田舎でIngressを楽しむ方法は「走るためにゲームする」だった!:自転車はガジェットだ!
田舎でIngressをするとポータルも少なく、なかなかレベルも上がりにくいもの。しかしそれを逆手に取る新しい遊び方があったのだ!
先日、友人がIngressを始めたけれども、すぐに辞めてしまったと聞いた。
理由は「田舎ではポータルが少なすぎてレベルが上がりにくい、効率が良くない」という内容だった。それもそのはず、都内などの都心部であればポータルだらけとなり、ちょっと歩くだけでイベントとなる。とても楽しい。
しかし、田舎はどうだろう。次のポータルまで1km以上はザラ、遠くのものでは、2km、3km、さらには「近くにポータルはありません」状態となる。こんな中、徒歩でIngressをするのは正直ムリだ。
かといって、車で回っていては、健康的でもないし、本当にただの作業となってしまう。そこで提案するのが「自転車」というのが以前書いた以下の記事。
そもそも田舎では「ゲームするために自転車乗るべからず」
正直、ゲームの効率を考えると、「都市部で遊びましょう、以上、終わり」という身も蓋もない返答になってしまう。ポータルの密集度や、次のポータルへ行く手間を考えると、当然の返答なのだ。しかし、「田舎では遊べません」かというとそうではない。「田舎ならでは」の遊び方だってできるのだ。
そもそも、「ゲームをするために自転車に乗る」という前提を忘れてしまおう。「自転車に乗るためにゲームをする」これがポイント。Ingressをスタンプラリーのように使って、道中は今まで通ったことのない道を探検する。これこそ正しい遊び方だと思っている。
Ingressが導いてくれる「知らない道」
この遊び方のポイントは、「Ingressのレベルもアイテムもあまり関係ないこと」にある。そして大事なルール。「知らない道をあえて走る」。これだ。ポータルの場所を知っていても、その道を走らない、できるだけ裏道や枝道、生活道路をゆっくりと走って目的地を目指す。するとどうだろう、今まで見知った場所が、新鮮なサイクリングに変貌するのだ(少し言い過ぎ)。
しかし、ただ知らない道を走るのは、抵抗がある。そこで役立つのがIngressのポータルというワケ。Ingressアプリを起動すると、最寄りのポータルまでの距離と方角のみ分かる。都市部とは違い、自分の周辺にポータルが見えていることは多くないため、おおまかな距離と方角だけで推測しつつポータルを目指すのだ。これがまた楽しく、気分はアドベンチャーである。
なお、注意したいのはスマホを注視しながら走らないこと。禁止行為なのもそうだが、そもそも危ない。それともうひとつ。ナビ機能を使わないでポータルを探してみよう。自転車でも、当然ながらナビ機能を利用した方が効率よく目的地に到着できる。しかし、この遊び方は「道中を楽しむ、発見する」がメインだからだ。したがって、「迷うのも楽しみ」として、景色と勘だけで目的地を目指してみよう。
当然ながら、目的地に近づいたらIngressして、ハックなりアイテム回収するべきである。両方楽しんでこそ、田舎での楽しみ方だと思っている。
普段から知っている道だけをサイクリングしている場合は、こういった遊び方もあるので、ぜひ挑戦してみよう。ちなみに、田舎でなく都会であっても、もちろん同様の遊び方は可能だ。
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