連載
» 2008年01月28日 14時12分 公開

金のブロックに泣かされた「アルカノイド」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/3 ページ)

[ゲイムマン,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

手ごわいラウンドにはニューディスラプション

 1988年、ファミコン版「アルカノイドII」発売。前年にアーケードに登場した「アルカノイド リベンジオブDOH」に加え、ブロックをレイアウトできる「エディットモード」や、人対人、または人対コンピューターで対戦のできる「VSゲーム」が収録されている。

 VSゲームでダイヤルコントローラーを使って2人対戦ができるよう、「アルカノイドII」の付属コントローラーに、「アルカノイド」のコントローラーをつなげることが可能となっている。

画像 いきなりDOH戦から始まる「リベンジオブDOH」。DOHを倒すと、アーケード版のオープニングが見られる
画像 VSゲームではバウスが縦に動く。慣れないと、対コンピューター戦で勝つのも難しい

 「リベンジオブDOH」には、新たなアイテムがいくつか登場する。バウスが2つになる「ツイン」や、バウスが動く際に残像がつき、その残像でもボールを打ち返せる「イリュージョン」など。

 中でも特に強力だったのが「ニューディスラプション」。ボールが3個に分裂するのは「ディスラプション」と同じだが、1個ボールを落とすと、別のボールが2個に分裂し、フィールド上のボールは常に3個に保たれる。3個同時に落とさない限り、ミスにはならないのだ。

 あと、ボールがブロックを貫通する「メガボール」もすごかった。イモータリティウォールまで破壊できるので、ラウンドによってはたいへん重宝した。

 その一方、バウスの長さが半分になる「リダクション」というアイテムもあった。一応、得点が2倍になるという利点もあったが、半分のバウスが苦にならない上級者以外にとっては、マイナスアイテムでしかなかった。

 全35ラウンドだが、ボスキャラ戦とラウンド1以外は、それぞれ2種類の配列が用意されている。ラウンドをクリアしたときに左右2カ所の出口が開き、どちらに進んだかによって、次のラウンドの配列が決まる。

 動くウォールや、時間がたつと復活するウォールも登場。面数が多いことも相まって、多彩な展開が楽しめる。難度は高いが、コンティニュー(下B右左AA上Bスタート)や、次の面へ進む(前作と同じく、Aとスタート同時押し。やはり16面まで)の裏技も駆使して、存分に味わいたいゲームだ。

画像 「ニュー」との差別化のため、従来のディスラプションは、ボールが8つに分裂するようになった
画像 メガボールは銀ブロックも金ブロックも豪快になぎ倒してくれる。ブロックが多いときに便利
画像 イリュージョンを取ると、つい必要以上に大きく動きすぎて、ミスしてしまいがち

 1997年には、スーパーファミコン版「アルカノイド Doh It Again」が登場。全99ラウンド。専用コントローラーはないが、マウスに対応している。アンバランス社からPC版も発売されている。

 また同年、アーケードに「アルカノイドR(リターンズ)」が登場。画面がそれまでの縦長から、家庭用ゲーム機への移植などを考え、横長に変更されている。同年プレイステーションに移植された。

 さらに同じ1997年、「プチカラット」というゲームがアーケードに登場した。ボールを打ち返して宝石をちぎって落とすゲームだが、これが開発当初は「アルカノイドR II」だったらしい(「タイトーステーション」内の「アルカノイドDS」特設サイトによる)。プレイステーション 2の「タイトーメモリーズ」シリーズには、なぜか「アルカノイド」シリーズが収録されていないが、唯一この「プチカラット」だけが、「タイトーメモリーズ 上巻」に収録されている。

 「アルカノイド」は携帯電話にも移植されていて、携帯電話版オリジナルの面も豊富にある。また、ドコモの“直感ゲーム”に対応し、携帯電話を傾けてプレイする「直感アルカノイド」もある。

わたしはなぜ豊島区南長崎まで行ったのか?

 2007年、ニンテンドーDS用ソフト「アルカノイドDS」が発売された。

 ラウンド数は140。「ダライアス」や「ナイトストライカー」のように分岐したルートを選んで、35ラウンドをクリアするのが目的。7つある最終ラウンドに、7つの星の宇宙人が捕らえられていて、彼らを救い出すというシナリオになっている。

 また、ラウンドごとに特定の条件をクリアしていく「QUEST GAME」や、ワイヤレス対戦、Wi-Fi対戦モードもある。操作はタッチペン、十字キーのほか、別売の「パドルコントローラ DS」を使うこともできる。

 さて「アルカノイド」といえば、最近では“大山のぶ代さんが得意なゲーム”として話題になった。

 「トリビアの泉」でも取り上げられたし、「アルカノイドDS」の発売記念イベントでも語られたが、ワンコインで全面クリアできるほどの腕前。しかも、アイテムをできるだけ取るプレイスタイルのせいか、クリア時の得点がかなり高い。

画像 トキワ荘は老朽化のため取り壊され、跡地は出版社になっているが、周辺にはALWAYSな建物が数多く残っている

 大山のぶ代さんといえばドラえもん、ドラえもんといえば藤子・F・不二雄先生、藤子・F・不二雄先生といえばトキワ荘、という理由で今回は、豊島区南長崎のトキワ荘跡地にやってきたのだ。

 ……毎回、取り上げるゲームにゆかりのある土地へ行って写真を撮ってるはずなのだが、ここ最近、行く場所とゲームとのつながりが強引すぎる。まあ、実在の土地にゆかりのあるゲームなんて、そうそうないから仕方ないんだけど。

 次回は久々に、実在の場所を舞台にしたゲームを取り上げ、その場所へ実際に赴いて、ゲームの世界の雰囲気を実感しようと思う。

●取り上げてほしいなつかしゲー募集

思い出のあるゲームについて、ゲイムマンと語ってみませんか? あのゲームが好きだったのに今はもう手元にない、けどもう一度見てみたい! とか、俺が好きだったこのゲームを紹介しないなんて許せない! というあなた。是非こちらから、取り上げてほしいゲームをリクエストしてください。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!