「KOF XII」や「タツノコVS.CAPCOM」が遊べる――第46回アミューズメントマシンショー(1/2 ページ)

千葉・幕張メッセで第46回アミューズメントマシンショーが開幕した。2月のAOU2008に引き続き、格闘ゲームが多い印象を受けた今回のアミューズメントマシンショー。主要メーカーのブースを中心に、注目タイトルを紹介していく。

» 2008年09月18日 20時03分 公開
[遠藤学,ITmedia]
photo

 日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)と全日本遊戯施設協会(JAPEA)が主催する「第46回アミューズメントマシンショー(AMショー)」が、千葉・幕張メッセにて開幕した。開催期間は9月18日から9月20日(一般公開日は20日のみ)。

 “遊びの未来へようこそ!”から“未来を遊ぶ!!”にテーマを変更した今回のAMショーは、セガやバンダイナムコゲームスなど54社が出展して開催されている。例年通り、出展各社の最新ゲームや展示機器をいち早くプレイすることができるほか、ゲームなどで獲得した景品は持ち帰ることも可能だ。

 ここ数年の流れに逆らわず、ネットワーク対応のビデオゲームの出展台数が堅調で、2月に開催された「AOU2008アミューズメント・エキスポ」と同様に、格闘ゲームを出展しているメーカーも多かった。また、女性層やファミリー層を意識したメダルゲーム機やプライズゲーム機も、ますます充実している印象を受けた。では、ビデオゲームを中心に、主要なメーカーブースの様子をお伝えしていこう。

タッチペンで操作するサッカーゲームなど――セガブース

 ステージ近くの目立つ位置には、2009年春に稼動予定の「タッチストライカー」、今冬に稼動予定の「ハーレーダビッドソン キングオブザロード」が設置されていた。

 タッチストライカーは、“タッチペン”のみですべての操作が行えるサッカーゲームで、選手をドラッグさせての“移動”、パスしたい場所をすばやく2回タッチしての“パス”など、「ドラッグ」「Wタッチ(すばやく2回タッチ)」だけで、ほぼすべての動作が行えるのが特徴となっている。ALL.Net対応で日本全国のプレイヤーたちとリアルタイム対戦が可能なほか、専用ICカードを使用して遊べば、段位や戦績の記録はもちろん、自分のチームをカスタマイズすることもできる。

photophoto

 ハーレーダビッドソン キングオブザロードは、ハーレーダビッドソンの全面協力を受けたバイクレースゲームで、プレイヤーはライバルたちと争いながら、制限時間内に各コースのゴール地点を目指すこととなる。ゲームに登場するハーレーには「FLSTF FAT BOY」「XL1200L SPORTSTER 1200 LOW」「1948 FL PANHEAD」などが用意されているほか、ゲーム中に流れるBGMには、Deep Purpleの「HIGHWAY STAR」を始めとした、70年代ロックの名曲を数多く使用している。

photophoto

 ブースの中に足を踏み入れると、まず目に付くのが「ネットワーク対戦クイズ アンサー×アンサー2」。テレビ番組のような演出と、全国のプレイヤーとオンライン対戦できることを特徴としたクイズゲームの続編で、本作では4人同時対戦を実現しているほか、自分のキャラクターをカスタマイズできるようになっている。稼動時期は今冬を予定。

 このほかの注目タイトルとしては、「ザ ハウス オブ ザ デッド」シリーズの番外編で、ゾンビカップルが悪の研究所から大脱走する愛の物語を描いたバラエティガンシューティング「愛されるより愛シタイ〜THE HOUSE OF THE DEAD EX〜」、起伏に富んだコースをタフなHUMMERが障害物を蹴散らしながらガンガン突き進むオフロードレースゲーム「HUMMER」が挙げられる。

photophotophoto (左から)ネットワーク対戦クイズ アンサー×アンサー2、愛されるより愛シタイ〜THE HOUSE OF THE DEAD EX〜、HUMMER

photo 現在稼働中の「バーチャファイター5 R」も出展されていた

改造バージョンの「戦場の絆」がお目見え――バンダイナムコゲームスブース

 今冬稼動予定の「機動戦士ガンダム 戦場の絆」のハードウェア改造バージョンに多くの注目が集まっていた。ハードウェア改造バージョンでは新たに、インカム機能を内蔵した「新型デラックスシート」、シンボルチャット機能を内蔵した「新型デラックスレバー」を導入したほか、ゲーム中に他店の仲間と連携をとるために必要な言葉を発声することで、シンボルチャットが自動発信される「ボイスシンボルチャット」を追加。仲間とのコミュニケーションを向上させるための改良が加えられている。

photophoto 機動戦士ガンダム 戦場の絆のハードウェア改造バージョン。改良後の筐体の展示も行われていた

 機動戦士ガンダム 戦場の絆のハードウェア改造バージョンに隣接する形で設置されていたのは「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」と「レイジング ストーム」の2タイトル。鉄拳6 BLOODLINE REBELLIONでは、「アリサ・ボスコノビッチ」「ラース・アレクサンダーソン」という新キャラクター2体の追加に伴い、既存キャラクターのリニューアルを実施しており、「鉄拳6」からゲームバランスを一新している。

 レイジング ストームは、非公式特殊部隊SCAR(Strategic Combat And Rescue)の隊員となって、大量の敵を一掃する大量破壊マシンガンゲーム。敵兵はAI処理により状況に応じて適切な行動を選択し襲い掛かってくるため、プレイするごとに変化する新鮮さ、緊張感あふれるバトルが展開するという。

photophoto (左から)鉄拳6 BLOODLINE REBELLION、レイジング ストーム

 このほかバンダイナムコブースには、真夜中の公道を舞台としたハイスピード公道バトル バイクレースゲーム「NIRIN」、新コースとして“名古屋高速環状”が登場する「湾岸ミッドナイト マキシマムチューン3 デラックス(仮称)」、「ガンダムVS.」シリーズの最新作「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT」、全112曲をラインアップする「太鼓の達人12」などがプレイアブル出展されていた。

photophotophoto (左から)NIRIN、湾岸ミッドナイト マキシマムチューン3 デラックス(仮称)、ガンダムVS.ガンダム NEXT

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. /nl/articles/2412/18/news207.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/22/news034.jpg 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. /nl/articles/2412/21/news019.jpg 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. /nl/articles/2412/22/news036.jpg 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. /nl/articles/2412/17/news042.jpg 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. /nl/articles/2412/22/news020.jpg 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」