狼なんか怖くなかったりやっぱり怖かったり「プーヤン」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)
ITmedia Gamezに引き続き、ITmedia ガジェットでもよろしくお願いします。連載第93回は「プーヤン」。コナミのアーケードゲームで、ファミコン版はハドソンから発売。メルヘンチックなグラフィックではありましたが……。
百匹狼
ITmedia ガジェットをご覧の皆様、ゲイムマンと申します。ITmedia Gamezから移ってきたこの連載では、懐かしのゲームを紹介し、ついでにそのゲームにゆかりのある場所を訪ねております。とはいえ、実在の場所に“ゆかり”を持つゲームなんて数少ないですから、たいていは無理やりこじつけで“ゆかり”を作ってますが。よろしくお願いいたします。
さて、文体をいつもの感じに戻すけど、今回取り上げるゲームは「プーヤン」。1982年、アーケードに登場したKONAMIのシューティングゲーム。1985年、ハドソンからファミコンに移植された。
ということで、KONAMIとハドソンの本社がある、乃木坂の近くに行ってきた。両社の本社がある東京ミッドタウンは、地下通路で六本木駅に直結しているが、住所は赤坂9丁目で、乃木坂駅からもほど近い。付近には国立新美術館や、乃木坂の名前の由来となった乃木希典大将の家がある。
「プーヤン」は、KONAMIのゲームをハドソンが移植したわけだが、アーケードやPCの人気ゲームを、別のメーカーがファミコンに移植して販売することは珍しくなかった。
「バーガータイム」(アーケードはデータイースト→ファミコンはナムコ)、「ジーザス」(PCはエニックス→ファミコンはキングレコード)、「地球戦士ライーザ」(PCはエニックス→ファミコンは「銀河の三人」と改題され任天堂)、「イース」(PCは日本ファルコム→ファミコンはビクター音楽産業)などが例として挙げられる。
もっとも「プーヤン」の場合、既にKONAMIが「イー・アル・カンフー」と「けっきょく南極大冒険」でファミコンに参入した後に移植されている。3年前のアーケード版を知らないプレイヤーの中には、このゲームをハドソンのオリジナルゲームと認識していた人も少なくないだろう。
「プーヤン」は、「三匹の子豚」を思わせるメルヘン調のグラフィックで、見た目はほのぼのとした感じのゲームである。ただしゲーム内容はシューティングで、わらわら押し寄せる狼を次々撃ち落とすというもの。もしグラフィックがこんな感じでなかったら、まったく違う印象のゲームになっていたかもしれない。
晴れときどき狼
狼にさらわれた子豚のプーヤンを救うため、プーヤンのママが狼と戦う。画面がスクロールしない、固定画面のシューティングで、一見同じようなステージが続くように見えるが、2種類の異なるステージと、2種類のボーナスステージから成る。
どのステージでも、プーヤンのママはゴンドラを使って上下に移動し、弓矢と、ときどき出てくる肉で攻撃する。ゴンドラを動かしているのは、プーヤンの兄のブーヤンだ。
最初のステージでは、狼は風船につかまって上から下りてくる。風船に矢を当てて割り、狼を落とすのが目的。画面左上に表示された数の狼を倒せばクリアとなる。狼も石を投げて攻撃してくるので、よけるか、撃つか、ゴンドラの屋根や足場に当てるかして避ける。この石は、放物線を描いて飛んでくるため、慣れないとちょっと避けづらい。
肉を取ると、狼を一度にまとめて倒すことができる。矢は風船に当てないと効果がないが、肉は狼に直接当てていい。「肉は狼の好物なので、肉を見た狼は、取ろうとして風船から手を離して落ちてしまう」という設定らしい。“敵をまとめて倒すと高得点”という、いかにもこの時代のゲームらしいフィーチャーが盛り込まれており、矢で狼を倒すと200点なのに対し、肉で倒すと、ファミコン版では1匹めが400点、2匹めが800点、3匹め以降は2000点となる。
狼が風船を持ったまま地上に下りると、プーヤンママの後ろにあるハシゴに上って、ママにかみつこうとする。4カ所のハシゴすべてが狼で埋まってしまうと、行動が制限されて苦しくなるものの、うまくプレイすれば、ミスせずに粘ることも可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」