Kalafinaが新たなスタートを切った!! 「Kalafina LIVE 2010 “Red Moon” at JCBホール」(2/2 ページ)
歌姫の成長と初の香港ライブ
―― これまでKalafinaをプロデュースされてきて、歌姫たちの成長したと感じられる点はどのような点ですか?
梶浦 それはもう、何もかもです。今ではこの歌はどう歌って欲しいといったことを本人たちにかなり任せていますし、成長点を挙げれば数え切れないです。
―― では今後は梶浦さんとKalafina、お互いに切磋琢磨していったりなんてことも?
梶浦 そうですね。歌を聴いていてそんな風に歌うんだって驚かされることもあるんです。以前は試行錯誤する前の、どうしたらいいのかっていう気持ちのところで歌いに来てたんですが、今はみんなこういう風に歌いたいというのを持っているので、とても音楽的な方向で作業させてもらってるなと感じています。
―― 8月6日には香港ライブもあるそうですが、将来やってみたいことや夢はどんなものですか?
Wakana 全員一緒なんですが、何回でも全国ツアーをやりたいです! 何回もできるように、ひとつずつ頑張っていこうと思います。
―― ありがとうございました。
当日のアンコールでは新曲「輝く空の静寂には」が初披露された。その際にはサプライズゲストとして梶浦が登場し、感謝のメッセージとこれからの意気込みを語った。
「今日は千秋楽にお越しくださってありがとうございます。普段はこうやってKalafinaのステージにしゃしゃり出てくることはしないのですが、今回は『Yuki Kajiura 3rd Anniversary LIVE TOUR』の一環ということで、どうしてもお礼が言いたくてしゃしゃり出てまいりました。皆様のおかげでKalafinaの2ndアルバムRed Moonをリリースできて、本当にたくさんの方々にKalafinaの歌を聴いていただけたということは、何物にも代えがたい喜びです。
今までKalafinaを見守ってくださってありがとうございました。ただ、“ありがとうございました”と過去形で言ってしまいましたけど、2ndアルバムを出し、そしてここJCBホールに来てつくづく思ったんですが、昔はゴールと思っていた地点も実際に辿り着いてみるとスタートラインでしかならないなって(笑)。
だから、『2ndアルバム出したいな』、『JCBホールでライブやりたいな』と思ってましたが、今ステージに立ってみて、ここが本当に新たなKalafinaのスタートラインだという気がしています。これからも皆様にKalafinaの新しい音楽や新しいステージをばんばんお届けしたいと思っています。どうぞこれからも見守ってやってください。よろしくお願いします!」
大歓声と拍手の中、さらなるサプライズとして2010年12月にCC LemonホールでKalafinaのワンマンライブを開催することも発表された。一体どこまで駆け登っていくのか――。Kalafina旋風はまだまだ止むことを知らず、激しくなっていきそうだ。
Kalafina LIVE 2010 “Red Moon” at JCBホール | |
1 | overture 〜 red moon |
2 | テトテトメトメ |
3 | fantasia |
4 | sapphire |
5 | 星の謡 |
6 | 闇の唄 |
7 | 夏の林檎 |
8 | fairytale |
9 | ARIA |
10 | progressive |
11 | 春は黄金の夢の中 |
12 | storia |
13 | intermezzo |
14 | Lacrimosa |
15 | また風が強くなった |
16 | Kyrie |
17 | 音楽 |
18 | 光の旋律 |
En1 | intro - love come down |
En2 | sprinter |
En3 | 輝く空の静寂には |
En4 | I have a dream |
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