喜屋武さん、手に職つけてみませんか?「喜屋武さん、これできますか?」(その9)(1/2 ページ)

ここ最近、喜屋武さんを喜ばせる企画が続いてしまいました。実によくない傾向です。長らく放置プレイを飽きたので、今回は真面目に社会勉強をしてもらおうと思います。

» 2008年07月18日 17時51分 公開

もし喜屋武さんがタレントになっていなかったら?

喜屋武さん、今度は探偵になってもらいます

 テレビ、イベント、グラビア、ブログと、幅広い分野で活動している喜屋武さん。7月24日には、自身が所属するグループ「中野腐女子シスターズ」のオリジナル曲が着うた配信され、さらにはCDの発売も予定されているということで、大変結構な活躍ぶりであります。

 そんな彼女に用意したゲームは、デジタルワークスエンタテインメントより発売中のニンテンドーDS用ソフト「13歳のハローワークDS」。その内容は、ゲームを通じてさまざまな職業体験ができるというものですが、大変結構な活躍ぶりの喜屋武さんに対して、なんら他意を持つものではありません。


「ガル探偵学校」前。世界を股にかけて活躍しそうなロゴです

 ゲーム中に登場する職業は30種類もあるのですが、そのなかからピックアップした職業は「探偵」です。そういえば以前、喜屋武さんは探偵になりたいとか言ってましたなぁ。今回はより深く探偵について学ぶため、「ガル探偵学校」にお邪魔することにしました。この学校は、総合探偵社の「ガルエージェンシー」が全国で展開している日本初の探偵専門学校で、1992年の開校以来7000人以上もの探偵を世に送り出しているとか。

 題材が「探偵」と伝えたところ、なにやらうれしそうな様子の喜屋武さんですが、わたしは知っています。実際の探偵業は、テレビやマンガでのイメージとは違うものだということを。今日は喜屋武さんに探偵の現実の姿、ひいては社会人の厳しさを知ってもらおうと思います。……って、タレント業もそれはそれで大変なことも多いのでしょうが、それについては置いておきましょう。

お久しぶりでーす♪

K氏の怠慢のせいでお待たせしました。全部あいつが悪いんです。今回はこのソフト!

みなさん、お久しぶりです!

「喜屋武さん、これできますか」の連載もご好評頂いているにも関わらず、かなり間が開いてしまいましたー! なんでこんなに間があいたんだろう? と思ってK氏に聞いたところ、K氏も「なんでだろう」と思っていたようです(絶対ウソだ……)。「いやー、ゲーム関係の媒体で喜屋武さんを見かけることも多いので、すっかりやったつもりになってました〜」と言ってました。思い出してくださって、ほんとぉーによかったです。

ところで、もうすぐ夏ですね。甘味屋ののれん先には「かき氷始めました」という文字が躍る季節。きゃんちはそんな中、なんと「探偵始めました」!

というのも、今回は「13歳のハローワークDS」という、若者に将来の夢という素晴らしい目標を与えるゲームを体験させていただいたんです! 13歳なんてとうに過ぎ去ってしまった淡い過去ですが、ゲームの対象年齢は「何歳まで」という制限はないので、老若男女問わず「もし今の職業についていなかったら……」という風に楽しんでいただくこともできますよ!

そして今回は、実際に職業体験をしてもらおう! というK氏の粋な計らいに、わたしとしては感謝感謝です! わたしとて、いつまでアイドルをやっていられるか分からないし、なんてったってこれからは手に職の時代ですからね!

アニメーターという職業もあって、そちらもかなり体験したかったんですが、絵のセンスが皆無のわたしには無理ですっ。

なにここ。指令室ってなんだかかっこいい!

というわけで、今回は名探偵コナンばりの探偵になることを決心! きゃんちはワクワクしながら、ガルエージェンシーさんの探偵学院にお邪魔させていただきました。探偵になる人は、みんなここでお勉強しているみたいです。よーし、待ってろよ怪盗キッド! いつかこの手で捕まえてやるっ。


「探偵」っていうと、どんなイメージがありますか?

これは、実際にわたしが先生からはじめに聞かれたことです。とりあえず「コナンですね。殺人事件の捜査したり、迷宮入りの事件を解決します!」とハキハキ答えたところ、「全然違います」と言われてしまいました。

あれぇ? コナン目指してきたんだけどな……。

どうやら探偵のお仕事で一番多いのは「尾行」だそうです。一般的に浮気調査とか企業秘密の漏洩を調べることが多いみたいです。

尾行なら任せて! というわけで、実際に実践してみました。ターゲットの後ろの電柱から電柱へと、すばやく……ササッ!

