イメージソングは菅野よう子さんが担当! サプライズ満載の「C9」プレスカンファレンス開催
先日αテストが終了し、サービスインが待たれるゲームオンの大作MORPG「C9」。6月30日に都内で開催されたプレスカンファレンスの模様をお伝えする。
「C9」ナビゲーターに松井 悠氏が就任!
6月30日、ゲームオンは都内渋谷のライブハウスWOMBにて、「C9[Continent of the Ninth]」(以下C9)のプレスカンファレンスを開催した。本イベントについては事前に公式サイトで開催が告知されており、プレス陣に加えて申し込みに当選した一般ファンも来場できた。
「C9」は韓国のWEBZEN社が開発しているMORPG。少人数でパーティを組み、ダンジョンを冒険するというプレイスタイル。本作の特徴は「ノンターゲティング」という新しいジャンルを提唱するほどに洗練されたアクションプレイ。コマンド入力によって多彩な技をくり出せ、また敵はプレイヤー自身が狙いをつけなければならないため、非常にアクション性が高いものとなっている。またPvP(対人戦)に大きく力を入れていることも特徴のひとつだ。
ゲームオン第三事業部部長、麥谷 将人(むぎたに まさと)氏は、「ゲームオンは今年で創立10周年。MMORPGを中心にリリースしてきたが、ここ最近では他ジャンルにも挑戦してきた。今回は『C9』で“ノンターゲティング”という新しいジャンルを立ち上げる。開発元のWEBZEN社はこれまで多くのタイトルを手がけ、『ミュー〜奇蹟の大地〜』や『Soul of the Ultimate Nation』などはゲームオンで運営している。弊社とWEBZEN社は9年来のつきあいがあり、兄弟とも言える関係。今まで築き上げてきた信頼関係を生かして立ち上げを行い、会員数10万人を目指していきたい」と、意気込む。
カンファレンスでは続いて、ゲームオン「C9」運営プロデューサー中川 敬順氏が登場。「長い期間準備を重ね、やっと皆さんにお伝えできる日が来た。ネタには自身がある!」と本作の完成度に自信があることをアピール。
さらに、「C9」公認ナビゲーターの松井 悠氏が登場した。松井氏はさまざまな格闘ゲーム大会を制覇してきた人物で、近年は世界最大のゲーム競技大会“World Cyber Games”の日本プロデューサーを行うなど活動の幅を広げている。またライターとしても活動しており、ITmediaでも記事を執筆してもらっているため、ご存じの読者も多いかもしれない。
松井氏は「個人的にゲームの一番の醍醐味は対人戦だと思っている。『C9』は打診をいただいてから触らせてもらい、(こんなに楽しいゲームなら)ぜひナビゲーターをやらせてください!」と、ナビゲーター就任までの秘話を語った。また前述のように大会のプロデュースを行っているため国内外のゲーマーとも多くのつながりがあり、今回のナビゲーターに就任したと語ったところ、とてもうらやましがられたという。
中川氏は「松井氏は幅広いジャンルのゲームを、年間200本もプレイしていると聞きました。これからゲームを発展させていくうえで、そういったプロの厳しい目で見てもらいたいという思惑があった」と、ナビゲーターを打診したいきさつを語った。
協力プレイから対戦まで楽しめる本作のバトル
ここからは、松井氏が本作をプレイしながら、中川氏と本作の魅力を紹介していく。「先日αテストを行ったが、そのとき自分の思い通りに操作ができて気持ちいい、という意見が多かった。また韓国でゲーム大賞5冠を達成しており、実力がある」と中川氏。
本作の世界は9個の大陸から成り立っており、9番目の大陸には異界の門がある。その門が開くのを防ぐため、冒険者は9番目の大陸を目指して進んでいく……というストーリーが用意されている。
本作のキャラクターは、ハンター、ファイター、シャーマンの3種類。ハンターは短剣と弓でトリッキーな戦いができ、ファイターは一撃が重く、レベルが上がると素早い攻撃も行える。また、シャーマンは魔法使いだが、杖や体術による近接攻撃も可能だ。
本作にはグラフィックにもこだわっている。イベントではモーションブラーとフォーカスという2種類の効果が紹介された。モーションブラーはいわゆる“ブレ”の効果で、キャラクターが素早い必殺技などをくり出すと、周囲がブレているように見える。このため、スピード感が倍増されるというわけだ。フォーカスはピントが合っていない部分がボヤけて見える効果のこと。本作ではキャラクターにピントがあうためクッキリ見えるが、キャラクターから離れた場所にあるもの、例えば遠景などがボヤけて見えるという仕組みだ。松井氏はこのフォーカスについて「距離感が視覚的に分かりやすくなるため、適切な技を出しやすくなる」とゲーム的にも役立つことをコメント。
