即席の家族を作って、みんなで常識力を測ってみました:「みんなの常識力テレビ」レビュー(1/2 ページ)
冠婚葬祭やビジネスマナーなどの一般常識を、クイズ形式で覚えるトレーニングゲーム「みんなの常識力テレビ」がWiiで登場。DS版のレビューでは非常識っぷりを見せたライターが、即席家族を作りあげ、再び常識に立ち向かう。果たしてリベンジなるか?
アナタはこの常識、分かります?
春です。読者の皆さんの中にも、学校を卒業して社会へと羽ばたいていく人が多いと思うが、そんな皆さんに突然ですが質問。正しい名刺の渡し方、会議などでの席次といった、社会人の常識を身につけていますか? 「ちょっと自信ないかも……」と思った人に朗報! ゲームで遊びながら常識を学んでいけるWii用ソフト「みんなの常識力テレビ」が登場した。
「みんなの常識力テレビ」は、マナー、教養、暮らし、社会といったまじめな常識から、スポーツやファッション、料理といった遊びの常識まで、幅広いジャンルの常識問題がクイズ形式で出題され、それを解きながら常識力を高めていソフトだ。プレイの記録は残らないけれどすぐに問題が遊べる「お手軽常識力」、家族で協力して答えを出し合う「家族で常識力」、常識力を計画的に養える「ひとりで常識力」という、3種類のゲームモードが遊べる。
ひなみさわ一家ここに爆誕!!
本作のメインモードである「家族で常識力」は、家族全員がテレビの前に集結し、家族で相談しながら、全10問の常識力問題を解いていく……というゲームモード。家族で競争するのではなく、みんなで知恵を出し合って常識力を測っていく、というプレイスタイルだ。
近年、家族間のコミュニケーション不足が叫ばれる現代社会に、筆者は激しい憤りを感じていた。なんとかせねば、一石を投じねば。常日頃そう感じていた筆者はひらめいた。「そうだ! 即席家族を作って家族愛をアピールすれば、みんな感銘を受けてコミュニケーション不足問題も解消するはず!」と。名づけて“家族計画”!!
要は、多人数でテレビを囲み、楽しく常識力クイズを遊んでみようぜ、ということです。一人暮らしだから実家に戻ってプレイするのが面倒、とかそんな理由じゃないですよ?
ということで、このモードを遊ぶために身近な人間に声をかけてみた。
編集プロダクションの社長(パパ・金銭的な意味でなく)や有名大学出の令嬢(姉)、サブカルに異様に詳しいイラストレーター(弟)……などなど、この疑似家族になってくれた人は、筆者を含めた計7人。バラエティー豊かな布陣となった“ひなみさわ一家”である。そうそう、括弧内の文字は筆者の脳内配役ということで。
とりあえず、さまざまなジャンルの常識に対応したひなみさわ一家に、向かうところ敵なし! あれ、筆者いらないんじゃね!? と思いつつもゲーム開始!
まず初めに、参加する人数や各自が使用するキャラクターを決めるのだが、ここで問題発生。筆者は説明書を見ないで始めたため、問題が出題されるまでの準備の段階で四苦八苦してしまった。兄貴A(筆者の脳内では)に「事前に調べとくのも常識じゃない?」と指摘され、いきなりの非常識っぷりを発揮してしまった。てへ! ゴメン! 兄ちゃん!
気を取り直して早速問題に取り掛かる。簡単な問題は筆者に任され、誰も答えが分からない場合は挙手制で答えるなど、家族ならではのすばらしき連携プレーで解いていく。正しい敬語の使い方や席次など、社会人ならば知ってて当然の常識問題も、チョチョイのチョイで解いていく。前回のレビューから、筆者も成長しているのですよ!
「三輪そうめんはどこの名産?」という問いに対して「美輪明宏が長崎出身だから長崎!」(“みわ”違い)や、「アンクレットを身に着けるのは体のどの部分?」という問いに対して「この前プレイしたRPGでは手に装備してたよ」など、珍解答が連発。こいつらホントに大丈夫か? と心配されるだろうが、これがひなみさわ一家のクオリティー。
順調に解答(?)していくが、ここで難問にぶち当たる。問題の内容は「相撲の幕内と呼ばれる番付を表の中から5つ選べ」というもの。表の中には、横綱や幕下、立行司や床山など、相撲に関連する言葉が並べられている。相撲の“す”の字も知らない筆者にとってかなりの難問だ。どうやらほかの家族は全員答えが解る模様。
「え? これって知ってて当然なの!?」と軽く驚きつつも、確かこれじゃなかったか? と、大関、関脇、横綱、小結まで答えていく。だが、最後のひとつがどれなのか解らない。悩みに悩んでいるところに、答えを知っている兄貴B(筆者の脳内では)から「十両か前頭、どっちかだよ」というヒントが!
ふっふっふ、さすがひなみさわ一家。またもやK点越えの連係プレーを魅せてしまった。これでもう正解したも同然。筆者は意気揚々と“十両”を選択! ……した瞬間、周りのみんなは失笑、そして画面には「不正解」の文字が。正しい答えは、大関、関脇、横綱、小結、前頭でした。
うーむ、字面からして十両の方が強そうだと思ったんだけどなぁ。と、字面で番付の順番が決まるわけでないという思考にたどり着けない筆者であった。
問題を10問解き終わると、家族の常識力を表した“常識力指数”が表示される。ひなみさわ一家の家族愛情度、もとい常識力指数は64で、平均より若干高めという結果に終わった。みんなはこれを見て普通だなと思うかもしれない。しかし、「このゲームは大変なものを与えてくれました。家族という名の絆です」と、筆者によるICPOのとっつぁん刑事ばりの名セリフで、このモードは感動的な大団円を迎えた。
という一部の脳内妄想はさておき、常識力指数以外にも、正解した問題の解説や、得意・不得意な常識などを確認することができる。また、「まじめ型」と「あそび型」の問題の解答率が円グラフで表され、どちらが高かったか診断してくれるのだ。
これで終わりかと思いきや、最後に家族の1人である兄貴C(筆者の脳内では)が指名され、それ以外の人は目を閉じるよう指示される。指名された人は、好きな季節や気に入っている自分の体の部分など、個人的な質問が行われるのだが、質問に答えることで、後で“家族の常識問題”という形で出題されるのだ。この家族の常識力問題では、ルーレットによって指名された家族の1人が答えることになる。家族についての質問という、家族愛を試される問題に挑戦せよ!
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