水樹奈々さんがキュアブロッサムに変身――「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010 RED STAGE」
シングル「PHANTOM MINDS」でオリコンシングルチャート1位を獲得し、7月7日には8枚目のアルバム「IMPACT EXCITER」を発売するなど、2010年も絶好調の水樹奈々さん。2日間に渡り開催された「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010」から、24日“RED STAGE”の模様をお届けする。
7月24日、埼玉・西武ドームで水樹奈々さんのライブ「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010 RED STAGE」が開催された。ライブタイトルに“GAME”と入っているだけあってか、オープニングは双剣のナナレッドと長刀のミズキブルーが戦う格闘ゲームの映像から始まる。この日はRED STAGE(25日はBLUE STAGE)ということもあってか、ナナレッドが勝利したところで水樹さんが登場。“行くぜ! 西武ド〜ム”の掛け声とともに「Orchestral Fantasia」「DRAGONIA」「WILD EYES」を一気に歌いきる。
3曲目を終えてのMCでは、「皆さん、こんばんわ〜。ついについに始まりました。初っ端から攻めまくってみましたが、今日も覚悟はできてますか? RED STAGEは灼熱の熱さを感じてもらえる曲がそろっています。最高の癒しとパワーを持って帰ってください」とコメント。そのままの勢いで「What Cheer?」「SCOOP SCOPE」「パノラマ-Panorama-」を熱唱する。
バックバンド“チェリーボーイズ”のメンバーをRPGのキャラクターに見立てて紹介する映像が流れた後は「Young Alive!」へ。しかし、ステージ上に水樹さんの姿は見えない。1塁側スタンドからわき起こる歓声に目を向けると、水玉ドレスに着替えた水樹さんの姿が! 本来はステージから最も遠いはずのスタンドから現れるというサプライズ演出に、西武ドームを揺るがすほどの歓声があがっていた。
「RUSH&DASH」も歌いながらスタンドを一周した水樹さんは、「今年はより多くの皆さんと触れ合いたっかたので、スタンドにお邪魔しちゃいました! 見えましたか、私? 少しでも近くで皆さんを感じたかったので、実現して良かったです」と話すなど、いつもとは異なる演出ができて満足した様子だった。
また、ここでは7月7日に発売したアルバム「IMPACT EXCITER」のプロモーション活動の一環として、さまざまなテレビ番組に出演したことにも触れ、「これまではあまりテレビに出たことのなかった水樹が、ずっと見ていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』の食わず嫌い王に出させていただきました。カレーが大好物で、嫌いなのが赤い悪魔(トマト)なんですけど、スタッフさんから『水樹さんのカレー好きとトマト嫌いはあまりにも有名すぎるので止めます』と言われてしまいました。おいしいカレーが食べられると楽しみにしていたのに(笑)」というエピソードや、ミュージックアワーに出演した際、エロ詩吟ネタで有名な天津木村さんを上回るエロ線を持っていることが判明したこともあり、「最近はスタッフから“エロ師匠”と呼ばれています。違うということを証明しなければいけない」といったエピソードを披露。MC後は「場が火照ってしまったので、ちょっとしっとり目な曲を」という水樹さんの言葉通り、「夏恋模様」「ray of change」「リプレイマシン-custom-」というスローテンポなナンバーが続いた。
ダンスゲーム風の映像に合わせたバックダンサー紹介後には「POWER GATE」が歌われる。ここで一番目を引いたのは「ハートキャッチプリキュア!」に登場するキュアブロッサムのような衣装だった。さらには客席からの「まわって〜」というリクエストに対する「そんなに回って回って言うなんて……私、堪忍袋の緒が切れました!」という水樹さんの反応。自身が演じる役の衣装と決めゼリフまで言ったとあっては……高まる期待に応じるかのように、キュアブロッサムとキュアマリンの着ぐるみが登場し、そのまま「ハートキャッチ☆パラダイス」を完璧な振り付けとともに披露した。その後は“ちゅ〜るちゅ〜るちゅるぱ〜やっぱ〜”というコールが印象的な「DISCOTHEQUE」を歌い終え、水樹さんは一旦退場となった。
格闘ゲーム、RPG、ダンスゲームときて、ステージ上のモニターに映し出されたのは、捕らわれた水樹さんが宇宙船からの脱出をはかるという映像。途中には某アクションゲームのように、ダンボールを使って隠れる演出などもあった。最後は“ARCADIA7”(水樹さん命名)号を見つけて見事に脱出成功! その映像とリンクするかのように、ステージ上には巨大な戦闘機に乗った水樹さんが現れ、「NEXT ARCADIA」を熱唱した。
その後は「ETERNAL BLAZE」「BE READY!」「ミュステリオン」「悦楽カメリア」「UNCHAIN∞WORLD」を一気に歌いきった水樹さん。最後の曲「Silent Bible」の前には「10年間も歌い続けることができて本当に幸せです。これからもみんなが私の名前を呼んでくれる限り、力いっぱい、精いっぱいの気持ちを込めて、歌いたいと思います。大好きなみんなに気持ちを込めて、この歌を届けたいと思います」と、涙ながらに語るシーンもあった。
なお、ライブの途中では、PVを集めたクリップ集「NANA CLIPS 5」を発売することや、その特典として新宿コマ劇場で行われた座長公演「水樹奈々 大いに唄う」の完全版を収録することなどが明かされた。さらには第2回座長公演の開催も決定しているそうで、場所は水樹さんが上京した時に初めて訪れたというイベントホール「中野サンプラザ」になる予定だという。
アンコールでは「恋の抑止力-type EXCITER-」「Dancing in the velvet moon」「Astrogation」「星空と月と花火の下」の4曲を熱唱。全25曲を歌いきり、4時間近くにおよんだライブの幕を閉じた。
NANA MIZUKI LIVE GAME2010 RED STAGE セットリスト | |
1 | Orchestral Fantasia |
2 | DRAGONIA |
3 | WILD EYES |
4 | What Cheer? |
5 | SCOOP SCOPE |
6 | パノラマ-Panorama- |
7 | Young Alive! |
8 | RUSH&DASH |
9 | 夏恋模様 |
10 | ray of change |
11 | リプレイマシン-custom- |
12 | POWER GATE |
13 | ハートキャッチ☆パラダイス |
14 | DISCOTHEQUE |
15 | NEXT ARCADIA |
16 | ETERNAL BLAZE |
17 | BE READY! |
18 | ミュステリオン |
19 | 悦楽カメリア |
20 | UNCHAIN∞WORLD |
21 | Silent Bible |
22(En1) | 恋の抑止力-type EXCITER- |
23(En2) | Dancing in the velvet moon |
24(En3) | Astrogation |
25(En4) | 星空と月と花火の下 |
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