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任天堂がヒミツで作っていたGC「パックマン」発表! |
2003年5月14日
任天堂・宮本茂氏はL.A.で行われたメディアブリーフィングにおいて,「よく受ける質問で,自分の好きなゲームは何かと問われたとき,やっぱり『マリオやドンキーコング』って答えるけれど……」といきなり切り出した。
ブリーフィングに集まった報道陣らが,なんだと呆気にとられているのを尻目に,宮本氏は「他社のゲームはと問われると,いつも『パックマン』って言ってるんです。それくらいパックマンが好きなんです」と続ける。
さらに呆気にとられている来場者に「それをGAMECUBEで作っちゃったんです」との衝撃発言! しかも「でも,まだナムコさんの承認を得ていなんですねー」と言うではないか。
でもニコニコしながら「そのためにすばらしいゲストに来ていただいたんです」と紹介したのは,なんとパックマンの生みの親である,ナムコ・岩谷徹氏。岩谷氏は,パックマンのゲームデザイナーで,開発当時,注文したピザをひとかけ取った形から,パックマンのキャラクターを思いついたという逸話の持ち主。
その岩谷氏に,宮本氏自ら,直接パックマン移植の承認を得ようというのだ。しかも,その方法が,既に開発しているGC版パックマンの4人対戦で岩谷氏に勝ったら,という非常にユニークなもの(記事頭写真)。
メンバーは,宮本氏,ウィル・ライト氏,ジョージ・ハリスン氏,そして岩谷氏の4人。1回戦はライト氏が,2回戦はジョージ・ハリスン氏がそれぞれ勝ちをもぎ取った!!
ライト氏は任天堂の方ではないが,「一応,任天堂の勝利ってことですよね」と,ちょっと強引(?)に承認してもらっていた。
今後も(米国版)「ソウルキャリバー2」や「スターフォックス」などを出すことになっており,それらを含め「これからナムコさんのほうからさまざまなタイトルを提供してもらいます」と,両社の強い関係を改めて強調した。
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