「怪しいです。全然違います」

え? 尾行っていったらこれしか……!! とわたしは思ったんだけど、どうやら尾行はもっと自然に、しばらく距離を置いて歩いていくのが正解なんだって。「風景と同化すること」というスローガンが、壁にも掲げられています。そして、何よりも証拠が大切ということで、ビデオカメラを両手で持って、レンズ以外の部分を隠しながら尾行するみたい。

確かに、止まったりすばやく動いたりしていたら、見つかっちゃうし、ビデオも撮れないもんね。探偵として一番ダメなことは「バレること、見失うこと」だそうです。

その2つをしっかり覚えて、実際に尾行することに。

ターゲットは普通に歩いているので後ろから自然についていくだけでいいんですが、途中曲がり角をいきなり曲がってしまったり、後ろを振り返ったりするので、そんなときは慌てず自然なふりをします。

途中でターゲットを見失ってしまって、焦って探していたら角を曲がっていたみたい。見つけてうれしくて「いた! いたっ!」と叫んでしまったんですが、その瞬間ターゲットと完全に目が合いました。これは、実際の尾行だったら大失敗! おしおきだべぇ〜ですね。

あからさまに隠れてます! みたいなのは駄目らしい
はるか前方の目標を見失わないようにしないと駄目
当然だけど無闇に走ったりして目立っても駄目

まあでも、一度目にしては中々見込みがあるんじゃないかな。とわたしは思いました。先生は20点という厳しい数字でしたが。

探すのはこれ

そして次にやったのは「盗聴器の発見」。これはかなりのよい成績でしたよ! いや、ほんとに。発見する機械の使い方さえ覚えれば、あとは受信機を持ちながら部屋をくまなく探すべし! 探すべし! 探すべし!

実際に盗聴器を見つけることもできて、一種の宝探しゲームをやっているみたいな楽しい気分になりました!本当の探偵業は大変でも、職業体験なんだから楽しいほうがいいですね!

盗聴器とひと口にいっても、いろいろなものがあるらしくって、なんと電話のコードに盗聴器が仕掛けられているなんてこともあるみたいです。気をつけなくっちゃね!


ペン型カメラの小ささと性能にびっくり。これは気がつきません

最後に教えていただいたのは「特殊機材」について。探偵の秘密道具というところですね! いよっ! 待ってました!

早速たまげたのは、ペン型カメラ。ものすごく綺麗に写るのに、本当にペンにしか見えないんだもの。そして他にも、ボタンの穴から撮影できるカメラとか、まるでルパン三世が使いそうな機材がたくさん。

先生にいろいろお話を聞かせていただいたら、調査中にターゲットが海外に行ってしまって、それを追いかけてそのまま海外へついていくこともあるんだって(もちろん、依頼主に了承済み)! やっぱり探偵っておもしろー!

というわけで、もしアイドル業がうまくいかなくなった時は、探偵になりたいと思います。目指すは金田一少年! なんつって。

1日講義を受けてみて、探偵は最初思っていたかっこいいものとは少し違っていました。人のあとを付けたり、盗聴器を探したりするのって、なんだか悲しいし嫌だな、ってちょっとだけ思っちゃったんだけど、先生のお話を聞いて目から鱗!

というのも、先生も小さい頃に探偵に憧れてこの職業を選んだけど、夢と実際の違いを感じることもあったそうです。でも、探偵を頼ってくるお客さんのひとりひとりが最初はすごく悩んでいて、でも探偵さんの調査、そして調査だけじゃなくて、その後どうしたら幸せになれるのかっていうアフターケアがあって。それによって元気が出るお客さんもたくさんいて、そんなときにとってもうれしくなるっていうお話を聞いて、とっても感動!

探偵って、すごく人とのかかわりが大切な職業だと思います。

そんな職業を実際に「13歳のハローワーク」で体験できる! ということは、将来名探偵になりたい、という方もぜひ実際に職業体験をしてもらえたらいいなぁって思いました。

よーし! これで探偵のスキルがきゃんちには備わりました。ということで、早速K氏の身辺を調査しちゃうぞー! とK氏に宣言したところ、「できるものならやってみなさい」的なことを言われました。おっと、これは宣戦布告ですか?

「じゃあ本当に尾行しますっ」と言ったものの、実際してないです。K氏の尾行をしてもおもしろくなさそうなんですもん。でも、K氏はもしかしたら道を歩きながらドキドキしたり、いきなり振り返って尾行されてないか確認したりしているかもしれないですね。ふふふ。

さあ、探偵スキルを備えたきゃんちは手ごわいですよ。次はきっかり1カ月後にみんなにお会いできるように、しっかり名推理をしたいと思います!


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  5. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/14/news038.jpg 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  8. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. /nl/articles/2412/14/news002.jpg 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/15/news024.jpg おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」