂ってる」 モスバーガーの作る“卒業アルバム”に困惑 公式の暴挙に「笑いすぎてお腹痛い」
  7. /nl/articles/2501/22/news016.jpg 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  8. /nl/articles/2501/20/news065.jpg 映画で見る「プロパンタンクを撃ったら大爆発」は本当? 検証してみた結果が興味深い
  9. /nl/articles/2501/20/news013.jpg 【ハードオフ】壊れたジョイコンを1100円で買ったら…… テストプレイで“予想外の事実”が発覚「1100円は安すぎ」「普通にラッキー」
  10. /nl/articles/2501/20/news050.jpg 同窓会を欠席したら突然連絡が…… 浪人生が受けた“涙のサプライズ”に「めっちゃ感動した」「泣いちゃったよ」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  2. 「大根は全部冷凍してください」 “多くの人が知らない”画期的な保存方法に「これから躊躇なく買えます」「これで腐らせずに済む」
  3. 浜崎あゆみ、息子2人チラリの朝食風景を公開 食卓に並ぶ“国民的キャラクター”のメニューが意外
  4. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  5. 中2長女“書店で好きなだけ本を買う権”を行使した結果…… “驚愕のレシート”が1300万表示「大物になるぞ!!」「これやってみよう」
  6. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”の家族に反響 ジュノンボーイの幼少期が香取慎吾似?【コンテスト特集2024】
  7. 大好きなお母さんが他界し、実家でひとり暮らしする猫 その日常に「涙が溢れてくる……」「温かい気持ちになりました」
  8. 「やばすぎ」 ブックオフに10万円で売られていた“衝撃の商品”に仰天 「これもう文化財」「お宝すぎる」 投稿者に発見時の気持ちを聞いた
  9. 「こんなおばあちゃんになりたい」 1人暮らしの93歳が作る“かんたん夕食”がすごい! 「憧れます」「見習わないといけませんね」
  10. 【今日の難読漢字】「碑」←何と読む?
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」