続いて、4人パーティでのダンジョン攻略、2対2による対人戦のデモプレイが行われた。PvPは最大8対8人で楽しめ、ゲーム中のメニューからすぐにアリーナ(FPSでよくあるような、PvP専用のロビー)へアクセスできる。
本作のカルチャライズについては、ゲームパッド対応の検討、UIの調整、演出面やストーリーの強化などを行い、より日本人の趣向に近づけているとのことだ。
最後に松井氏は「ナビゲーターという役職をいただいて感謝しています。同じくWEBZEN社のプロデューサーには、こんなに面白いゲームを作ってくれてありがとう、と伝えたい。今年は多くのRPGがリリースされていくと思うが、本作はそんな中でもトップを走っていくタイトルだろう」とコメントした。
声優陣が発表、イメージソングは菅野よう子さんが担当
本作のキャラクター3名の声優も発表された。ハンターは中井 和哉氏、ファイターは矢尾 一樹氏、シャーマンは岡村 明美さんが担当する。また未公開キャラクターを山口 由里子さんが担当することも明かされた。また重要なNPCにはすべてボイスがつけられ、総勢36名の声優さんが出演するという。
続いてWEBZEN社のプロデューサー、ユ・チュンギル氏が登場。ユ氏は「開発の仲間たちと“ゲームをしながら眠くなったりしない?”という話題になり、それなら我々が眠くならない、面白いゲームを作ろう、ということで開発が始まった」と開発のきっかけを語る。
楽しいゲームとは、ということを考えに考えて、アクションというキーワードにたどり着いたという。そこで、「ストリートファイター」や「バーチャファイター」、「ソウルキャリバー」、「鉄拳」などを遊びながらみんなでアイデアを出し合ったとユ氏。だが、いざゲームを作るという段階で、みんなアクションに特化したゲームを作ったことがなかったことが判明し、困ってしまったとか。そこで、皆が好きなようにキャラクターを作って対戦し、さまざまなパターンを考えていくという手法をとったと開発の苦労を明かした。なお、現在は6番目の大陸を開発しており、さらに今年中にはレイドやギルド対戦など、コミュニティを重視したコンテンツを実装したいと今後の展望を述べた。
また中川氏から、プレオープンテストが行われることも明らかにされた。応募は本日5時から開始され、7月14日から実施されるという。なお詳細については、既報や本作の公式ティーザーサイトをチェックしてほしい。
最後にもうひとつ、ビッグなサプライズが明らかにされた。本作のイメージソングが作成中で、作曲・編曲は菅野よう子さんが担当、歌唱は土屋アンナさんが担当する。
管野さんは、「今回制作するオリジナルソングは、ゲームタイトルにも含まれている、9という数字にまつわる、ある曲を内包した作品に仕上げたいと思います。壮大な世界観を持つ本作にマッチする、世界的な名曲です。何の楽曲かは、作品ができあがってからのお楽しみです。今回のオリジナルソングのテーマは“戦い”。戦いにくり出す前に勇気を奮い起こされるような、そんなイメージで制作に取り組んでいます。本作の世界観である忠誠の異世界へ一歩足を踏み入れる、勇者の入場テーマになるといいなと思います。土屋アンナさんの印象は、声もたたずまいもパワーもあり、音楽を自分の物にしてしまうカリスマ性もあると感じています。彼女の歌声でどのような作品ができあがるのか、レコーディングが楽しみです。ボーカルを盛り上げるバックサウンドとして、今回特別に編成するストリングスで本作の荘厳な世界観を表現しつつ、対照的なギターサウンドを重要な位置にすえ、ロックとクラシックが融合した疾走感あふれる表現にチャレンジできればと思っています。ご期待下さい」と、手紙にてメッセージを伝えた。
また土屋さんはビデオレターで出演。「バトルのシーンとかスピード感があって幻想的で、そんな音楽が自分もみんなに聴かせられたらいいな、と思って制作中です。また菅野よう子さんがプロデューサーということで、そんな素晴らしい人に私が選ばれたことがビックリだし、嬉しく思います。格好いい曲ができると思いますので、楽しみにしていて下さい!」と意気込みを伝えてくれた。
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