さすが映画会社! VU Gamesは映画ゲームを中心に展示

　人気の高かったのはやはりブリザードの「StarCraft:GHOST」と「WarCraft」シリーズ。これは別項で紹介するとして，もう1つの柱である映画ゲームを紹介しよう。

　同社はもちろん，ユニバーサルスタジオと連携してゲームを作っているわけだが，ここに20世紀フォックスのゲーム部門であるFOX Interactiveと提携。以後のソフトはVU Games社から発売される。FOX映画のゲームとしては「Xファイル」などが展示されていた。

　ユニバーサル映画タイトルとしては「HULK」（6月公開予定の超人ハルクの映画のゲーム化）や「Cat in the Box」（グリンチなどで欧米社会で浸透しているDr.スーズの絵本の映画のゲーム化）のゲームがあるが，ここはやっぱり，このゲームを紹介しておこう。

「The Fast and The Furious」，日本のタイトルは「ワイルドスピード」。ロスを舞台にしたフリーローミングレーシングで，ニトロを使ったぶっ飛びの加速感が売りのタイトルだ。

　このゲームを開発したのが首都高バトルシリーズでお馴染の元気であることもポイントだ。日本のレースゲームの雄が繰り出すタイトルだけに期待。PS2とXboxで発売される予定。

　そして，ユニバーサルといえばやっぱりクラッシュ！　去年はスパイロに活躍の座を譲ったが，今年はレースで復活！　「Crush Nitro Cart」が展示されていたぞ。

　これは，ノーティ・ドッグのクラッシュ最終作であるクラッシュバンディクーレーシングの流れを汲むレーシングアクションで，クラッシュやココだけでなくコルテックスなどのおなじみのキャラクターがレースで対戦！ベロ皇帝の魔の手から宇宙を守るためになぜかレースで対決！　GC/PS2/Xbox/GBAで発売される。

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