連載
» 2008年01月28日 14時12分 公開

金のブロックに泣かされた「アルカノイド」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)

[ゲイムマン,ITmedia]

初心者殺しのラウンド3

 ブロックの中でも銀色と金色のものは特殊。銀色はハードウォールといって、ボールを1回当てただけでは壊れない。最初の8ラウンドまでは、2回当てると壊れる。以降ラウンドが進んでいくと、当てなければならない回数がだんだん増えていく。

 ハードウォールはラウンド1から登場。最上段に位置している。

 1970年代のブロックくずしでは、最上段のブロックを消してそのすき間にボールを入れると、ブロックの壁の裏でボールが勝手に跳ねて、どんどんブロックが消えていった。これが今でいうボーナスポイントのようなフィーチャーとなり、ゲームの魅力にもつながっていた。

画像 ボールを裏に入れてディスラプションが使えればラッキー。スピードが速くなりやすいので、ボールが下に出てきたときは要注意

 「アルカノイド」のラウンド1でも同じことが可能だが、そのためには最上段のハードウォールを1つ消さなくてはならない。うまく裏に通せれば、あとはハードウォールであってもさほど問題なく、ブロックを大量に消していけるだろう。

 ラウンド2は、裏を通すことがさらに重要な面。ブロックが左に多く、右に少なく配置されていて、いちばん右の列は1個しかない。各列の最下段がハードウォールだが、いちばん右だけハードウォールがない。つまり、正確に最右列を狙って1個のブロックを消し、そこにもう一度ボールを放り込むのが、このラウンドのセオリーだ。

 ラウンド3には金のブロックが登場する。これはイモータリティウォールといって、何回ボールを当てても壊せない。もちろん壊さなくてもクリアできるが、ほかのブロックを消すジャマになる。

画像 もしかしたら全33ラウンドの中で、このラウンド3がいちばん難しいかもしれない

 特にこのラウンド3では、ブロックの大半が金色で、金ブロックの間を通して普通のブロックを消し、さらに金ブロックの間を反射させて、ボールを奥に進ませなければならないのだ。

 ボールをどこに打っても、金ブロックに跳ね返されて戻ってきてしまう。たとえレーザーを取ったとしても、金ブロックで止められるので役に立たない。わたしもこの面をなかなかクリアできなくて困った。初心者殺しのラウンド3である。

 結局、バウスの端でボールを打ち、ボールを水平に近い角度で跳ねさせて(バウスのどこでボールを打ったかによって、ボールの跳ね返る角度が変わる)、どうにかこうにかクリアした。ただしこの場合、ボールが横に大きく動くので、もし戻ってきたら打ち返しにくい。

 壊せないブロックというアイデアは、もしかしたらマンガ「ゲームセンターあらし」からヒントを得たのかもしれない。

 さまざまなテレビゲームが登場するこのマンガだが、記念すべき第1話に登場したのがブロックくずし。主人公・石野あらしは、天才少年プログラマー・大文字さとると対決するが、このとき使われたブロックくずしは、さとるが改造したオリジナルバージョンで、ブロックが残り1個になると、壊せないブロックが出現するのだ。

 あらしは“大回転必殺イナズマ返し”という技を使い、これらの障害物をすり抜けて、残るブロックに見事ボールを当てたのだった。

 なお、この第1話に出てきた(改造前の)ブロックくずしは、偶然にもタイトーの「スーパーブロック」だった。

 (1980年代における)現代風アレンジとしてはもう1つ、敵キャラの存在が挙げられる。フィールド上部から出てきて漂う敵キャラは、別に攻撃してくるわけではなく、ボールまたはバウスに当たると消滅する。だが、ボールが敵に当たると跳ね返るので、敵がいっぱい出てくると、ボールがどこへ行くのか予測がつかなくなった。

インベーダーからモアイまで

画像 ハードウォールはアイテムを出さないので、意外と厳しい。早めに目かツノに当ててアイテムを取りたい

 全33面はどれも個性的だが、その中で特に印象に残ったものをピックアップしてみた。

 まずラウンド5。ブロックの配列が、インベーダーの形になっている。ハードウォールばかりなので、なかなかブロックが減ってくれない。

 ラウンド10は、金色ブロックで作られた枠の中に、壊せるブロックがある。1カ所だけ開いているすき間にボールを通せないと、いつまでたってもブロックを壊せない。

 後半のラウンドでは、壊せるブロックを金ブロックが取り囲む配置が多く、またハードウォールも堅くなる。狙った所に正確にボールを運ぶテクニックが必要だ。


画像 ラウンド10は枠の中にボールを入れてしまえば、あとは安心して見ていられる
画像 ブロックで何かが描かれているラウンドもある。ラウンド17はパラソル。柄の部分が金色ブロック
画像 ラウンド24は富士山。金ブロックも銀ブロックもなく、前後のラウンドに比べると、拍子抜けするほど簡単

画像 ラウンド33のボスキャラ・DOH。撃ってくる弾を避けながら、ボールを16回当てれば倒せる

 「アルカノイドDS」で慣れたからだろうか、わたしも最終面に出てくるボスキャラの「DOH」を倒し、ファミコン版「アルカノイド」をクリアできた!

 ……アスキーの「ゲーム年鑑」に載ってたコンティニューの裏技を使いまくったけど(タイトル画面でABボタンを押しながらセレクトを5回押して、スタート)。

 ちなみにこのゲームにはほかにも、「Aボタンとスタート同時押しで次の面に進める」という裏技がある。ただし16面までしか進めない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!