年末商戦の期待タイトルを遊べたXbox 360体験イベントが開催「Xbox 360 Summer Showcase 2011」リポート(2/2 ページ)

» 2011年07月29日 11時50分 公開
[板橋舟人,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「Dance Central 2」

 日本では6月に発売された「Dance Central」の続編が早くも登場予定。名前から分かるように、実際にダンスを踊るアクションゲームだ。「Dance Central 2」では2人同時プレイに対応するほか、新たな楽曲を収録。さらに前作を所持していれば、「Dance Central 2」で前作の曲も楽しめるという。

Kinectの魅力がいちばん分かりやすく体験できる、ダンスゲームの最新作。運動量はかなり激しいため、気になっている人はいまから前作で基礎体力作りを!

「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」

 もはや説明不要の巨大テーマパーク、ディズニーランドを再現したゲーム。実際の人気アトラクションをベースにしたアクションゲームが遊べたり、ミッキーマウスや白雪姫といった人気キャラクターたちとふれあうことが可能。自宅に居ながらにして、ディズニーランドを満喫できるゲームというわけだ。子どもや女性はもちろん、とくにディズニーファンはマストバイといえる作品になりそうだ。

自宅でディスニーランドの魅力を体験できるという、ディズニーファンにはたまらない作品。フック船長と戦ったり、ピーターパンといっしょに空を飛ぶことも!

「Child of Eden」

 「Rez」で有名なクリエイターの水口氏が手がける新感覚アクションシューティング。手をかざして敵をロックオンし、前に打ち出して攻撃していく。映像と音楽が一体となる独特の水口節は本作でもいかんなく発揮されていた。

 ちなみに日本での発売日は10月6日に決定。さらに本作はKinect“対応”タイトル、つまりコントローラーでも遊べるため、Kinectを持っていないユーザーもぜひ注目してほしいタイトルだ。

ゲームシステムとしては、昔ゲームセンターによくあったガンシューティングゲームに近い「Child of Eden」。だが音楽と映像のシンクロで、とても気持ちいいトランス状態を味わえるのは水口作品ならでは

「RISE OF NIGHTMARES(ライズ オブ ナイトメア)」

 セガが贈る新感覚ホラーゲーム。一人称視点で進み、足を前に出したら前進、実際にしゃがめばキャラクターもかがむというように、多彩なアクションを実際に再現する操作形態が魅力。敵を倒すだけではなくステージを探索する要素もあるアクションアドベンチャーのため、じっくりと腰を据えて楽しめそうだ。ちなみにゴア表現はかなり激しいため、その手のものが苦手な人は注意したい。

一人称視点で楽しめる探索型のホラーアクションゲーム。これはリビングで家族とキャーキャー言いながら遊ぶのがおもしろそう。筆者は独身一人暮らしですが……

「Gears of War 3」

発売まで2カ月を切った超大作TPSの「Gears of War 3」。細かいことはいいからとりあえず遊ぶのだ!

 世界中で大ヒットした三人称視点シューティング「Gears of War」シリーズの、最新作にて完結編。こちらはKinect未対応だが、おそらく一番の注目作ということで試遊台が設置されていた。人類対ローカストの結末は、主人公マーカスの運命は、そして名物キャラクター“カーマイン兄弟”の未来は……などなど、ストーリーの続きが気になっているファンも多いことだろう。なお会場では協力プレイモードを試遊できた。


「Forza Motorsport 4」

 リアルレーシングシミュレーターである「Forza Motorsport」シリーズ最新作。今作では新たにKinectに対応し、実際に車の周囲を歩いてディティールを確認したり、頭の動きに連動して視点が移動するなど、よりレーサー気分に没頭できる仕掛けが追加された。なお会場では本作のみ映像出展だったようで、実際にプレイできなかったのは残念だ。なお既報の通り、さまざまな特典が同梱された「リミテッドエディション」の発売と、新たなハンドル型コントローラーである「Xbox 360 ワイヤレス スピード ホイール」がソフトと同日発売(10月13日)されることも明らかになった。

レーシングシミュレーターとしての完成度を上げつつ、カジュアルプレイヤーの間口も広げようとしている「Forza Motorsport 4」。クルマ好きならマストバイでしょう

「Kinect スポーツ: シーズン 2」

 最後に、会場内で筆者がいちばん気に入った「Kinect スポーツ: シーズン 2」を厚く紹介しよう。本作は人気を博した「Kinect スポーツ」の続編で、野球、ゴルフ、テニス、スキー、アメリカン フットボール、ダーツの6競技が収録。たとえば野球ではスウィングしてバットを振るという感じで、実際のスポーツと同じ動作をしてゲームを楽しむことができる。

 会場でプレイできたのはゴルフで、パー3とパー4のコースどちらかを体験できた。操作方法は想像の通り、素振りすることでショットを撃てる。だがこれ以外にも、手を目の上にかざして“遠くを見る”ような動作を行うと、カップまで視点が移動したり、右手を挙げると素振り練習ができるなど、ショット以外の動作もアレコレ行えたのが印象的。ちなみに製品版ではボイスによる操作にも対応予定で、係員の人いわく「ゴルフはなるべくスタンスを崩さずプレイしたいスポーツなので、ボイスならばショットの体勢のままで操作できる」という理由のようだ。

 実際にプレイした感想としては、「リアルすぎずカジュアルすぎることもない、丁度いいバランス」と感じた。少し狙ってスウィングするだけで思った通りの場所に飛ぶため、リアルなゴルフ未経験の筆者であってもそれなりのスーパーショットをキメられて、爽快感はバツグンだ。ただしパットは現実同様に難しく、繊細な動作を要求されるため、緊張感も味わえる。またほかのKinectゲームよりも比較的体を動かさないため、体力がない筆者でも問題なくプレイできたのはうれしい。いや実際、ちょっと飛び跳ねるだけで息切れするんですよ……。これはちょっと「Kinect スポーツ: シーズン 2」で遊びつつ基礎体力を鍛えてみようかな、なんて前向きに考えさせられるイベントでした。

(アメフト以外は)日本でもなじみ深い競技ばかりを集めた、ファミリー向けの体感スポーツゲーム。個人的な趣向とプレイ感の気持ちよさで、個人的に1番の期待タイトル。カジュアル系だからと食わず嫌いをせず、ゲーマーにもぜひ遊んでほしい!

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  8. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  9. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた