マリオもコインも全部<CENSORED>! 「スーパーSOPAブラザーズ」でSOPA法案問題を勉強しよう:日々是遊戯
SOPA法案問題の危険性を分かりやすくゲームにした「スーパーSOPAブラザーズ」が登場! で、SOPAって何が危険なの?
何もかもが<CENSORED>
英語版Wikipediaの24時間停止をきっかけに、日本でも大きく報じられるところとなった、米国のSOPA法案問題。この法案に反発するべく作られたのが、今回紹介するブラウザゲーム「スーパーSOPAブラザーズ」です。
SOPAとは「Stop Online Piracy Act」の頭文字を取ったもので、ざっくりと言えば、インターネット上における著作権侵害を取り締まるための法案。しかし適用範囲が非常に幅広いことから、解釈や運用によっては、Wikipediaをはじめとする既存Webサービスの多くが大打撃を受ける危険性も指摘されており、ゲーム業界も含め多くの企業がこれに反対を表明していました。
「スーパーSOPAブラザーズ」は、そんなSOPA法案の危険性を分かりやすく(というか、かなり大げさに)啓蒙するために作られました。まずタイトル画面からいきなりデカデカと「SOPA」「CENSORED(検閲済み)」の文字。マリオと思われるキャラクターも真っ黒に塗りつぶされてしまっており、もはやなんだかよく分からない状態に。
ゲーム内容はおなじみ「スーパーマリオブラザーズ」にそっくりですが、敵キャラクターやブロック、ドカンなどすべて黒塗りの<CENSORED>状態。コインの枚数表示部分も<CENSORED>になっていますが、もしかしたらコインではない何かとんでもないモノを取っているのかも……(考えすぎ)。また地下へ通じるドカンに入ってみたところ、こんなメッセージが表示されました。
“おめでとう! あなたは隠し部屋を発見しました。
だけど残念ながらここにあったコインはSOPAにより検閲されました。
SOPAへの協力に感謝します。引き続き良きインターネットを!”(意訳)
そんな、隠し部屋のコインさえ検閲対象だなんて……。SOPA、恐ろしい法案……! もちろん、これはかなり誇張された表現ですが、法案がもし通れば、こうした不当な情報検閲もあり得なくはないよ、というわけです(あくまで「誇張」なのでご注意を)。
米国では現在、SOPAに反対するゲームクリエイターらによる「SOPAjam」というイベントが開催中。名前からも分かるとおり、48時間でゲームを開発する「Grobal Game Jam」のパロディで、実はこの「スーパーSOPAブラザーズ」もその中で作られたもの。他にも、ブロックが真っ黒で積んでみるまで見えない「ソパトリス」など様々なゲームが公開中。興味がある方はぜひ遊んでみてはいか<この文章は検閲されました。これ以上読むことができません>……。
関連記事
- Wikipediaが1日閉鎖 著作権保護法案に抗議
Wikipediaが米議会で審議中の著作権保護法案に反対し、24時間サイトを閉鎖する。 - オンラインストレージサービスのMegaupload、米司法省の捜査により停止
ハッカー集団AnonymousはMegaupload停止の報復として、司法省やコンテンツ企業に攻撃を仕掛けている。 - 一時閉鎖中のWikipediaに1億6200万人がアクセス
米国の新著作権保護法案に抗議して24時間のブラックアウトを実行したWikipedia英語版に1億6200万人がアクセス。「ユーザーは自由な知識のない世界を想像できるかどうか自問した」 - Twitpicロゴに「ストップ検閲」、レディオヘッドも──米法案に一斉抗議
米国の新著作権保護法案への一斉抗議運動が始まり、Twitpicのロゴには「ストップ検閲」の文字が。レディオヘッドも抗議に賛同している。 - 日々是遊戯:「立てこもり抗議」で話題になった天才クリエイター、今度は自作ゲームのために新型携帯ゲーム機を開発!?
かつて自作ゲームの発売許可を求めて、任天堂への「立てこもり抗議」を行った男性がいたのを覚えていますか? その後男性が、ゲームをリリースするために行ったこととは……。 - 日々是遊戯:ゲーム業界への影響は? 「都条例改正でゲームも規制!」についての誤解と真実
最近ちらほらと耳にする、「都条例改正でゲームも規制!」という声。でもこれって、どこまでホントなんでしょうか? 今回の都条例改正がゲーム業界に与える影響について、個人的にまとめてみました。 - 日々是遊戯過去記事一覧
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
“月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
-
鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
-
「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
-
日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」