ようこそ、ジオラマの世界へ――AMショーで“鉄”の世界を体験!?：日々是遊戯

「第46回アミューズメントマシンショー」のホープブースで発見した「THE WORLD OF TRAIN（仮）」。なんと、巨大なジオラマの中で実際に鉄道模型を走らせて遊ぶことができる、一風変わったゲーム（？）なのだ。

[池谷勇人，ITmedia]

いつか自宅にもこんなレイアウトを設置したいものです

　“自宅にレイアウトを持つ”というのは、世の多くの鉄道ファンにとって、たぶん究極の趣味のひとつなんじゃないだろうか。

　そんな鉄道ファンの夢をちょっとだけ叶えてくれそうな、ユニークなマシンを先日幕張メッセで開催された「第46回アミューズメントマシンショー」で発見した。

　ホープブースにて出展されていた、名前もそのものズバリ「THE WORLD OF TRAIN（仮）」というのがそれ。縦3メートル×横3.83メートルという巨大なジオラマ内で、最大4人まで同時に鉄道模型を走らせて遊ぶことができる。まさに名前どおりの「“鉄”の世界」がそこにはあった。

　先頭車両にはCCDカメラが内蔵されていて、車載カメラの映像をリアルタイムで見ながら運転できるのも面白い。ジオラマのデキも非常にリアルで、運転席視点で遊べば、気分はすっかり運転士。自宅でこれだけのジオラマを組もうと思ったら、たぶん相当な時間とコストを覚悟しなければならないだろう。

　今回はあくまで参考出展とのことだが、個人的にはかなり心惹かれるものがあった。小さなゲームセンターなどでは設置面積の確保からして大変そうだが、ぜひ製品化目指してがんばっていただきたいところだ。