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出ずっぱり花組を堪能! 新春歌謡ショウ公開稽古
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2003年12月7日 |
既報の通り,2004年1月2日〜5日,青山劇場において「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2004年新春歌謡ショウ 歌え♪花組 〜帝国歌劇団・花組奮闘公演〜」が開催される。本日(12月7日),恒例の報道向け公開稽古が都内某所で行われた。
今回の一幕は年越し蕎麦にまつわる大晦日の花組が描かれる。二幕は恒例の名曲群ヒットナンバーが楽しめる予定だ。さらに「花組大喜利」も……。
公開稽古には,総合プロデューサーの広井王子氏(左上写真),花組の面々(渕崎ゆり子さんは欠席),折笠愛さん,陶山章央氏,中嶋聡彦氏らが出席。公開稽古前に行われた総合インタビューで,広井氏は,「“出ずっぱりの花組”をやってみたかった」と,今回のテーマを話す。何でも折笠さんはず〜っと舞台にいるとか……。
詳細は明かされていないが,これが出演者にとってはかなり大変な舞台となりそうで,西原久美子さんや岡本麻弥さんも気合いを入れていた。「師走というけれど,花組が走り回らなければ年が越せそうにありませ〜ん」(岡本さん)。
また,「いつもはダンディ団や薔薇組がいて50人くらいな大所帯なのに,今回は20人くらいに。でも最初の講演のころの初心に返って,花組で頑張りたい」と横山智佐さん。それでも「お馴染の面々が出ないのは残念だけれど,新しい仲間もできた」と田中真弓さん。
そう,今回の講演には,劇団・扉座の面々が参加する。扉座の石坂史朗氏は「初めての役どころや初めての歌謡ショウ参加で緊張するけれど,参加できて嬉しい」とコメント。ほかにも扉座のメンバーが数人登場する。実は,夏の講演に続き共同演出を担当する茅野イサム氏(右写真)は,この扉座の方。
「夏とは違い正月らしい華やいだ舞台にしたい。花組らしい人情芝居を演出する」と茅野氏。3年前から広井氏と親交があり,つい先日も広井氏と南の島に一緒に行ってきた仲で,息もピッタリで楽しい演出に期待が高まる。
扉座の面々の協力などもあり「より深みのある演技がお見せできると思う」と高乃麗さん。陶山さんも「お客さんと一緒になって,自分も楽しめる舞台にしたい」とコメント。
伊倉一恵さんは「楽しい一幕になりそう。二幕は……。“ゲキテイ”の踊りは完璧なんですけどね……」とみんなを見回す。実は,今回の新たな試みとして「“ゲキテイ”を各キャラクターの国の言葉で歌う」というのがあるらしい。日替わりだというので,だれの歌が聴けるかは,その回ごとのお楽しみ。
横山さんが「仙台弁を喋る」と言っていたのはこのことか! いや,日本人(キャラ)の面々はともかく,岡本さんが「台本を見て,驚きのあまり走り回った」と話していたのもそうかも。
ほかにもどんな演出をするか,出演者もみんなで考えているようだ。「知恵を出し合い,協力して舞台をみんなで盛り上げましょう」とみんなを盛り上げる折笠さん。さすが副指令!! たくさんの試みや斬新な取り組みなど,「蕎麦がネタの舞台だけに,内容“盛り”だくさんでお送りします」(中嶋親方・うまい!!)というから,2004年も正月からサクラ満開となりそうだ。
その後,蕎麦屋での花組の面々を描いたシーンの稽古が公開された。も〜岡本さん,「らしさ」爆発! 扉座のみなさんも個性的で素晴らしい。しっかし,高乃さん&折笠さんの飲んだくれる演技がハマりすぎで……。正月から大爆笑&感動間違いなしだ。最後は「ゲキテイ」(公開稽古の締めは恒例なのだ)。大掛かりなセットを動かしてのお披露目に報道陣も感激。年明けは,みんなで活躍しっぱしの花組の熱演を楽しもう!
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