通商都市ウルダハと、その富を狙う蛮族の脅威――「ファイナルファンタジーXIV」(1/2 ページ)

PC版発売を間近にして、荒野の通商都市“ウルダハ”市内の様子と、そこを狙う敵対勢力について紹介したい。

» 2010年09月09日 12時00分 公開
[ITmedia]
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神に愛されし交易の都市“ウルダハ”

 前回のオープンβ直前プレイリポートでもお伝えした通商都市“ウルダハ”周辺の最新情報をお伝えしたい。

 現在、オープンβテストが実施されているスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー XIV」(以下「FF XIV)は、9月30日のPC版発売に向けて開発が急がれている。今回紹介する“ウルダハ”は荒野に囲まれた都市で、中東や中央アジアの雰囲気が漂う城塞都市だ。

交易都市ウルダハの見どころ

「ナル大門」は、主神ナルザルの一面の名を冠するウルダハの正門。幾重もの門の狭間には、不審者を洗い出す様々な仕掛けが施されているが、わざと見逃し、泳がせる場合もある。裏門にザル大門がある

「エメラルド&サファイアアベニュー」は、ナル大門を境に各々市内東西を貫く大通り。圧するように迫り出した上階の壁やバルコニー。軒先にひしめく露店が特徴的な街路は、いつも旅人の往来が絶えず、賑わいを見せている

「へヴンズシャード」は、都市中心にそびえる王宮。ドーム状の青銅葺き屋根「天空の欠片」を特徴とする。由緒ある建築物だが、王家の意に反してリフトや発着場など新式設備のための改築が繰り返されている

「ゴールドコート」は、ウルダハでは貴重な水を噴水として流し、高価な草花がふんだんに植えられた吹き抜けの方庭。王家の舞踏会場であったが、近年の王室財政では維持が困難となったため、市民に譲渡された

市内の施設とギルド

 長年市民を熱狂させてきた大闘技場「コロセウム」は、剣闘士の試合だけでなく他流試合や対魔物など、過激な催しが連日行われている。また付属施設として剣闘士養成のための「剣術士ギルド」がある。




 主神ナルザルの一面、来世利益を約するザルを祀った「アルダネス聖櫃堂」。主として死に関する祭礼を執り行う。葬送の儀式から発展した呪術を教える「呪術士ギルド」の本部を堂内に設置している。




 ジュエリーブランド「エシュテム」の直営工房。時計を発明した伝説の彫金師エシュテムの伝統を受け継ぐ老舗の工房だが、「彫金師ギルド」を併設し、後継者育成にも余念がない。




 ミスリルラッシュ時代に酒場の女将アマジナが起業した「アマジナ鉱山社」。現在ではザナラーンの主だった鉱山を保有している大企業にまで成長。近年業績が振るわず「採掘師ギルド」を建前に優秀な採掘師を探している。




 「フロンデール薬学院」は、異端とされてきた錬金術を、医学や薬学と統合した近代学問体系に再構築し、教えている学院。研究場として「錬金術師ギルド」を卒業生や聴講生に開放。市民のための病院も開設している。




 市内の一等地にブティックを構える高級ファッションブランド「サンシルク」。「裁縫師ギルド」本部を兼ねる同店工房では、他店や軍に卸すための、よりリーズナブルな服装も、同時に製作されている。




 ウルダハ二大娯楽の一翼を担うカジノホテル「プラチナミラージュ」は、引退拳闘士を用心棒やVIPのボディガードとして雇ってきた伝統があり、現在では同店の一角に「格闘士ギルド」本部も設置されている。




 宿屋「砂時計」内にあるラウンジ「クイックサンド」。交易都市らしく店内はいつも大勢の旅商や巡礼者、冒険者等でごった返しているが、気さくで料理上手な女将モモディのファンも少なからずいるようだ。




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