電脳世界に潜り込め!「パルスマン」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)

» 2007年07月27日 01時15分 公開
[ゲイムマン,ITmedia]

わたしが昔、このゲームを苦手にしてた理由

 パルスマンのアクションは多彩。まずは通常のパンチ、キック、ジャンプ。パンチは腕が電気の光に包まれる「パルスラッシュ」となり、攻撃範囲が広い。

 走って電気エネルギーをためると、パルスマンの体から放電が始まる「スパークリング状態」となる。

 スパークリング状態から使える技が2つある。1つは、腕から電気の弾を飛ばす「スラッシュ・アロー」。パルスラッシュの強化版といえる。

 そしてもう1つが、最も特徴的なアクション「ボルテッカー」。自らの体を電気の塊に変える。通常時は一瞬で元に戻るが、スパークリング状態だと、斜め上にまっすぐ飛んで、経路に塞がる敵を次々と倒せる。

 またボルテッカーは、移動手段としても使える。足場のない壁でも、ボルテッカーで反射して上っていくことができる。壁で跳ね返って、ジャンプでは行けない高い場所へも行くことができるのだ。

画像 ボルテッカーで壊せる地形もある。ガンガン壊して道を作っていくのが爽快
画像 ワイヤーが設置されている場所では、ボルテッカーでワイヤーを伝って移動できる(スパークリング状態でなくてもOK)。隣のワイヤーへ飛び移ることも可能

 わたしは今まで、スパークリング状態を作るのに、助走をつけて電気をためていた。これだと、ある程度の長さがある平らな場所か、下り坂でしかスパークリング状態にならない。

 しかし、方向キー2回押しで出る「ライトニング・ダッシュ」を使っていて気づいた。これは素早く移動するだけのものだと思っていたら、実はダッシュをした後、必ずスパークリング状態に入るのだ。

 これを利用すれば、狭い場所でもスパークリング状態を作れる。わたしが昔このゲームをクリアできなかったのは、このことに気づかなかったからだろう。……マニュアルにもちゃんと書いてあったんだけど。

画像 ゲーム全体を通して、スパークリング状態を作るためのダッシュは、多用することになる基本テクニック
画像 こういう狭い場所でも、ダッシュを使えばスパークリング状態にできる

 そのほか、意外に強力なのが、真上を攻撃する「バック・スピン・キック」。どうやら出かかりから出終わりまで攻撃判定があるようで、かなり使える。

 もっともわたしは、こないだマニュアルを読み返すまで、こんな技があることすら忘れていた。

世界で暗躍するG・G

 「パルスマン」のステージは全7面。1〜3面、4〜6面は、それぞれ好きな順番でプレイできる。

 1面では、G・Gに占拠されたTV局を解放するのが目的。市街地から、モニターに入ってコンピュータの中の世界へ飛び込み、TV局へと出てくる。

 現在のような、「ネットとTVの対立」「ネットと既存マスコミの対立」という図式はなかった時代であり、TVの電波もネットワークシステムの中に組み込まれているかのような表現がおもしろい。

 ボス戦は再びコンピュータの中で行なわれ、ワイヤーフレームの「バーチャル・ハンド」と戦う。

画像 G・Gに占拠されたTV局。ハンディカメラ3台がパルスマンを狙っている(違った意味で)
画像 1面のボスは、パックス・パワーグローブみたいなコントローラーで、コンピュータ空間の巨大な手を操作する

 2面はG・Gによって機械化されつつある、インドの熱帯雨林。ワイヤーが張りめぐらされていて、ボルテッカーで高速移動するシーンが多い。なお、ボスのワンダー・ツリーはかなり弱い。ゆけゆけワンダー・ツリー。

 3面の舞台はラスベガス。G・Gがカジノを乗っ取り、お金を盗もうとしている。このステージでは開始早々に、戦車「D.D.T.」(ダイナマイト・デザート・タンク)に乗ったドク・ワルヤマと対決。カジノに逃げ込んだワルヤマを追い、最後に再びD.D.T.と相まみえる。もちろんD.D.T.は強化されており、垂直落下式D.D.T.になっている。

画像 まさに黒パルスマンといった出で立ちのヴェール。ボルテッカー同士を相撃ちにして、素早く攻撃しないと倒せない

 4面はインド洋上の古代遺跡。ところどころに滝が流れている。水に触れるとパルスマンのエネルギーが吸い取られ、ボルテッカーも出せないし、パルスラッシュもただのパンチになってしまう。

 5面はアラスカの雪山。G・Gの秘密基地を発見したはいいものの、基地内は迷路になっていて、正しいルートを通らないと、前に通った場所に戻されることもしばしば。ボスはG・G側のC-Life「ヴェール」。

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