大きくイメージチェンジした「真・三國無双5」――無双シリーズは新たな時代に突入:「真・三國無双5」レビュー(1/2 ページ)
無双シリーズ最新作の「真・三國無双5」が、11月12日にPS3とXbox 360で同時発売された。大きく進化を遂げた新しい「真・三國無双」は、どのように生まれ変わったのか。じっくり遊んで調べてみました。
初の“次世代”無双がついに登場
「真・三國無双」は、敵の大軍勢を1人で蹴散らすアクションシリーズだ。その爽快感が最大の魅力で、大人気タイトルであることはゲームファンにはご存じの通り。そんな「真・三國無双」シリーズは、2000年に発売された第1作から、基本的にプレイステーション 2の性能に合わせて作られてきた。しかし、本作は初めて次世代機用に作られた新時代の「真・三國無双」で、武将のグラフィックや使用武器、アクション、攻撃方法などが一新されるなど、いまだかつてない変貌を遂げている。これまでシリーズ全作品をプレイしてきた筆者にとっても、どう変わったのかがとても気になるところだ。そこで今回のレビューは、劇的に変化したポイントに絞ってお伝えしていこう。
バリエーション豊富なアクションで舞うように戦え!
まずは、無双シリーズのもっとも重要とも言える、アクションの仕組みに注目してみた。従来であれば、通常攻撃→チャージ攻撃の順番でテンポよく繰り出すと、通常攻撃の回数に応じて異なるチャージ攻撃ができた。しかし、本作ではこのシステムがなくなり、代わりに“連舞”システムを採用。これまでの通常攻撃が連攻撃、チャージ攻撃が強攻撃となり、連舞ランクに応じて強い連続攻撃ができるようになった。既存のシリーズでは、通常攻撃を一定数繰り返すと必ず攻撃が止まっていたが、本作ではボタンを押した回数だけ、連攻撃をずっと繰り出すことができるのだ。強攻撃は、大ダメージを狙う際に使うのは前作までと同じだが、本作では相手のガードを崩すという大きな役割があり、特に敵武将との戦いでは重宝する。今まで、難易度が上がると敵のガードがうまくなり、戦いが長期化するのが不満だった筆者には、とてもうれしい改良点である。本陣が襲われ、本陣に戻らなければ! というときに、目の前の敵がガードを固めてイライラするということもなくなったわけだ。
本作では「特殊技」という強力な攻撃ができるようになった。特殊技は、以下の5種類。
- 神速:ダッシュ移動をしつつ、強力な攻撃が繰り出せる
- 強襲:連舞ランクが∞になり、多少相手の攻撃を受けても攻撃を止められにくくなる
- 斉射:弓を放って周囲の敵を一斉攻撃する
- 火計:周囲に火を放ち敵兵の体力を減らす
- 落石:周囲に落石を出現させ、敵兵の体力を減らす
このうち、1人の武将が使えるのは1種類だけで、何を使えるかは武将ごとに決まっている。特殊技は「伝書」というアイテムを所持しているときにだけ使用可能で、伝書は拠点兵長を倒すなどして手に入れられる。特殊技はどれも効果バツグンだ。
いつでも使える「殺陣攻撃」も今回新しく追加された攻撃方法だ。ガード状態で攻撃ボタンを押すと使うことができる技で、派手さは無双乱舞や特殊技に見劣りするが、殺陣攻撃で敵武将を仕留めると1段階価値の高い武勲アイテム(いわゆる経験値アイテム)が手に入る。殺陣攻撃の攻撃モーションは武将ごとに違い、中にはアクロバティックな攻撃を仕掛けるものもあり、色々な武将で殺陣攻撃を使いたくなってしまう。
まとめると、本作は、連舞と無双乱舞、特殊技、それに殺陣攻撃の4つの攻撃で、押し寄せる敵の大軍勢を蹴散らすことになる。攻撃のバリエーションが増えたのは、かなりうれしいポイントだ。特に連舞は、ザコ兵士に囲まれたときに決めると爽快。バッサバッサと斬り倒しながら、周りにできていく死体の山と、グングン増えるKOカウント(敵兵の撃退数)を見るとアドレナリンが止まりませんよ!
