Xbox 360での新たな体験――「New Xbox Experience」プレス体験会で明かされたこと
Xbox 360での新しいエンターテイメント体験を提供する「New Xbox Experience」に関するプレス体験会が開催。“アバター(の導入)”や“ハードディスクへのゲーム読み込み”など、11月19日のアップデートで追加される要素を紹介する。
マイクロソフトは11月7日、E3 2008で発表した「New Xbox Experience」に関するプレス体験会を開催した。New Xbox Experienceとはその名の通り、Xbox 360での新しいエンターテイメント体験を提供するもので、11月19日に全世界同時アップデートが実施される。
具体的なアップデート内容としては、“アバター(の導入)”“ユーザーインターフェースの一新”“Xbox LIVEパーティー(の実装)”“ハードディスクへのゲーム読み込み”などが挙げられた。ひとつづつ順を追って紹介していく。


アバターは自らが作成したものを利用するか、自動的に作成されたキャラクターを選べる。作成する場合、髪型や服装などパーツごとの細かい変更が可能で、パーツの配布は随時、マーケットプレイスで行っていくという。
11月19日のアップデート後にアバターに対応するゲームとしては、Xbox LIVEアーケードのタイトルである「UNO」「Hardwood Hearts/Spades」「Bomberman Live」があり、これらのタイトルをすでに購入済というユーザーは、無償でアップデートが行える。
また、アバター機能にフル対応したXbox LIVEアーケードのタイトルとして「A Kingdom for Keflings」が発表された。A Kingdom for Keflingsは、メインキャラクターとしてアバターが登場するタイトルで、プレイヤーは巨人となって、人間(NPC)に指示を与えながら、街を作っていくことになる。価格は800MSポイントで、11月19日からの配信を予定している。
ゲーム以外でのアバターの利用シーンとしては、ゲーマーアイコンが挙げられる。ゲーマーアイコンは通常、標準で用意されているものか、Xbox Liveマーケットプレイスなどからダウンロードしたものを利用するが、これに加えてアバターも表示できるようになる。より個性を出しやすくなったといえるだろう。
2つ目のユーザーインターフェースの一新は、使いやすさを追求した新しいダッシュボードにデザインを変更したことが挙げられる。個人的には、ひとつひとつの項目が大きくなっており、前のものよりも見やすいと感じた。なお、アップデート後に「はじめに」→「注目の機能」を選択すると、11月19日に追加された機能を確認することができるという。
3つ目のXbox LIVEパーティーは、ゲームの待ち合わせや交流の場として利用できるもの。タイトルを立ち上げずに集まれるのが特徴で、一度パーティーに入ってしまえば、ほかの作業(アバターの編集など)を行っていても、ボイスチャットによるコミュニケーションが行える。
4つ目のハードディスクへのゲーム読み込みでは、Xbox 360のハードディスクにゲームデータをインストールすることにより、ロード時間の短縮に加え、光学ドライブの駆動音がなくなる=静穏化を実現している。駆動音の大きさについては気になっているユーザーも多いと思うが、個人的にはこれが一番うれしい追加要素だった。
なお、ハードディスクへのゲーム読み込みは、タイトル限定ではなく、すべてのXbox 360タイトルに対応しているとのこと。ただし、「Fable II」だと6Gバイトくらいを消費するそうなので、20Gバイト/60Gバイトモデルを使用しているというユーザーは、インストールするタイトルを選定する必要がありそうだ。
このほか、11月19日からはXbox.com内にマーケットプレースをオープンし、コンテンツの閲覧、購入、ダウンロードができるようになることも明かされた。Xbox 360を起動してマーケットプレースをのぞくのが面倒だというユーザーにとっては、こちらも朗報となるだろう。

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マイクロソフトは北米ロサンゼルスにおいて、今年のホリデーシーズン以降に予定している最新タイトルと、Xbox 360が目指すべく方向性について報告した。
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