3万6000人が来場した「埼玉サイクルエキスポ 2015」イベントレポート:自転車はガジェットだ!
2015年3月7日、8日に開催された埼玉サイクルエキスポ2015には2日間で3万6000人が訪れた。その盛り上がりと面白アイテム発見をレポートしてみよう。
サイクリストが冬眠を終え、シーズンに突入する3月。サイクルイベントも同じように3月あたりから一気に増えてくる。
サイクリングイベントやヒルクライムレース、エンデューロ(耐久)レースなど。それら以外に、展示会も開催される。昨年、幕張メッセ(千葉県幕張市)で開催された「サイクルモード インターナショナル2014」レポートをお送りしたが、今回は3月7日、8日にさいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)で行われた「埼玉サイクルエキスポ2015」の様子をお送りしよう。
悪天候ながらも多数の来場者で賑わった会場
イベントが開催された3月7日、8日両日はときおり小雨の降り、風も冷たい残念な気候だった。
しかしながら、来場者は両日ともに1万8000人、2日間合計で3万6000人となっており会場は大変にぎわっていた。その理由としては、駅に直結しているさいたまスーパーアリーナへのアクセスの良さや、入場無料という「ちょっと行ってみようかな」と思わせる仕組みが出来上がっていたためだろう。
また、筆者が会場内を歩いて感じたのは、自転車ファン以外に家族連れや、これからスポーツバイクを始めてみようかなという人が多く目立っていた。
ちなみに、日本最大級の自転車展示会と言われている「サイクルモードインターナショナル2014」への来場者は、イベントが開催された3日間合計で約3万1000人。入場料の有無こそあるものの、来場者ベースでは「埼玉サイクルエキスポ2015」のほうが多い結果となった。それも、アクセスの良さや入場無料という要因が結果に結びついているのだろう。
有名メーカーによる試乗やパネルディスカッションによるイベントなど盛りだくさん
会場には、「COLNAGO(イタリア)」「Bianchi(イタリア)」「TREK(アメリカ)」「ANCHOR(日本)」「SCOTT(スイス)」といった有名ブランド以外にも、大手スーパーイオンの「Momentum」や埼玉県に本拠を置くホダカの「KhodaaBloom」といった、多種多様な試乗車が用意された。
また、スポーツバイク以外にも小径車や折りたたみ自転車、シティサイクル、子供乗せ軽快車といった実用車も多数あり、これらの試乗を求める人で列ができたほどだ。
事実、試乗を行った人は2日間で延べ約2万2700人となった。
小雨の降るなか、自転車の試乗で笑顔になりながらさっそうと走って行く様を見て取ることができた。
また、パネルディスカッションも多く開催され、こちらもスポーツバイクに特化することなく、親子で楽しむ自転車などの紹介が行われた。
筆者が気になったのは、埼玉県の枝道・裏道を紹介するコーナーと、ペダリングワークショップの2つ。枝道・裏道については別の機会に紹介しよう。
安く面白いものが購入できる物販が人気
埼玉サイクルエキスポ2015で特徴的だったのは、物販が盛んだったことだ。
そのどれもが通常に購入するよりも安く、普段は4000円近い価格で販売されているサイクルグローブが2000円で販売されていたほか、サイクルウェアが2500円、自転車にスマホを固定するiPhoneケースがなんと100円で販売されているブースもあった。
また、SNS上に投稿された内容によると、会場内にてロードバイクのフレームを購入した猛者もいたようだ。
会場内では、さまざまなブースで掘り出し物が販売されていたため、バザーのようにそれを眺めている来場者も多く見られた。
Facebook「いいね」でプレゼントも多数
さらに会場で多く目立っていたのは、Facebookで出展企業ページに「いいね!」をすることで、販促品をプレゼントするという試みだ。
「いいね!」をすることで、Facebookページの更新がユーザーに分かるようになる。その仕組みを利用し、周知と販促に利用しようというもの。
筆者も会場をめぐる中で、洗剤やサコッシュ(自転車に調度よい肩掛けバッグ)などを受け取ることができ、「せっかくだから会場を一回りしてみよう」という来場者もさまざまなプレゼントを手にしてホクホクだったことだろう。
筆者が取材をしていく中で、多く聞かれたのは「満足だった」「楽しかった」という肯定的な意見だ。
健康に良いスポーツとして、スポーツバイクが注目されている中、こういったイベントは今まで以上に注目されていくことだろう。
その中で、いかに足を運びやすいか、会場内で買い物やイベントを楽しめるかがポイントとなる。そういった意味で、埼玉サイクルエキスポ2015は大成功だったのではないだろうか。
このようなイベントはもっと各地で行われても良いはずで、自転車に対する知識向上にもつながるため、ぜひとも近くで似たようなイベントが開催される際は足を運んでみよう。
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