ショートカットが可能になったステージ
攻撃アクションは大きな進化をしたが、今回はステージも大きく生まれ変わった。これまでのステージは、3Dのマップで坂の上や川など、起伏に富んでいたが、侵入できない川があったり、通れる道が限られていたりと、見た目ほど自由に移動はできなかったのだ。だが、本作ではジャンプを利用して崖を飛び降りたり、川を泳いで渡れたりと、かなり自由に移動できるようになった。また、櫓や城壁にかけられた梯子も上れるよう、改良されたのだ。
これまでは、城壁や櫓の上から弓兵に狙撃されて、「手の届かないところから撃つとは卑怯な!」と、腹の立つこともよくあったが、今回は梯子を上ればすぐに倒せるので、筆者ならずとも喜んでいるプレーヤーは大いに違いない。
なお敵の拠点を制圧すると、中央に体力回復アイテムが一定時間ごとに出現するようになった。当然ながら、これを利用することでかなり有利に戦える。拠点を制圧するには、各拠点内にいる敵兵を一定数倒せばOK。また、拠点内ではときどき包囲戦となることがある。包囲戦とは、敵味方の一般兵士が周りを取り囲んだ状態で、敵の武将と戦うもので、周りの兵士が飛びかかってくることはないが、近づくと攻撃を受ける。なるべく遠巻きの兵士に近づかないように敵武将を倒すのがコツなのだ。包囲戦になると、通常よりも敵武将が強くなるので、緊迫した戦いが味わえる。手ごわい猛将と包囲戦になると、逃げ出したくなってしまう。ヘタレですいません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
ジャガー横田、愛車・BMWが高速手前でエンスト 九死に一生も原因不明の故障に「新車でまだ一年半なのに…」
中村江里子、174センチの長女&181センチの中学生長男に驚く声 「足ながっ!!」「モデルになれそう」
キンコン西野、“勝手に出された婚姻届”にまさかの展開 証人欄にはお世話になっている「森田一義って名前が」
「チコちゃん」マナー講師が炎上で、エガちゃんの株が上がってしまう 「エンタメの見本」「エガちゃんはやっぱり偉大」
ドワンゴ、「ゆっくり茶番劇」商標問題への対応策発表 商標権の放棄交渉や独占防止のための「ゆっくり」関連用語の商標出願
Blenderで作ったパンケーキがなんかおかしい 作者も「なぜ…」と困惑するナゾ挙動に「電車で吹いた」「一生笑ってる」の声
モッフモフの大型犬と娘が「すやぁ……」 大きなワンコに包まれ、添い寝する光景に「幸せな時間」の声
神田うの、元『プチセブン』モデルたちと“同窓会”ショット ほしのあき、SHIHOらが集合「豪華な顔触れ」
庄司智春、愛車ダッジ・チャレンジャーが廃車に ガソリンスタンドで炎上、ボンネットから発煙し「やばい」
先週の総合アクセスTOP10
- 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
- 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
- フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
- 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
- YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
- 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
- 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
- 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
- キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
- 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声
先月の総合アクセスTOP10
- 「普通ではなかった」 坂上忍、「バイキング」卒業翌日に“生放送”の重圧語る 都内自宅取り壊しの決断も明かす
- どうやって着てるんだ! 冨永愛、背中丸見えな“人魚風衣装”に「誰にも真似できない」と反響
- 柴犬が1年ぶりの再会に待ちきれず…… 帰省したお姉ちゃんを見つけてよろこびを爆発させる姿に涙が出る
- 「カムカム」最終回目前、怒涛の展開に視聴者からのツッコミ殺到 「突然のどエラい告白で放送事故」
- 「お綺麗すぎてぶち抜かれた」 フワちゃんが2時間メイクで雰囲気一変、シックな黒ドレスでのモデル姿に称賛の声
- この画像の中に猫が隠れています 見つかるとスッキリなクイズに「わからん」「手こずった」
- 「きもい」「仕事減ったな」水谷隼、誹謗中傷DMへ怒り 「後で泣き喚いても一切同情しないから」
- だいたひかる、虐待の疑いで通報される 警察の訪問受け「アンチが多い事もお伝えしておきました」
- 里田まい、入学準備中の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛が暴走
- 息子が、大親友ハスキーの「あそんで」を無視した結果…… 激おこワンコとのわちゃわちゃなやりとりに21万いいね