8ビット風グラフィックに古代サウンド! Xbox 360用インディーズゲーム「まもって騎士(ナイト)」が面白そう日々是遊戯

Xbox 360インディーズゲームでこの春配信予定の「まもって騎士」。あの古代祐三氏がプロデュースする、昔懐かしい8ビット風アクションゲームです。

» 2010年04月14日 18時46分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

ファミコン世代直撃の懐かしさ

 エインシャントの代表取締役社長であり、「世界樹の迷宮」や「イース」シリーズなど、これまで数多くのゲームサウンドを手がけてきた古代祐三氏。その古代氏が手がけているという、Xbox 360用インディーズゲームが面白そうなので紹介します。

タイトル画面。タイトルロゴのセンスも、いかにも80年代風な感じ

 タイトルは「まもって騎士(ナイト)」。昔懐かしい8ビット風グラフィックと、古代氏の十八番とも言える8ビットサウンドが特徴的な、完全オリジナルのアクションゲームです。

 ゲームの目的は、四方八方から襲い来るモンスターから、画面中央にいるお姫様を守り抜くこと。プレイヤーは「アマゾン」「ファイター」「メイジ」「ニンジャ」の4人から選択でき、ファイターなら足は遅いが斧による強力な一撃が持ち味、ニンジャなら足が速く、分身や爆弾といった特殊技能が使用可能――といった具合にそれぞれステータスや攻撃方法が異なっています。姫のまわりは強固なバリケードで囲まれており、敵を倒すと得られる「ラブポイント」を消費することで設置や強化が可能。耐久度が下がったバリケードは、プレイヤーの攻撃で修復することもできます。

 敵の殲滅だけでなく、常に周囲のバリケードの様子にも目を光らせておく必要があり、ちょっとしたシミュレーション要素も楽しめそう。Xbox LIVEでの配信は2010年春を予定しているとのことですが、これに先駆け、公式サイトではPC用の無料体験版を配布中。選べるキャラクターやゲームモードに一部制限はありますが、ゲームの魅力は十分に伝わりますのでぜひ遊んでみてください。

キャラクターは4種類。体験版ではファイターのみ使用可能でした
迫り来るモンスターたちから姫を守り抜け!
ステージが進むにつれ、どんどん敵の数も増えてきます

 ところでこのゲーム、公式サイトが昔懐かしいゲームチラシ風のつくりになっているなど、随所に遊び心が満載。普通に起動すると画面がバグってしまい、わざわざカセットをフーフーしないと起動してくれないというお遊び要素まで盛り込まれていたりします。なかなか起動せずにイライラすることもありますが、そんなイライラも含めて「懐かしい!」と思える方は、ぜひともチェックしてみることをオススメします。

一発で起動できなかった時は、Aボタンを押して、カセットを「フーフー」してみましょう

異様に凝ったつくりの公式サイト。ブラウン管をそのまま直撮りしたような画面写真がたまりません

(C) ANCIENT CORP 2010


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