ソーラーバッグ「HALOS」を使って「背中で充電する男」になってみた:ナニコレ
ソーラーパネルを搭載し、日光さえあればどこでもスマホや携帯ゲーム機が充電できる「HALOS」。少々お高いのがネックだが、値段分の価値はあるのか?
以前紹介した、ソーラーパネル内蔵バッグ「HALOS」のサンプルが届いたので使ってみた。
詳しいスペックなどについては前回の記事をどうぞ。簡単に言ってしまえば、背面にソーラーパネルが内蔵されていて、背負って歩くだけでスマートフォンや携帯ゲーム機が充電できてしまうというもの。自転車っ子で、なおかつ常にスマホの電池残量にビクビクしている筆者にはまさにピッタリの製品だ。
今回借りたのはメッセンジャーバッグタイプ。実物を手にとってみて、まず驚いたのがその大きさだ。筆者が普段使っているメッセンジャーバッグもわりと大きめだが、HALOSはそれよりもう一回り大きい。試しにいつものバッグを入れてみると、そのまま中にすっぽり入ってしまった。でっか!
中はかなり余裕のある作りで、ポケットも豊富。また背中側にはハンガーが付属しており、スーツも入れて持ち運べる。使い方のイメージとしては、スーツとビジネスバッグを丸ごと放り込んで、通勤時は動きやすい服装で移動、会社に就いたらビジネスモードに着替える――といった感じだろうか。
充電機能については、専用の小型蓄電池も販売されているが、市販のものでももちろん使える。ただし端子形状がマイクロUSB(Bタイプ)とややトリッキーで、商品によっては変換コネクタが必要になるのでご注意を。今回は端子形状がぴったりということもあって、POWEREX-JAPANの「POWER WALKER C5500」を使用した。
モバイルチャージャーを接続すると、すぐにランプが点滅をはじめ、充電が開始された。窓際のように明るい場所なら室内でも十分に充電が可能。端子形状さえ合えば直接スマートフォンや携帯ゲーム機をつなぐこともできるが、基本的には一度モバイルチャージャーに電気を蓄えておいて、そこから各機器を充電するのが推奨されている。
金曜〜月曜と、土日を挟んで3日半ほど使ってみたが、まず、もっとも懸念していた「重さ/大きさ」についてはまったく問題なかった。背負うとぴったりと背中にフィットし、面で重さを支えるため見た目ほどの重さは感じない。強いて言えば、コンビニで他のお客さんとすれ違う時にちょっと気をつかった。
使っていて「よかった!」と思ったのは、なんと言っても外出中にiPhoneの電池残量を気にしなくてよくなった点だ。日曜、買い物ついでに自転車でちょっと遠出してみたのだが、常にコンセントを持ち歩いているような安心感がある。せっかく気持ちよくサイクリングに出かけても、使うたびに減っていくiPhoneのバッテリー残量を見ると、「ああ、そろそろ帰ったほうがいいかな……」などとつい考えてしまうものだ。
ソーラーパネルの分、どうしても普通のバッグよりも値段は張る(今回お借りしたメッセンジャーバッグタイプは3万6540円)。バッグとしての作りは相当にしっかりしており、あとは「どこでもコンセントを持ち歩ける」という部分にそれだけの付加価値を見いだせるかどうかがポイントになってくるだろう。
値段を考えると必ずしも万人にオススメできるアイテムとは言いがたいが、3万円でスマホのバッテリー残量におびえる生活から解放されると思えば……。個人的には、ここまでデカくなくてもいいので、もう1サイズ下で、もうちょっとお求めやすい価格のメッセンジャーバッグをぜひラインアップに加えていただきたいところだ。
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信頼性は99.9999999999997パーセント。だけどいざ使うとなったら……やっぱりちょっと怖いかもしれない。
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