ニュース
» 2009年12月03日 15時01分 公開

マジコンは合法? スペインのマジコン訴訟で任天堂がまさかの敗北日々是遊戯

日本のみならず、世界市場でも問題となっている「マジコン」。ところが先日、スペインで行われたマジコン訴訟において、任天堂側が敗北していたことが分かりました。

[池谷勇人,ITmedia]

マジコンは違法? 合法?

 ついこの間も、任天堂らソフトメーカー55社がマジコン販売業者らに対し輸入・販売行為の差し止めおよび損害賠償を求める訴訟を起こすなど、日本では着々と包囲網が築き上げられつつある「マジコン」問題。ところが海外ニュースサイト「Techdirt」によると、任天堂がスペインで行っていたマジコン訴訟において、マジコン類の製造・販売を「合法」とする判決が下されたそうです。

 これまで数多くの案件で勝利を収めてきたことから、ゲームファンの間では「最強」との呼び声も高い任天堂法務部が一体なぜ……? 記事によると、今回焦点となったのはマジコンが持つ「コピープロテクト回避」機能の部分。つまりマジコンを使用すると、コピーしたソフトでも問題なく動いてしまうため、これは著作権法の中にある「プロテクト迂回防止」節に抵触しているだろう――というのが任天堂側の言い分でした。

 しかし結局、裁判所は任天堂側の訴えを却下。確かにマジコンには「プロテクト迂回防止」の機能があるものの、(自作プログラムの起動など)合法的な使い方もできるためこれを差し止めることはできない、というのがその理由です。日本でもマジコンについて語られる際、しばしば「違法な目的でなく、合法的に使っている人もいる」といった意見が出ることがありますが、今回のケースではそうした理屈がそのまま受け入れられた形となります。一応、特許や商標問題などで新たに訴訟を起こすという道も残されているそうですが……。

 もちろん今回のケースはあくまでスペインの司法判断によるもので、日本でも同様の判断が下されるとは限りません。事実、日本では任天堂らソフトメーカー55社がマジコンの輸入・販売を行っていた5社を提訴していた件で、ソフトメーカー側の主張を全面的に認める判決が下されていたりします(ニンテンドーDS用機器に対する差止訴訟に関する東京地裁判決について)が、今回のケースが今後の裁判結果にどのように影響してくるかが気になるところです。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」