天下統一が実現する「新星の章」が実装!――「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾発表会(1/2 ページ)

11月29日、コーエーは恵比寿ザ・ガーデンルームにて、「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾「新星の章」の発表会を開催した。

» 2009年11月30日 15時09分 公開
[黒田知道,ITmedia]

拡張パック第4弾「新星の章」で実装される5つの要素

 11月29日、コーエーは「信長の野望 Online」の拡張パック第4弾「新星の章」の発表会を恵比寿ザ・ガーデンルームで行った。

 「信長の野望 Online」は、2003年6月から正式サービスが開始されたMMORPG。プレイヤーはネットワーク上に作られた仮想の戦国時代を舞台に、侍や忍者、僧、神主といった職種の人間になり、合戦に参加したり、商売をしたりして武功や名声、財産などを得てそれぞれの人生を歩んでいく。今回、発表された拡張パック第4弾が実装されることで、プレイヤー待望の天下統一に向けた戦いが導入されるという。

 発表会が始まると、最初に「信長の野望 Online」の開発プロデューサーを務める渡辺知宏氏が登場。拡張パック第4弾のタイトルが「新星の章」であることが明かされ、テーマが「究極の“戦国に生きる”」、制作コンセプトが「ついに天下統一を実現」、「仲間との絆の力」、「ゲームシステムの刷新」であることがそれぞれ発表された。そして、続いて登場した同開発ディレクターの今村一太氏により、「新星の章」における“5つの要素”の発表が行われた。

「信長の野望 Online」の開発プロデューサーの渡辺知宏氏
「信長の野望 Online」の開発ディレクターの今村一太氏

要素1「天下人システム」

 城や砦、櫓といった100以上の城砦めぐって各勢力が争うシステム。これまで実装されていた国単位の争奪戦から城砦の争奪戦にすることで、短期間で勢力図が変化するようになり、ドラマチックに変動する戦国の世が再現されるという。また、自勢力が領土を拡大していくと“天下人ポイント”がたまっていき、ポイントに応じて大名の“天下人ランキング”が決定される。そして一定期間が経過するとランキングの1位と2位の勢力で“天下分け目の戦い”が発生。この戦いに勝利した勢力が、天下統一勢力となる。天下統一後はデータをリセットし、再び天下統一への戦いが行われる。なお、現在、天下統一までの期間は1年〜1年半を想定しているそうだ。


要素2「一門」

一門メンバーの活動の場となる所領のイメージカット

 一門は、天下統一を目指すためのギルドシステム。一定レベル以上のプレイヤー10名から形成できる集団で、同じ勢力だけでなく、ほかの勢力にいるプレイヤー同士でも一門を組めるそうだ。また、一門には所属メンバーが特別な役割を持って活躍できる「奉行人システム」も実装される。例えば、勲功の獲得1位は「筆頭奉行」となり、そのプレイヤーが合戦に参加すると一門のメンバーに勲功ボーナスがつく。さらに「寺社奉行」には戦後報酬にボーナスが、「帰参奉行」には成長報酬にボーナスがつくと紹介された。そのほかの要素として、一門が勢力に貢献すると大名からギルドハウスの役割を担う「所領」が与えられる。「所領」は発展させることもでき、所領内に生産や加工施設も作れるという。

要素3「拠点戦」

 拠点戦は、これまで敷居の高かった合戦をより手軽に楽しめる新合戦システムで、従来の大規模な合戦である陣取戦や大決戦を有利に進めるための「拠点資源」の奪取が目的だ。この戦いは30人対30人の少人数制で行われ、1時間程度で決着がつくとのこと。また、一定範囲内にいるプレイヤーと武将NPCが戦闘に巻き込まれる、新しいタイプの戦闘システムも実装されるという。


要素4「評定システム」

 評定システムは、ソロプレイや徒党、一門といったさまざまなプレイスタイルで挑戦できるクエスト。評定で武将たちが提案するクエストを受ける形式で、クエストには一定の期間内で一門同士が功を競い合うもの、同勢力の仲間で協力しないと達成できないものなど、いろいろなバリエーションがあるという。さらに大きな功を成すとクエストを依頼した武将の好感度が上昇し、その武将から数々の恩恵を得られるようになるそうだ。


要素5「独眼竜の野望」

 プレイヤーに人気の武将・伊達政宗を主人公にした新シナリオで、侵攻型ダンジョンを舞台にストーリークエストが展開していく。プレイヤーは不思議な神・大黒天に導かれて時空を超え、伊達政宗とともに天下統一への道を切り開いていくことになる。




そのほかの追加要素も満載

 拡張パック第4弾では、5つの大きな要素のほかに、ゲームをさらに盛り上げるさまざまな追加要素があると発表された。

  • 上位技能目録として、戦闘、生産目録を多数追加し、合計100以上の新しい技能が登場
  • キャラクターをパワーアップさせる新しい装備箇所の追加
  • 潜在能力、生産レシピ、両替商の拡張といった数多くの要素の追加&改善
  • 各職業の最上位モデルとして、光と闇をテーマにした新規オリジナルデザインを用意
  • 川井憲次氏が手がける、追加エリアの新規BGM
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」