レビュー
» 2007年11月21日 00時00分 公開

「真・三國無双5」レビュー:大きくイメージチェンジした「真・三國無双5」――無双シリーズは新たな時代に突入 (1/2)

無双シリーズ最新作の「真・三國無双5」が、11月12日にPS3とXbox 360で同時発売された。大きく進化を遂げた新しい「真・三國無双」は、どのように生まれ変わったのか。じっくり遊んで調べてみました。

[網野三平,ITmedia]

初の“次世代”無双がついに登場

 「真・三國無双」は、敵の大軍勢を1人で蹴散らすアクションシリーズだ。その爽快感が最大の魅力で、大人気タイトルであることはゲームファンにはご存じの通り。そんな「真・三國無双」シリーズは、2000年に発売された第1作から、基本的にプレイステーション 2の性能に合わせて作られてきた。しかし、本作は初めて次世代機用に作られた新時代の「真・三國無双」で、武将のグラフィックや使用武器、アクション、攻撃方法などが一新されるなど、いまだかつてない変貌を遂げている。これまでシリーズ全作品をプレイしてきた筆者にとっても、どう変わったのかがとても気になるところだ。そこで今回のレビューは、劇的に変化したポイントに絞ってお伝えしていこう。

バリエーション豊富なアクションで舞うように戦え!

相手に攻撃を当てると、連舞ランクのゲージがたまる。ランクは、1→2→3→∞の順で増えるが、3と∞はスキルを取得していないとたまらない

 まずは、無双シリーズのもっとも重要とも言える、アクションの仕組みに注目してみた。従来であれば、通常攻撃→チャージ攻撃の順番でテンポよく繰り出すと、通常攻撃の回数に応じて異なるチャージ攻撃ができた。しかし、本作ではこのシステムがなくなり、代わりに“連舞”システムを採用。これまでの通常攻撃が連攻撃、チャージ攻撃が強攻撃となり、連舞ランクに応じて強い連続攻撃ができるようになった。既存のシリーズでは、通常攻撃を一定数繰り返すと必ず攻撃が止まっていたが、本作ではボタンを押した回数だけ、連攻撃をずっと繰り出すことができるのだ。強攻撃は、大ダメージを狙う際に使うのは前作までと同じだが、本作では相手のガードを崩すという大きな役割があり、特に敵武将との戦いでは重宝する。今まで、難易度が上がると敵のガードがうまくなり、戦いが長期化するのが不満だった筆者には、とてもうれしい改良点である。本陣が襲われ、本陣に戻らなければ! というときに、目の前の敵がガードを固めてイライラするということもなくなったわけだ。

火計を拠点の中で使うと拠点で火災が起き、威力が大きくなる。落石の場合は、坂の上で使うと坂の下まで岩が転がり、より広範囲の敵に岩を当てることができる

 本作では「特殊技」という強力な攻撃ができるようになった。特殊技は、以下の5種類。

  • 神速:ダッシュ移動をしつつ、強力な攻撃が繰り出せる
  • 強襲:連舞ランクが∞になり、多少相手の攻撃を受けても攻撃を止められにくくなる
  • 斉射:弓を放って周囲の敵を一斉攻撃する
  • 火計:周囲に火を放ち敵兵の体力を減らす
  • 落石:周囲に落石を出現させ、敵兵の体力を減らす

 このうち、1人の武将が使えるのは1種類だけで、何を使えるかは武将ごとに決まっている。特殊技は「伝書」というアイテムを所持しているときにだけ使用可能で、伝書は拠点兵長を倒すなどして手に入れられる。特殊技はどれも効果バツグンだ。

 いつでも使える「殺陣攻撃」も今回新しく追加された攻撃方法だ。ガード状態で攻撃ボタンを押すと使うことができる技で、派手さは無双乱舞や特殊技に見劣りするが、殺陣攻撃で敵武将を仕留めると1段階価値の高い武勲アイテム(いわゆる経験値アイテム)が手に入る。殺陣攻撃の攻撃モーションは武将ごとに違い、中にはアクロバティックな攻撃を仕掛けるものもあり、色々な武将で殺陣攻撃を使いたくなってしまう。

 まとめると、本作は、連舞と無双乱舞、特殊技、それに殺陣攻撃の4つの攻撃で、押し寄せる敵の大軍勢を蹴散らすことになる。攻撃のバリエーションが増えたのは、かなりうれしいポイントだ。特に連舞は、ザコ兵士に囲まれたときに決めると爽快。バッサバッサと斬り倒しながら、周りにできていく死体の山と、グングン増えるKOカウント(敵兵の撃退数)を見るとアドレナリンが止まりませんよ!

ショートカットが可能になったステージ

 攻撃アクションは大きな進化をしたが、今回はステージも大きく生まれ変わった。これまでのステージは、3Dのマップで坂の上や川など、起伏に富んでいたが、侵入できない川があったり、通れる道が限られていたりと、見た目ほど自由に移動はできなかったのだ。だが、本作ではジャンプを利用して崖を飛び降りたり、川を泳いで渡れたりと、かなり自由に移動できるようになった。また、櫓や城壁にかけられた梯子も上れるよう、改良されたのだ。

 これまでは、城壁や櫓の上から弓兵に狙撃されて、「手の届かないところから撃つとは卑怯な!」と、腹の立つこともよくあったが、今回は梯子を上ればすぐに倒せるので、筆者ならずとも喜んでいるプレーヤーは大いに違いない。

1人で川に飛び込むと、泳ぐことができる。この状態だと攻撃、防御ができないので要注意
馬に乗った状態で川に入ると、馬が泳いでくれるので、攻撃を仕掛けることができる
敵拠点の上方にある山道から飛び降りて攻撃を仕掛ければ、急襲成功! しばらくの間、敵兵の防御力が下がる。奇襲できる場所を探してみよう

包囲戦で武将を倒せば、一番いい武勲アイテムが手に入る

 なお敵の拠点を制圧すると、中央に体力回復アイテムが一定時間ごとに出現するようになった。当然ながら、これを利用することでかなり有利に戦える。拠点を制圧するには、各拠点内にいる敵兵を一定数倒せばOK。また、拠点内ではときどき包囲戦となることがある。包囲戦とは、敵味方の一般兵士が周りを取り囲んだ状態で、敵の武将と戦うもので、周りの兵士が飛びかかってくることはないが、近づくと攻撃を受ける。なるべく遠巻きの兵士に近づかないように敵武将を倒すのがコツなのだ。包囲戦になると、通常よりも敵武将が強くなるので、緊迫した戦いが味わえる。手ごわい猛将と包囲戦になると、逃げ出したくなってしまう。ヘタレですいません。

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