田舎でIngressを楽しむ方法は「走るためにゲームする」だった!自転車はガジェットだ!

田舎でIngressをするとポータルも少なく、なかなかレベルも上がりにくいもの。しかしそれを逆手に取る新しい遊び方があったのだ!

» 2015年07月07日 06時00分 公開
[布施繁樹ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 先日、友人がIngressを始めたけれども、すぐに辞めてしまったと聞いた。

 理由は「田舎ではポータルが少なすぎてレベルが上がりにくい、効率が良くない」という内容だった。それもそのはず、都内などの都心部であればポータルだらけとなり、ちょっと歩くだけでイベントとなる。とても楽しい。

 しかし、田舎はどうだろう。次のポータルまで1km以上はザラ、遠くのものでは、2km、3km、さらには「近くにポータルはありません」状態となる。こんな中、徒歩でIngressをするのは正直ムリだ。

 かといって、車で回っていては、健康的でもないし、本当にただの作業となってしまう。そこで提案するのが「自転車」というのが以前書いた以下の記事。

そもそも田舎では「ゲームするために自転車乗るべからず」

 正直、ゲームの効率を考えると、「都市部で遊びましょう、以上、終わり」という身も蓋もない返答になってしまう。ポータルの密集度や、次のポータルへ行く手間を考えると、当然の返答なのだ。しかし、「田舎では遊べません」かというとそうではない。「田舎ならでは」の遊び方だってできるのだ。

 そもそも、「ゲームをするために自転車に乗る」という前提を忘れてしまおう。「自転車に乗るためにゲームをする」これがポイント。Ingressをスタンプラリーのように使って、道中は今まで通ったことのない道を探検する。これこそ正しい遊び方だと思っている。

ということで登場したIngress号ではなく、愛車のクロスバイク
Ingressしつつ観光名所も回ってみるが実は自宅の近所だったりする

Ingressが導いてくれる「知らない道」

 この遊び方のポイントは、「Ingressのレベルもアイテムもあまり関係ないこと」にある。そして大事なルール。「知らない道をあえて走る」。これだ。ポータルの場所を知っていても、その道を走らない、できるだけ裏道や枝道、生活道路をゆっくりと走って目的地を目指す。するとどうだろう、今まで見知った場所が、新鮮なサイクリングに変貌するのだ(少し言い過ぎ)。

 しかし、ただ知らない道を走るのは、抵抗がある。そこで役立つのがIngressのポータルというワケ。Ingressアプリを起動すると、最寄りのポータルまでの距離と方角のみ分かる。都市部とは違い、自分の周辺にポータルが見えていることは多くないため、おおまかな距離と方角だけで推測しつつポータルを目指すのだ。これがまた楽しく、気分はアドベンチャーである。

昼間はスマホの画面が撮影しても映らないのが悲しい…(一応Ingress起動中)
このように知らない道を適当に走るのがポイント。多くの発見を楽しめる(※注:停車中です)

 なお、注意したいのはスマホを注視しながら走らないこと。禁止行為なのもそうだが、そもそも危ない。それともうひとつ。ナビ機能を使わないでポータルを探してみよう。自転車でも、当然ながらナビ機能を利用した方が効率よく目的地に到着できる。しかし、この遊び方は「道中を楽しむ、発見する」がメインだからだ。したがって、「迷うのも楽しみ」として、景色と勘だけで目的地を目指してみよう。

 当然ながら、目的地に近づいたらIngressして、ハックなりアイテム回収するべきである。両方楽しんでこそ、田舎での楽しみ方だと思っている。

ポータルとして発見した場所は鳥居がたくさんある謎の神社だった!こういうのが超楽しい!

 普段から知っている道だけをサイクリングしている場合は、こういった遊び方もあるので、ぜひ挑戦してみよう。ちなみに、田舎でなく都会であっても、もちろん同様の遊び方は可能だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/17/news105.jpg 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  2. /nl/articles/2410/17/news048.jpg 「その手があったか!」 ほぼ卵焼きだけの弁当?→“まさかのサプライズ”が800万再生 「天才すぎて泣いた」
  3. /nl/articles/2410/15/news079.jpg 「ボットン便所を簡易水洗にしたい」→「どれどれ……」 建設会社スタッフが驚がくした“歴史的遺物”に大反響 「相当貴重なもの」
  4. /nl/articles/2410/17/news023.jpg 「かわいいってこういうこと」 生後1カ月の子猫が暖をとる場所は……幸せしかない姿に「この角度から見るのが最幸」
  5. /nl/articles/2410/17/news022.jpg 「嘘だろおい……」 ペットのイグアナが産卵→食べてみた “衝撃の食リポ”が1700万表示 「驚愕してる」「勇気に脱帽」
  6. /nl/articles/2410/17/news032.jpg 目からウロコの“クリップ活用法”5選! まねしたくなるアイデアに「え、天才」「こんなに便利になるとは……」
  7. /nl/articles/2410/17/news040.jpg 「なんじゃこれ!」 JA全農が教える「さつまいものメープルバター」がおいしそう 簡単レシピで「とってもおいしい!」「これヤヴァイ」
  8. /nl/articles/2410/17/news056.jpg “本物のシンデレラ”にガラスの靴を見せるはずが…… まさかの珍事が428万再生「おもろい」「7回くらいリピートした」
  9. /nl/articles/2410/16/news017.jpg 目を付けていた“川のスポット”にワナを仕掛けたら…… 大量にとれた”生き物”に「俺も捕まえてみたいです!」「おめでとう!!!!」
  10. /nl/articles/2410/16/news020.jpg 「で、で、で…でっっっっっか!」 日本最大級のクモ「オオジョロウグモ」を手と比べてみると…… 大迫力のビッグサイズに「軍曹さんより大きいですね」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  2. 東京駅で“あるはずのない落とし物”が見つかり話題に 深まる謎に「未使用なのか」「すげぇ」「意味が分からない」
  3. 「太ももの筋肉が段違い」 “すさまじい完成度”の春麗のコスプレに「ご本人ですか?」と21万いいねの反響
  4. 「数やば」 ハードオフで目撃した“まさかの光景”が124万表示 「初めてみた」「いってみたい」
  5. 授業参観のたびに「かっこいい」と言われた父が10年後…… 「時間止まってる?」驚愕の姿が1100万再生 大バズリしたモデルに話を聞いた
  6. フリーアナウンサー、13歳娘が“超難関国家資格”に合格したことを報告 「ひー! すごすぎます」「おめでとうございます」
  7. 人気日本人TikToker、タイ滞在中に交通事故で意識不明の重体 「サトミを信じてる」家族と友人が詳細や現状を報告
  8. 「諦めてて草」 マクドナルドが「大切なお知らせ」投稿→“あまりの内容”に騒然…… そして予想外の展開に
  9. 元“顔ぽっちゃり”のグラドル、ダイエットは「1番の整形」! 衝撃の“別人級ビフォーアフター”で遂げた「ミラクル変身」
  10. 天皇皇后両陛下、“195センチのタレント”とのショットに注目 そのインパクトに「遠近感バグった」「デカすぎて……」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声