今年も元気な台湾パビリオン、その他あれこれ見てきました――台湾ゲーム館その2(2/2 ページ)

» 2007年09月23日 02時05分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]
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PC、アーケード、携帯サービス連動型TPS「パラセ・ロルンペ〜空舞魔導陣〜」で魔女ッ子プレイを楽しむ

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 MEGA NET&TECHの前を通りかかると、ついつい目が行ってしまうのが、魔女のホウキとディスプレイの組合わせ。同社の「パラセ・ロルンペ〜空舞魔導陣〜」はホウキに乗って最大8名での空中戦を楽しめるシューティングゲームである。アーケード版とPC版の開発が同時に進行しており、オンライン上でPC版とアーケード版のユーザー同士による対戦も可能(その場合は1対1の対戦しか選べない)。純粋なPCゲームではないが、見た目もユニークでかわいらしいので紹介させていただこう。

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 ブースに設置されているアーケード版のプレイ方法は、ホウキにまたがり、柄を傾けることで上下左右に移動できる。攻撃方法はタッチパネルに表示される、魔方陣を指でなぞってから柄の先端にあるトリガーボタンを押すだけ。PC版の場合はそれぞれの操作がキーボード&マウスに割り当てられるわけだ。

 新規ユーザーは4人のキャラクター、「アウェン・トカプ」、「シレトコッロ」、「トスプ」、「キロ・アシヌ」から1人を選択。もちろん全員が魔法使いという設定だ。対戦に勝てばポイントが手に入り、このポイントを経験値に変換するとレベルアップ。ステータス値を上げたり50種類の魔法をLv1〜Lv10まで強化できるようになる。ポイントを貯めれば2人目移行のキャラクターも購入可能だ。

 システム的にはどちらのバージョンも違いはないのだが、アーケード版のみコイン投入時にボーナスポイントがもらえ、PC版からは入手できないアイテムなども用意されているそうだ。また、コスチュームやセットしている魔法を取り替えたい時には、携帯サービスにアクセスすることで、これらが行える。アーケード版のプレイ中に対戦相手にあわせてキャラや装備を変えたくなっても問題ない。

 12月25日に台湾と日本同時正式サービス開始を予定しているものの、日本でプレイできるのは残念ながらPC版のみ。ホウキにまたがりたい人は台湾まで足を伸ばしてもらうしかない。料金はPC版が基本無料、アーケード版は1Play 20元(約70円)、携帯コンテンツの利用はパケット代のみでこちらも基本無料となっている。

 同社のマーケティング部長 テイ・ケッチュウ氏によれば、これまでアーケードゲーム中心に開発を行ってきたが、このパラセ・ロルンペを皮切りに、家庭用ゲーム機やPC向けタイトルの市場参入を目指しているという。

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カジュアル格闘オンラインゲーム「Tapa Online」

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 Unalisは2つのカジュアル系オンラインゲーム「Tea Time Online」と「Tapa Online」を展示。Tea Time Onlineはムービーのみの出展となっていたため、もう一方のTapa Onlineについて、同社のプロジェクトマネージャー Sam Chang氏に話を聞いてみた。

 同タイトルは最大8人での対戦プレイが可能な、3Dオンラインアクションゲーム。基本操作はWASDとエンターキー、スペースバー、カーソルキーのみだが、W+Sでジャンプしながら攻撃、S+Dで必殺技、カーソルキー+Sで突き攻撃など多彩な技が繰り出せるなど、見た目のカジュアルさに比べると本格的なアクションが楽しめる。また、必殺技や3連コンボを決めた時の派手なエフェクトも魅力の一つだ。

 対戦はラウンド制で1ラウンド3分。より多く倒されてしまったほうが負けとなる。対戦モードには個人戦とチーム戦の2つを用意し、今後は最大16人によるトーナメントモードなども予定されている。

 キャラクターは5人、マップは15種が現在実装されており、装備可能な武器はキャラクター別に異なる。基本プレイ無料のアイテム課金を採用しており、見た目重視や能力の上がるアバターアイテムをゲーム内のアイテムショップで販売している。

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 台湾では8月25日よりすでに正式サービスを開始。メインターゲットは15歳前後と低年齢層で、最大同時接続数は今のところ3000人程度にとどまっている。また、香港ではオープンβテストの真っ最中で、中国では今年の年末よりクローズドβテストが実施されるようだ。気になる日本でのサービス状況だが、こちらはパブリッシャーを探している最中で未定とのことだ。

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