東北のハンター達も熱かった――「秋祭! 狩友の集い! in 仙台 モンスターハンターフェスタ'11」リポート

11月13日、宮城県仙台市のアズテックミュージアムで「モンスターハンターフェスタ'11」のトリを飾るイベント「秋祭! 狩友の集い! in 仙台」が開催された。

» 2011年11月15日 17時18分 公開
[戸村賢一,ITmedia]
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会場の外には入場待ちの長蛇の列が

 仙台では、当初3月27日に「モンスターハンターフェスタ'11」のオープニング開催が予定されていたが、東日本大震災の影響により一旦休止に。その後、全国ツアーの最後として11月に開催されることとなった。11月開催となったことで、12月発売のニンテンドー3DS向け「モンスターハンター3(トライ)G」のお披露目を兼ねたイベントとなり、会場には他会場にはなかった「モンスターハンター3G」の試遊台も設けられている。

 会場となるアズテックミュージアムには、午前中から午後2時ぐらいまで、入場待ちの長蛇の列が続いていた。カプコンによると、この日会場には2500人が訪れたとのことで、入場待ちをしている人はグループやカップル、家族連れなどがほとんどで、1人参加の人は少ない。このあたり、オンラインではなく複数の人がリアルに集まりプレイするモンハンらしいところである。

 そして、会場に入るとまず目に飛び込んでくるのが、エントランス通路両サイドに展示された「モンハン募金 モミジの木」プロジェクトで集められたメッセージの数々。これまで、5都市で開催された「モンスターハンターフェスタ」会場で義援金「モンハン募金」とともに東日本大震災被災地へのメッセージを集め、かえで型のステッカーに書いて届けるプロジェクトで、パネルには東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の「狩友」からのメッセージが多数寄せられていた。ちなみに、「モンハン募金」全体では161万3378円が集められており、全額が被災地自治体の義援金口座に寄贈されることが発表となっている。

 その後、「モンスターハンター」シリーズの原画展示コーナーを経てホールへ入ると、モンスターたちのフィギュアがお出迎えをしてくれる。会場内は、ステージを除いて撮影OKとなっており、来場する人の多くがまずここで携帯やカメラで記念撮影をしていた。

 会場内は入場制限がかけられていたこともあり、ほどよい混み具合といったところ。メインとなる「モンスターハンター3G」体験コーナーをはじめ、「モンスターハンターポータブル3rd」の4人プレイ、1人プレイのコーナーいずれも1時間程度の待ち時間でプレイ可能となっていた。

 ステージイベントは、午前中に「モンスターハンター」シリーズ開発陣による「モンスターハンターポータブル3rd」クエスト体験イベントを皮切りに、「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」の紹介、スペシャルゲスト「アメリカザリガニ」の2人がモンハントークと「モンスターハンター3G」チャレンジで盛り上げるステージと進み、「モンハン部」限定で応募が募られた「モンスターハンターポータブル3rd」クエスト対決や会場で配られた「モンハン模試」の回答合わせも行われた。各イベントで目立っていたのは何といっても辻本良三プロデューサーで、ジョークあり、罰ゲームの無茶仕切りありと、登場するイベントイベントで持ち前(?)のサービス精神をフルに発揮。吉本芸人のアメリカザリガニがウケまくるのは当然として、川本プロデューサーも「この人も吉本ちゃうか?」というぐらいウケをとっており、カプコンが大阪の会社だということを改めて感じさせてくれた。


会場の外には長蛇の列が。東北でもやはりモンハンは大人気だ
モミジの木には、全国各地のフェスタに参加した「狩友」からのメッセージが展示されていた
ホール入り口で出迎えるモンスターとアイルー。ここで記念撮影をする人も多い

会場で一番人気となっていたのは、「モンスターハンター3G」体験コーナー。この日は、TGSでも披露された3クエストが体験できた
「アイルー村G」イベントには、当然アイルーも登場
スペシャルゲスト「アメリカザリガニ」が登場したスペシャルステージ。平井(左)は「モンハンを吉本に広めたのは私だ」というぐらいモンハンにはまっているとのこと

イベントを通じて注目を集めていたのは、「モンハンといえばこの人」ともいえる辻本プロデューサー(中央)だった
「モンハン屋台」ではスリングを使った「オトモ虫取り」と射的「バリスタ射的」が楽しめた。どちらも1回300円でハズレなし
この日会場に駆けつけたのは2500人。ステージ周りの人はイベントが進むにつれどんどん増えていった

「トライG! トラック」もこの日出発進行! Twitterを使ったキャンペーンも発表に

 そして、イベント終盤には、この日から全国ツアーに出かける「トライG! トラック」の出発式も行われた。「トライG! トラック」は、「モンスターハンター3G」のプロモーション用に仕立てられたトラックで、前後左右にモンスター「モンスターハンター3G」のイラストが描かれ、荷台の中には試遊用の「モンスターハンター3G」も積み込まれているという。そして、「トライG! トラック」だけでなく、これまた特別仕様の「トライG! カー」も全国ツアーに同行する。

 会場に訪れた人たちの「出発進行!」の合唱で仙台を後にした「トライG! トラック」は、12月11日の発売日イベントまで全国各地のキャンペーンイベントに登場する予定となっている(関連記事「「モンスターハンター3G」、全国キャラバンツアーの会場が決定」を参照)。また、各地を走る「トライG! トラック」の写真をTwitterで募集するイベントも11月13日から実施され、応募した方には抽選で「ニンテンドー3DS モンスターハンター3Gスペシャルパック」をはじめさまざまなプレゼントも用意される。キャンペーンへの応募方法などは以下の通りとなっている。

「トライ G! トラックツアー Twitterキャンペーン」

実施期間: 2011年11月13日(日)〜12月11日(日)

応募方法: モンハン部のTwitterアカウント「@CAPCOM_MHB」をフォローのうえ、トラックの写真とともにハッシュタグ「#mh3gtruck」を付けたメッセージをツイートする

賞品:

G賞「ニンテンドー3DS モンスターハンター3Gスペシャルパッケージ」1名

上位報酬「モンスターハンター3G 拡張スライドパッドパック」2名

下位報酬「モンスターハンター3G オリジナルバッグ」30名

当選発表: 当選者にはTwitterのダイレクトメールで通知


 最後にさまざまなモンハングッズが当たる大抽選会が行われ、この日のイベントは終了。抽選会に1500人程度が参加しいたので、来場した人の半分以上が最後まで残っていた計算となる。仙台そして東北でもモンハン熱はやはり強し、と改めて確認できるイベントとなった。


会場の外に展示されていた「トライG! トラック」。日野デュトロがベースで、横では「モンスターハンター3G」受付嬢コスチュームの女性が案内をしていた
「トライG! トラック」に同行する「トライGカー」(左)。こちらはトヨタ・BBがベース車両

出発式に現れた「トライG! トラック」を会場全員でお見送り。この後、全国ツアーへと向かっていった

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