春だ! スポーツバイク初心者は最初に50キロライドへ挑戦してみよう
スポーツバイク初心者が最初に乗り越えるべき「50キロ」走破のコツと持って行くと良いものを解説する。
さて、3月になった。寒い寒い冬とは違い、梅も咲くし、桜も咲いてくる。
徐々に暖かい日が増えてくるのが3月なのだ。いままで冬眠していた、またはローラーで冬ごもりしていたスポーツバイク乗りは、さっさと目覚めて外に出よう。
しかしながら、初心者はそうはいかない。ロードバイクやクロスバイクをある程度乗っている人であれば、「今日は100キロ走ったよ」と言うかもしれないが、それは自転車乗りだから。まだ自転車乗りになりきれていない、脱皮前の初心者からすると「100キロ」なんて異次元の世界なのだ。
そこで、最初に挑戦してほしい距離がある。それは100キロの半分。「50キロ」なのだ。
どうして50キロなのか?
この50キロというのは理由がある。
片道25キロ。スポーツバイクでは、ゆっくり走っても1時間半程度で25キロ走ることができるだろう。したがって、3時間で帰ってくることができる。しかしながら、それだけではつまらないので、休憩や食事時間を入れてゆっくりと5時間程度で遊べるのは50キロなのだ。5時間であれば、午前10時に自宅をスタートしたとしても、午後3時には帰ってくることができるため、夕暮れで暗くなってしまう心配も少ない。
したがって、長距離走行に慣れていない初心者こそ、最初は50キロに挑戦してほしいのだ。
ただし、ただだらだらと25キロ走って帰ってくるというのは、トレーニング好きでもない限りつまらないことだろう。そこで、自宅からおおよそで構わないので25キロあたり(別に20キロでもいい)に、目的地を設定することをオススメする。その目的地に向かってレッツゴー!
ちょっと待って! ルート取りは重要よ!
さて、目的地が決まると、次は走るだけ……ではない。
初心者には走ってほしくない道路がいくつかある。まず幹線道路。自動車が多くあぶない。また、交通量の多い生活道路も危険だ。
それではどこを走ればいいかというと、「サイクリングロード」である。日本では主に川沿いに設置していることの多いサイクリングロードは、初心者にうってつけの走行場所となるのだ。
したがって、目的地はサイクリングロードからあまり離れていない観光スポットが望ましいという結論となる。
なお、「近所にサイクリングロードないよ!」という人は、スポーツバイクを購入した店舗に、走りやすい道や初心者でも行けるような目的地を聞いてみよう。スポーツバイク専門店にはそういった情報が多く集まる。ちなみに、筆者がよく出入りしているプロスポーツショップは、なぜか山(峠)ばっかり勧めてくるのだが……。
初めてのスポーツバイクは何を持っていけばいいの?
場所と走る場所が決まったら、いよいよ出発だ!
走行するにあたって、持って行ってほしいものがある。慣れた人ならばまだしも、慣れないうちは「持って行きすぎかも」と思えるぐらいの重装備でも構わないだろう。それが万が一のトラブル時に必ず役立つのだ。
参考までに筆者がポタリング時に持っているものを紹介しよう。
- 財布
- ケータイ
- 水
- 空気入れ
- 自転車用かぎ
- 軍手
- イヤーウォーマーとネックウォーマー
上記以外に、ロードバイクでのサイクリング時にも持っている「予備チューブ」や「携帯工具」も持っている。
桜が咲く時期になれば、イヤーウォーマーやネックウォーマーは不要かもしれないが、それ以外の装備は必ず持って行こう。特に、大事なのは「水」だ。
まだ汗をかかない時期であっても、自転車に乗っていると確実に体内の水分を消費する。したがって、のどが渇いてなくても1時間に1回程度は水分補給をしよう。さらに、水にはもうひとつの利用方法がある。万が一コケて(落車、立ちごけ)しまった場合に、傷口を洗うことができるのだ。
さらに軍手は、トラブル時に手が汚れないほか、寒くなってしまった時に使える防寒グッズとなる万能アイテムだ。持っておいて損はない。
また当然ながらお金やケータイは必須アイテムだ。
でもやっぱり最初は……
ここまで紹介した内容で、50キロライドは攻略したのも同然だろう。別にレースしているわけではないので、道中に咲いている菜の花や梅などを満喫しつつゆっくりと走ればよい。
しかしながら、本当に初めてのライドでは、経験者と走ること。スポーツバイクならではのルールや、自転車の交通ルール、危険回避など覚えること、教えてもらうことがたくさんある。
50キロをクリアすると、次はいよいよ初心者最大の壁とも言える100キロに挑戦も可能だ。100キロライドについてはまた別の機会に紹介しよう。
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