2人だから戦える――「バイオハザード 5」Co-opプレイを体験してきた

カプコンのPS3/Xbox 360用ソフト「バイオハザード5」。相棒と力を合わせて数々の難局を乗り切る“Co-op(協力)プレイ”を先行体験する機会を得たので、プレイした感触などをお届けする。

» 2009年03月02日 16時06分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 3月5日に発売されるプレイステーション 3/Xbox 360用ソフト「バイオハザード5」に、相棒と力を合わせて数々の難局を乗り切る“Co-op(協力)プレイ”(オンラインでもオフラインでも可能)が搭載されているのは、すでにお伝えしている通りだ(関連記事→オフラインでも協力プレイ――「バイオハザード 5」スペシャルステージで新モードが明らかに)。

 今回、このCo-opプレイを先行体験する機会を得たので、プレイした感触などをお伝えしていこう。なお、詳しく触れていくとネタバレになってしまうため、ストーリーは割愛する。

photophotophoto Co-opプレイで操作できるのは、クリス・レッドフィールドとシェバ・アローマの2人だ

 まず始めに、これは当たり前のことだが、Co-opプレイは声を掛け合うのが非常に重要だと感じた。ゲーム中、一番多く出てくる敵は、狂気の人々なのだが、その数が結構半端ない。同じ敵を攻撃していると、別の敵にあっという間に近寄られて攻撃される、ということが多々あるのだ。また、背後から襲ってくる敵も、これまでのシリーズタイトルに比べて多い。

 シングルプレイの場合、相棒のシェバ・アローマの操作はCPUが行ってくれるので、背後に敵がいたとしても攻撃してくれる。だが、Co-opプレイの場合、2人が同じ方向を見て戦っていると、背後から近づく敵には気づかない。“前はどうにかするから後ろを見張ってて!”“後ろからも敵が来たから、とりあえず突破しよう!”など、お互いの状況を声に出して伝えることが何より大切だ。

photophotophoto 武器を持った敵の集団に襲われるクリスとシェバ。その場で戦うのか? それとも一旦突破するのか? 状況判断が求められる

 役割分担という意味でお勧めしたいのは、片方のプレイヤーが撃って敵をよろめかせ、もうひとりのプレイヤーが敵の懐に飛び込み、ボタンで“アッパー”や“フック”などのアクションを使う方法。弾薬を節約したい時などに有効だ。ただし、うまく敵をよろめかせられなかったり、タイミングを間違えると、一転してピンチに陥る。敵を倒すと弾薬を入手できることもあるので、弾薬に余裕がある場合は、素直に銃を使ったほうが良いだろう。

 敵と戦っている時だけでなく、体力を回復する際にも声を掛け合いたい。というのも、バイオハザード5では、2人のキャラクターが近くにいる状態で回復アイテム(救急スプレーやグリーンハーブなど)を使用すると、両方のキャラクターが回復するからだ。効果は半減することなく、ひとりで使った時と同じ分だけ回復する。弾薬とは異なり、敵から回復アイテムを入手できることはないので、ある意味では一番覚えておきたい要素かもしれない。

 ここまで書いてきて言うのも何だが、Co-opプレイでは、パートナーに気を使い過ぎても良くない。回復アイテムを例に挙げると、体力が赤ゲージのDYING(瀕死状態)になっているのに、“死にそうなんで回復アイテム使うよ”“ちょっと待って。いまそっちに行くから”といったやり取りをしている間に、敵に殺されてしまう。ゲームオーバーになっては元も子もないので、ある程度は自己判断も必要となるだろう。

先行体験できたシーンを最新画像とともに紹介

photophoto 「バイオハザード5」の象徴的な新クリーチャーを相手にするクリス。シェバの姿が見当たらないようだが……

photophoto 古代遺跡を探索するクリスとシェバ。通常、遺跡といえば“仕掛け”がつきものだが、シリーズ恒例の謎解きなどは存在するのだろうか

photo さまざまなシチュエーションが迫る、ここは軍用車に搭載の銃座を使って迫る敵との戦い。銃座は撃ちすぎるとオーバーヒートしてしまう
photo ひとりでは開けられない扉など、2人で協力するシーンは多々ある。囮作戦なら話は別だが、パートナーを置き去りにして、先に進まないようにしたい

photo カプセルの中に見えるものは……ここは何をする場所なのだろうか?
photo 強烈な爪あとが刻まれた壁。爪といえば“ハンター”“リッカー”“タイラント”などが思い出されるが……
photo 研究施設と思わしき巨大な場所に立つクリスとシェバ

※本記事はXbox 360版バイオハザード5を元に執筆しています。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2403/26/news158.jpg 元横綱・貴乃花、再婚後の激変ぶりに驚きの声 ヒゲ生やした近影に「ショーケンみたい」「ワイルドー」
  2. /nl/articles/2403/27/news130.jpg 中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
  3. /nl/articles/2403/26/news169.jpg 「『ちゅ〜る』の紅麹色素は大丈夫?」 小林製薬の「紅麹」報道で飼い主に不安広がる
  4. /nl/articles/2403/27/news126.jpg ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
  5. /nl/articles/2403/26/news161.jpg 【まとめ】小林製薬「紅麹」問題 味噌や酒など紅麹原料使用メーカーの自主回収相次ぐ 20社以上が発表
  6. /nl/articles/2403/27/news127.jpg 日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
  7. /nl/articles/2403/20/news067.jpg 「紫のトトロ買った」 “ジブリを1ミリも知らない”友だちから連絡→まさかの正体に爆笑 友だちはその後ジブリを見た?
  8. /nl/articles/2403/26/news016.jpg ドイツ人家族が日本のバウムクーヘンを実食、一番おいしいと絶賛したのは…… 満場一致の結果に「参考になります」「他の食べ比べもお願い」
  9. /nl/articles/2312/30/news041.jpg 「紫のトトロ買った」 “ジブリを1ミリも知らない”友人から連絡→まさかの正体に爆笑「それトトロやない」
  10. /nl/articles/2403/26/news145.jpg 「ご安心ください」 “紅麹ショック”でDHCとファンケルが声明…… サプリ販売は継続中 小林製薬では死亡患者がサプリ摂取
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」