喜屋武さん、これ罰ゲームになってませんよ?:「喜屋武さん、これできますか?」(その7)(2/2 ページ)
「ええ、楽しかったけどなに? 文句ある? べ、別にあんたのために一緒に行ったんじゃないんだからね!」と、ツンデレ風に書き始めたところで、ごまかされるわけもなく……。意外(失礼)と面白かったんですよねー。しかし、喜屋武さん、ちょいちょいおっさんくさいです。寒いからと女の子の真ん中に入っていったら多分捕まります。その前に何かに負けそうになります。
喜屋武さんがあんまりなテンションで書いているので、内容がよく分からないと思います。そもそも「チョッキ」とか「満点ヒップ」とか意味が分かりません。そこでちょっとだけ補足しておきますね。
イベントは、咲彦役の宮野真守さんの歌う「幕末恋華・花柳剣士伝」のオープニング曲「天壌無窮」で始まりました。ここから相馬役の松風雅也さんと、陸奥役の谷山紀章さんが加わり、寸劇に流れていく(寸劇は昼の部と夜の部とで内容が変わる)。谷山さんのみ台本を持って登場し、前日の稽古が台なしだといじられる。そして、松風さんによる歌「探」を経て、朗読劇に。
「新春★大争奪戦! これは、夢か現か幻か!?〜」と題された朗読劇では、集まってくれた来場者に向けて「恋の告白」を行うという内容。その後は、トークショウや幕末クイズなどで出演者一同が登場した。
この幕末クイズにおいて飛び出したのが、喜屋武さんも触れている「チョッキ」と「満点ヒップ」。出演者の羽多野さんが偶然、チョッキ(ベスト)を着用していたことをみんながいじりはじめ、以後、羽多野さんが「チョッキ」と呼ばれることに。そして、このクイズの罰ゲームとして「気になる異性に自分をアピールするときに取る行動やセリフとは?」という質問に、困った谷川さんがとっさにチョッキ(羽多野さん)に「満点ヒップ!」と、ヒップを鷲づかみにするという謎のアピールをしたのが大ウケで会場が大爆笑の渦に。
イベントも終盤にはそれぞれが歌い、プレゼント抽選会をもって終了となった。この日の模様はDVDとして発売されるらしく、「チョッキ」と「満点ヒップ」も収録されるものと思われます。
いやぁ何が驚いたかって、喜屋武さんのテンションの高さに驚きました。なんせ、いつも我々の前ではあからさまにローテンションなのに、スキップしてんだもの。しかも接待ってことまったく忘れているんだもの。
ただですね、いいようにとらえると、自分が好きなものを共有したいといういじらしさに思えなくもありません。というか、そういう風にとらえないと、なんだかワケの分からない呼び出しを受けたことになるじゃないですか。流れをまとめるとこんな感じ。
勝負で不戦勝→喜屋武さんが罰ゲーム決定→喜屋武さん反省→我々を接待したいと喜屋武さん→声優イベントにみんなで参加→?
ね、おかしいでしょ? 接待まではいいとしても、そこからイベント参加に飛ぶのがワケ分からない。そもそも、この不定期連載のタイトル、「喜屋武さん、これできますか?」ですよね? 喜屋武さんができないといけないわけですよ。なんで我々が挑戦してるんですか? 軸がぶれてきてんなーとは思っていましたが、ついにはタイトルにすら当てはまらない取材をしているじゃないですか。これじゃあ、「喜屋武さんと愉快な仲間たちによるよもやま話」です。なんて毒にも薬にもならない内容なんだ。
このコーナーは、いつも行き当たりばったりでお送りしております!
胸張って言うことではありませんが、ゲームに関連していること以外は、なんでもありな連載になっていることをここに宣言します(2008年「適当宣言」発布)! あ、そんなのはじめからでしたか。失礼しました。なんにしろ面白ければいいのです。喜屋武さんと愉快な仲間たちは、何をやっても許してくれる取材先を広く募集しております。
さて実際、こうした女性向けのイベントは取材で何度か行っているため、分かっている気にはなっていました。しかし、今回改めて参加してみて思うのは、出演者とファンの距離の近さと、会場全体で盛り上がる空気感の実に温かいということ。これは音楽でも芝居でもお笑いでも感じられることですが、“声優”という仕事でありながら、実際にステージに立ち、会場を盛り上げるにはそれ相当の声優とは違う、範疇外の力量が必要なのではないでしょうか? そのことを改めて気づかせてもらえたイベントでした。喜屋武さん、そういう深い意味があったのなら、ありがとうございました。でも、その帰り道のスキップを見る限り……ないな。ないない。
ちなみに喜屋武さんから次のイベントのお誘い受けていますが、それはそれこれはこれ。丁重にお断りさせていただきます。とかいいつつ、また行きそうな予感もします。
なんて締めようと思ったら、喜屋武さんからそっと手紙が渡されました。フラグキター! とか純粋に思えたらいいのですが、残念ながら相手は喜屋武さんです。悲しいかな、不幸の手紙に違いありません。そっとその手紙を覗いてみると……「劇団ショートケーキ」!? はれ?
はい、告知で〜す。喜屋武さん、どうやら舞台に立つそうです。なるほど、そのための勉強も兼ねてたわけですか。これは強制呼び出しということでしょうか? 別のフラグ、キター!
「劇団ショートケーキ」公演情報
- 日時:3月8日(土)昼の部/午後2時開場(開演午後3時)、夜の部/開場午後5時〜(開演午後6時)
- 会場:原宿アストロホール
- チケット(税込):前売4000円、当日4500円
- 出演タレント(敬称略):大原かおり、佐藤寛子、嘉陽愛子、吉木りさ、さいきあさ、加藤沙耶香、喜屋武ちあき、次原かな、杉原杏璃、吉川麻衣子、堂上静華、島野亜希子、三井保奈美、野田彩加、香島アヤ、星野加奈、松本亜希、ローラ・チャン他
チケット申し込みはこちら。
- 喜屋武ちあき
- 身長:158センチ
- 血液型:0型
- 趣味:スケート
- 特技:水泳
ゲームとアニメをこよなく愛するタレント。マナーと数字を克服して、女を上げ、さらには自分が何者なのかココロと向き合いました。その後の接待プレイがよくなかったのか、ここにきてまたやりやがった喜屋武さんは、次回、何をするんでしょうか? 編集はいつも無策ですので広く心優しい取材先を募集しております。
さて、喜屋武さん。罰ゲーム、なくなったわけではありませんよ?
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新年あけましておめでとうございます。今年もなんとなくダラダラとやっております「喜屋武さん、これできますか?」ですが、今まで以上にいい加減で、どうしたものかと思っている次第です。
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