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ムーア氏「SCEはXboxLIVEを脅威に思っている」 |
2003年5月15日
 5月14日に行われたマイクロソフトのレセプションにおいて，欧州と米国のマーケティングを担当するピータームーア氏がXbox本体の値下げなどについて報告した。
「本日（14日）の朝，Xboxの値段を179ドルに下げることを突如発表した。E3会場に張られた張り紙（右写真）の通り」とムーア氏が発表。値下げの理由も「これはPS2に対抗するため」と明言。
ムーア氏は，SCEも北米市場向けにネットワークアダプタ内蔵のPS2を販売したのも，MSが6カ月間で50万人のネットユーザーを獲得したことに対する対抗である，という。「SCEが，われわれ（MS）のXboxLIVEをかなりの脅威と思っていることの証明だ」と語った。値下げでさらにPS2を猛追しようというのだ。
Xboxは欧州で4月11日から199ユーロ・129ポンドに値下げしたことで売り上げが2倍に増えたという実績がある。特に英国やドイツにおいてはマーケットシェアがそれぞれ35％・45％へと上がった。
今回の米国での値下げも「かなりの効果が期待できると考えている」（ムーア氏）と自信を見せる。
さらに今後は日本の市場については，キラーアプリケーションを提供すること，または看板タイトルを育てて提供していくことを約束。それが「魔牙霊」であり，「TFLO」だとした。
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